ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2008年12月6日

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ST250 Etype S カスタマイズ フォークオイルの交換 (10470km)

ハンドルのセンター
事故の影響でハンドルのセンターが出ていない。フロントフェンダーが曲がって いるだけの可能性もあるが、フロント周りを組み直すことにした。フォークを 取り外すので、ついでフォークオイルの交換も行った。ST250 の片側フォーク オイルの量は 411ml で、その前に行ったアドレス110 は 81ml、足して2本分で 984ml と1リットル缶のフォークオイルが不安なく使える量だったというのも ある。

準備
とりあえずフォークトップのキャップを外してみた。いきなり駄目そうな感じの 六角形の穴が。 フォークのトップ
測ってみたら 17mm だった。17mm のヘキサゴンレンチなんて手元の工具を確認 するまでもなく、持っていない。工具を買わないと駄目なようである。仕方なく ホームセンターに行くが、1500円ぐらいする。高いので、ここは高ナットで代用 することにした。そして、作業開始しようとしたら。 フロントアクスルシャフト
アクスルシャフトもヘキサゴンレンチが必要で、手元にある最大の 10mm よりも 大きい。ここは 12mm のヘキサゴンレンチが必要なようである。仕方なく、また 買い物に。結局、以下の2つを買ってきた。 買ってきたもの
KTC の 12mm のヘキサゴンがなかったので、KOKEN のものを買ってきた。660円。 それと、17mm の高ナット、こっちは84円。

作業
まずは、固そうなネジは軽く緩めておく。フォークトップ、フォークを留めている ネジ、フロントアクスルシャフト、ブレーキキャリパーを固定しているナットを 緩めた。そして、センタースタンドがないので、駐輪場の屋根から吊ることに した。タイダウンベルトのフックを引っ掛ける場所は、三又の下に。フレームで 掛ける場所がここしか見つからなかったため。後から考えると、ガソリンタンクを 外してタンク下のフレームに通す方が良かったかも。フックは掛からないけど。 フック
泥よけが邪魔だったので、外す。どうせ交換するものだし。しかし泥よけを留めて いるネジが回しにくい。フレームにネジ留めされているのだけど、タンクが邪魔で 面倒でならない。やっぱりタンクを外した方が良かったようである。 泥よけ固定ネジ
さらにフロントフェンダーを外す。ここでやっとタイダウンベルトを締めていき、 軽く前輪が浮いたら、前輪を取り外す。ブレーキキャリパーがぶら下がるので、 ヒモで吊っておく。 前輪を外したところ
フロントフォークを留めているネジを緩めて、フォークを抜き取る。さらにフォーク ブーツを取り外した。フォークブーツのおかげで中は綺麗そのもの。 取り外したフロントフォーク
フォークのトップを 17mm の高ナットとレンチを使って取り外し、オイルを抜く。 汚れていたけど、元々は赤色だったのだろうな、とわかるぐらいの汚れ。直前に 行ったアドレス110 のフォークオイルに比べれば綺麗と思えるぐらい。 フォークオイル
スプリングを取り出して長さを計ってみる。345mm ぐらいあったので、余裕で まだまだ使えそうである。写真上が ST250 のスプリング、下がアドレス110 の スプリング。ST250 は巻きが密になっている方が下、アドレス110 は密になって いる方が上。理由は良くわからないけど。 スプリング
新しいオイルを適当に入れて、インナーチューブを延び縮みさせ、しばらく気泡が なくなるのを待つ。その間に、メータワイヤの給脂をしたりして。15分後ぐらいに プラスチックで即席に作ったゲージを元に、量の調整。そして、蓋して取り付け。 S カスタマイズで三又にフックを掛けると、ベルトがヘッドライトステーカバーに 干渉してフォークを入れにくい。 ステーカバーに干渉
高さを左右合わせて、全体的に仮締め。車体がぶら下がっているので、本締め するほど力を入れられない。仮締めしたら、ベルトを緩めて車体を下ろし、タイヤが ハンドルに対して曲がっていないか確認して、本締め。

フロントブレーキ
ついでにフロントブレーキのブレーキフルードを交換しようと計画していたが、 思ったよりも綺麗だったので、交換はせずにパッド周りを掃除するだけにした。

交換して
交換して少し走ってみたが、劇的に変わった感じはしなかった。が、ハンドルの センターが出たので、走っているときの違和感(気分的なものかもしれないけど)が なくなった。これだけでも大きい。

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