GA50 燃料コック整備
燃料コック整備
燃料コック、燃料漏れが激しくなったので、整備することにした。実はタンクの
錆び取りのときに軽く整備をしたのだけど、リザーブの穴がゴミで詰まっている
ようで、ずっとそのままにしておいた。このゴミと燃料漏れをなんとかする。
じわじわと燃料が漏れていたようで、コックの下のエンジンは塗装が剥がれて
見た目が酷い状態になってしまった。
まずは、ガソリンタンクの中のガソリンを抜いた。思ったよりも量が入っていた。
リザーブの量は結構あるみたい。
燃料コックを外して状態を見てみた。中も外も結構汚れている。それと、リザーブ
用の穴は詰まっているようである。
ガソリンタンク側も汚れが酷い。この汚れを取ってみたら、だいぶ金属の腐食も
しているようであった。
キャブクリーナとブローガンを使って穴のゴミを落とす。リザーブのゴミは結構
頑固で、ブローガンで何度か吹いて、やっとスポッと大きな塊が出てきた。どうやら
腐ったガソリンのようであった。このゴムの部分もだいぶ傷んでいる。
下部が開くようなので、明けてみた。ストレーナとゴミ溜まりのようだったが、
酷い状態だった。ガソリンタンク側にも網がついているし、ここにもストレーナが
ついているので、燃料フィルタは不要だったかもしれないなぁ。
あまり綺麗になったようには見えないけど、掃除したあと。ここのゴムのパッキンは
痛んで無いようなので、まだ使えそう。
切り替え部分のゴムも新品に…、するわけも無く、裏表を逆にして取り付ける裏技で
ごまかすことにした。
一通り綺麗にして、組みつけてみた。ガソリンを入れてみたけど、漏れは無い様子。
しばらく様子を見てみることにした。
それにしても、中に入っていたゴミは結構な量だった。こんなことなら、もっと
早く掃除しておくべきだったかも。
フォークの状態
フロントフォーク、かなり抜けた状態。体重の半分を掛ければ底付きする位に
なっている。見るとオイルが漏れた跡がある。オイルが全部漏れたのでしょう。
オーバーホールするにしても、オイルシールが部品で取れるか心配である。
チェーンカバーの装着
チェーンカバーをずっと外した状態だった。すっかり忘れていたのを思い出して、
装着することにした。
オリジナルは銀色だったのだけど、錆を落として銀色のスプレーで塗ったのだけど、
うまく色が出なかったので黒色にした。
黒色でも結構良いかもしれない。
試走&トラブル
久しぶりに走ってみることにした。エンジンは一発で掛かるようになって、始動は
調子が良くなった。
しばらく走って、給油してみたのだけど、腰下のノイズが大きい気がした。気に
なってギアオイルのゲージを見てみたら…。見事に乳化していた。とりあえず、
オイル交換を2回しておいた。
多分、去年の水没したときの水だと思うので、半年以上腰下に水が入っていた
ことになる。開けてみないとわからないが、錆も出ている可能性がある。今の
ところ音が大きい以外に問題は出ていないが、この先不具合が出るかもしれない
な…。
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