ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2009年1月11日

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Gladiator を見てきた2

続き
昨日の続きで、今日は YAMAHA Gladiator の話を中心に。 GladiatorGladiator 照明がそんなに明るくないのと、手を伸ばしたりして撮影しているため、写真が ぶれていたりしているが、気にしないでもらいたい。
Gladiator
密かに気になっていたアンダーカウルを見てみた。想像よりも良い感じである。 値段が安かったら、私の YBR125SP につけてしまおうか、ぐらいの勢いである。 似合わないと思うけど。 アンダーカウルアンダーカウル 可倒式ペダルを見てみた。出来る限りで、取り付け方法を見てみたが、アンダー カウルが邪魔で良く見えなかった。せっかく来たのだけど、YBR125 に付けられる かどうか、わからなかった。 右ステップ右ステップ Gladiator のエンジンで気になることがあった。それは、ドレーンボルトの位置。 The Federation of Motor Sports Clubs of India(FMSCI) というところのページで、 Gladiator の詳細データを得られる。 FMSCI - Homologation/TDF http://www.fmsci.in/rallyingbasics.htm ここのエンジンの写真では、ドレーンボルトがエンジン下部にあるのである。 そして、中国製 YBR125 のドレーンの場所は、何も無いように見える。これを 確認してみたら、やはりドレーンボルトは下部にあり、シフトペダル横にある ドレーン穴は埋められていた。その場で中国製・ブラジル製のエンジンと比較を してみたが、Gladiator だけがこの位置にあった。 エンジン右側エンジン右側 Gladiator SS のフロント周り。フロントフォーク、ブレーキキャリパーまで、 黒色塗装されている。タイヤには、MRF と書いてあった。MRF はインドのタイヤ メーカーのようである。 Gladiator SS のフロント周りGladiator SS のフロント周り Gladiator のタイヤには DUNLOP ZEBRA-Y と書いてあった。聞いたことがない。 インドでのみ販売しているモデルなのかもしれない。 Gladiator のタイヤGladiator のタイヤ キャブレターを見たら、MIKUNI の刻印があった。さらに、負圧式。ブラジルの 2009年型 YBR125 と同じ形である。 YBR 125 Factor 2009 http://www.motoesporte.com.br/modelo2009/yamaha%20ybr125%20factor.htm MIKUNI のものではないと思っていたので少し驚いた。上述の FMSCI の資料や 他のページを見ると、UCAL 製と書いてあるからである。ちょっと調べたのだけど、 多分、UCAL とミクニの合弁企業が作っているのだと思う。 キャブレタキャブレタ 2台とも、車体左側にサリーガードが着いていた。やはりこれは標準装備なの だろうか。 車体左側車体左側 フロントマスクの比較をしてみることにした。こちらが Gladiator SS 。中央に インテークがある。 Gladiator SS のフロントマスクGladiator SS のフロントマスク こちらが Gladiator のフロントマスク。中央の風防のような部分だけ異なるようで ある。 Gladiator のフロントマスクGladiator のフロントマスク 手を伸ばして撮ったメータ周り。こちらは Gladiator SS で、右側のメータが タコメータになっている。燃料計は上側についており、左右のメータ下部に、 ウィンカーやハイビーム等のインジケータがある。 Gladiator SS のメータGladiator SS のメータ Gladiator は右側が燃料計。ウィンカーのインジケータは上部についている。 Gladiator のメータGladiator のメータ ハンドル周り。Gladiator SS のハンドルは、ハンドルポスト部分で少し高さを かさ上げしており、ハンドルで高さを上げるのを少なくしている。バーエンドは エンドキャップが付けられている。 Gladiator SS ハンドルGladiator SS ハンドル Gladiator の方は、ハンドルで高さを上げており、バーエンドはグリップで隠して いる。 Gladiator ハンドルGladiator ハンドル どちらもチョークレバーがハンドル左側に付いている。右側には、キルスイッチが 付いているため、ライトスイッチも左側に付けられている。左手でクラッチ、 チョーク、ホーン、ウィンカー、ライトスイッチ、ハイ・ロービーム切り替えを 行うことになる。 チョークレバーチョークレバー タンク前部の飾り。見てみたけど、中には何も入って無さそうである。 タンク前部タンク前部
伺ったこと等
コミュニケーションプラザで、広報の方に少しお話を伺った。ざっくりと。 ・中の展示物(特に海外製のもの)は結構頻繁に入れ替えを行う ・バイクは広報が違う部署から借りているもの ・日本ヤマハは、海外製のバイクもテストのため購入して所有している ・エンジンはカムを変えただけでも新設計と発表することがある コミュニケーションプラザの2階資料室で、少し調べた。 ・インド製 YBX125 は1999年に発売 ・ブラジル製 YBR125 は2000年4月に発売 資料室には思ったよりも情報がなかったのが残念だった。
入手
さて、インド製 Gladiator なのだが、個人輸入しなくても入手できる。磐田に 販売している店があるのである。今から思えば、コミュニケーションプラザに 行ったついでにこの店に行けば良かったと思っている。販売しているお店の名前は ガレージ エムユーモトスというところ。 ガレージ エムユーモトス Gladiator 125 http://www.muworld.jp/product/stoff/0001.html 販売価格は 297150円である。個人輸入することを考えれば妥当な値段でしょう。

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