CB90JX レストア作業2
エアクリーナ
とりあえず、エンジンが掛かるかどうかを試してみたかったので、ボロボロのゴムを
替えずにエアクリーナを付けてみることにした。エレメントは、多分ホンダから
出てこないだろうから、いつものように NSR250 のエレメントを加工することにした。
何故、 NST250 のものかというと、適度に安くて長さがあるため。でも、この
CB90JX は外周が結構あるため、2枚切り抜いて、組み合わせてみないと駄目かな、
と思ったのだけど、なんとかなった。
この切り抜いたエレメントを巻きつけて、針金で留めて完成。
実は、バイク用品屋で気になるエレメントがあった。それは APE のエレメント。
環状になっていて、外周が少し短く、幅も大きいけど、ひょっとしたらうまく
装着できるかもしれない。外周が短いのが気になって買わなかった。でも、試して
見る価値がありそう。
エンジン
エアクリーナを装着して、キャブレタにガソリンを流し込んだ。
キーを ON にして、キック。キック、キック、キック。駄目。プラグを抜いて、
火花が飛んでいるか見たが、駄目。火花が飛んでいない様子。なんだか、配線を
かなりいじった跡があったので、どこかに原因がるのでしょう。それに、昨日の
作業の謎の部品、かなり腐食していたし。今日はテスターを持っていなかったので、
エンジン周りの作業は終了。
ガソリンタンク
「花咲かG」と熱湯を投入後3日経った。その前に、ガソリンタンクの状態は、
古いガソリンが残っていて、かなり酷い錆が出ていた状態だった。振ると、シャリ
シャリと、シャーベット状態の錆がはがれるぐらい。ガソリンを抜いて、洗剤を
投入して洗って、錆び取り剤「花咲かG」を投入したのである。で、その3日
経ったガソリンタンクの中を排出してみた。
とてつもない色の液体が出てきた。何なんでしょうね、この色は。ガソリンタンクの
中の状態を覗いてみた。
だいぶ良くなっているが、まだまだ錆が残っている。で、今回はサンポールを
買ってきた。
というのは、間違いで、サンポールの隣にあったトイレクリーナーを買ってきた。
これの方が50円安かった。中の塩酸の濃度は 9.5% と同じ。界面活性剤の種類が
異なるようである。
しかし、悩んだ末に、また「花咲かG」を投入することにした。トイレクリーナーを
投入して貴重なガソリンタンクに穴を開けてしまうと、「花咲かG」の5000円よりも
高くなってしまうため。でも、高いよなぁ…。
ということで、「花咲かG」投入して、2日ほど待つことにした。
|