ST250 Etype S カスタマイズ 諸元
購入時
ST250 Etype S カスタマイズ(以下 ST250ES)を購入すると、諸元表の紙が付いて
くる。この内容は、以下のようなもの。
申請車機種名(通称名) スズキST250 Sカスタマイズ
諸元表(変更箇所)
諸元値
| スズキ BA-NJ4AA(ベース車両) | ST250 Sカスタマイズ(スズキ二輪製造車両)
| 車両重量(kg) | 143 | 145
| 車両総重量(kg) | 253 | 255
| 車両長さ | 2070 | 2115
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乗車装置
騒音防止装置
消音器:型式 | 26G0 | (株)キジマ製
| 消音器:個数 | 1 | 1
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灯火装置
番号灯:型式 | 35710-26G00 | (株)キジマ製
| 番号灯:個数及び性能 | 1 5W | 1 5W
| 尾灯:形式 | 35710-26G00 | (株)キジマ製
| 尾灯:個数及び性能 | 1 5W 88cm3(制動灯と兼用) | 1 5W 29cm3(制動灯と兼用)
| 制動灯:型式 | 35710-26G00 | (株)キジマ製
| 制動灯:個数及び性能 | 1 21W 88cm3(尾灯と兼用) | 1 21W 29cm3(尾灯と兼用)
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性能
騒音の大きさ:近接排気(db) /原動機回転速度(rpm) | 88/3750 | 89/3750
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ベース車両製造番号 BA-NJ4AA 101371〜101549 101610〜101760 (330台製造)
ベース車両製造期間 2004年3月3日〜4日、8日〜11日
(ベース車両)スズキ BA-NJ4AA
通称名 ST250
形式認定番号 II-266
国自審1013号(15.11.6)
と書かれている。そして、最後にスズキ二輪の印が押してある。その部分は、
以下のもの。
東京都葛飾区四つ木5丁目23番17号
株式会社 スズキ二輪
代表取締役 中村良雄
である。
誤記
上記の表中、形式と型式を混同して使用している。これは、私の転記ミスでは
なく、元々そう書かれていた。
座席:形式
消音器:型式
番号等:型式
尾灯:形式
制動灯:型式
表記からして、座席の形式はあっているかもしれないが、尾灯の形式はあきらかに
誤記であろう。
フレーム番号
S カスタマイズとしてのフレーム番号が明記されている。私の ST250ES のフレーム
番号は 1014xx であった。この車体の誕生日は3月3日か4日になるようである。
そして、明記されているということは、部品を集めて後付で S カスタマイズに
したり、逆に S カスタマイズ車両をノーマルにしても、フレーム番号でそれが
元々と異なっていることがわかるのである。中古で購入したときは、この番号で
確認できる。
製造数
wikipedia 等には、S カスタマイズは200台限定で販売されたとある。しかし、
この書類を見る限り、330台製造されたことになる。これは、展示車両等として、
販売しなかった分を考えとしても、大きすぎる数なので、どちらかが間違って
いるのでしょう。調べた限り200台限定という根拠が確認できなかったので、
実際のところは330台ではないのか、と私は考えている。
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