Dealer Expo 2009 仕様
Powersports Dealer Expo
2009年2月13日から16日まで、インディアナポリスで Powersports Dealer Expo
というのが行われた。主に二輪車や、ATV などが中心のイベントのようである。
http://www.dealerexpo.com/
ここでの SUZUKI ブースに ST250 の海外向けである TU250X が展示されていて、
少し変わった仕様だったようなので、調べてみた。
TU250X との違い
webBikeWorld のページにこの TU250X のレポートがあった。
http://www.webbikeworld.com/motorcycles/suzuki-tu250/
ノーマルの TU250X との違いは、以下の点。
・フォークブーツ
・バックミラー
・スクリーン
・フロントフェンダー
・シート
気になったのは、シートである。パッと見ると、ダブルシートのように見える
シートだが、良く見るとセパレートタイプなのである。スクリーンは汎用品が
使えるかもしれないが、シートはそうはいかない。見たことがないものなので、
ワンオフで作ったものか、純正オプションで発売される予定もの、もしくは、
近々どこかから発売されるもの、という予想ができる。個人的な希望としては、
純正オプションで出して欲しい。
スクリーンを良く見ると、シールに SUZUKI という文字のようなものが見える。
調べてみると、これは GZ250 の純正オプションのようである。
GZ250 Windshield
取り付け金具が違うかもしれないが、形状は同じように見える。このオプションの
部品番号 99000-9900A-22T で検索すると、国内でも販売していることがわかる。
http://www1.suzuki.co.jp/motor/accessory/maraud_w/accessories.html
値段は19950円。GIVI のもの等と比べると、少々高い気がするが、選択肢として
候補に入れられるだけでも価値があると思う。
TU250 と TU250X
Dealer Expo で出品された車体のサイドカバーには TU250X と書かれている。
スズキアメリカのページを見る限り、サイドカバーのシールは TU250 となって
いる。
TU250X 2009
私が記憶している限り、少し前までは公式ページに TU250 の表記があったはず
なのだが、いつの間にか TU250X に統一されてしまった。その影響か、その他の
web での情報では TU250 の表記が圧倒的に多い。
どのような経緯があったのかわからないが、model name を TU250X として統一
したため、Expo 出展車体のサイドカバーを TU250X にしたと思われる。もしくは
次期モデルのサイドカバーという可能性もある。
しばらく、スズキアメリカの TU250X 車体の様子を観察しようと思う。
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