旅行後の大掃除
大掃除
ST250 で2ヶ月ほど旅行をしてきた。走行距離は1万キロほどと、思ったよりも
走らなかったのだけど、だいぶ痛んだり、汚れたりしたので、大掃除をすることに
した。
未舗装路を結構な距離走ったので、フロントホイールのベアリングも用意して、
交換も考えていた。
足りない工具
ドライブスプロケット側のカバーは、頭が 7mm のボルトを使っている。7mm の
ソケットは持っていたのだけど、下側のボルト周りが非常に狭く、ソケットが
入らなかった。シフトペダルを外して、モンキーを掛けてみたけど、ナメそうな
感じだったので、後日工具を買うことにした。それにしても、汚れている。
あとは手持ちの工具でなんとかなりそうである。
分解・掃除
リア周りを取り外した。リアブレーキの残りの確認と、スイングアーム周りの
掃除を行う。
駐輪場の屋根にタイベルトを掛けて、フレームを吊り下げる。ホイールを外して
ブレーキシューの確認。まだ大丈夫そうである。
スイングアームを取り外して、エンジン後部の掃除。チェーンオイルが飛び散って
酷い汚れだったけど、綺麗になった。
外したスイングアームも掃除した。スイングアームは装着状態だと、なかなか手が
入らなくて、落とせない汚れがあるのだけど、外してしまうと楽々。
スプロケットの減り具合を確認してみた。手前に新品を置いて比較してみると、
そんなに減っていないことがわかった。2万キロ走ったけど、まだまだ使えそう。
後日。
7mm の肉薄ソケットを買ってきて、やっとドライブスプロケットのカバー部分を
開けることができた。かなり汚れていたので、パーツクリーナーのスプレーを
半分ぐらい使って、掃除。真ん中のナットは 30mm の大きなもので、ドライブ
スプロケットを交換するときは必要になる。
ガソリンタンク、マフラーを取り外す。マフラーはかなり錆が進行していて、
磨いたけど、取れない錆も多くなった。旅行中は雨の中でも走ったし、屋外に
駐輪していたので、仕方がない。
ガソリンタンクを外したついでに、タペットの調整をした。
旅行前に調整してから1万キロ走ったが、旅行前の調整値と同じ IN:0.06mm と
EX:0.10mm だった。問題ないので、調整はせず蓋をした。
ブレーキパッドの様子
装着していたフロントのブレーキパッドを外してみた。純正は TOKIKO 製だけど、
交換して RK の UA7 を入れてあった。1万キロほど走って、最近少し鳴くように
なってきた。その前の1万キロ走った、純正(写真上)と比較してみた。
表面の溝が半分消えている。そのせいで、鳴くようになったのかもしれない。
それと、ローターを見ると、思ったより減っている。UA7 はローターへの
攻撃性が少ないと書いてあったけど、どうなんだろう。厚みを比較してみた。
写真上が純正。
信号がほとんどない場所を走っていたので、あまり減っていないと思っていたら、
その前の1万キロ走った走った純正と同じぐらい減っている。減りが早いという
説明は合っているようである。そのぶん、効きは良かった。
鳴くのが嫌なので、一時的に1万キロ走った純正のものに入れ替えた。しばらく
走ったら、カーボンロレーヌのものに交換予定。
キャリアを外そうか
後部のパイプフレームは、後ろにシートやキャリアを付けなければ、強度的に
全く関係ないものなので、外してしまおうか、と思った。
外すと、ネジ止めの関係上、フレームとリアフェンダーとの間にスペーサーを
入れなくてはならない。適当なものが手元にある訳がないので、装着することに
した。じゃ、キャリアを外そうか、と外してネジを固定していくと。
Sカスタマイズのネジは、純正のネジと違って、長いネジが使われているようで、
キャリアを付けないと、途中で止まってしまう。前も同じことをして、あきらめた
記憶が蘇ってきた。仕方ない、キャリアを付けるか。
掃除完了でノーマルに
磨けるところは磨いて、組み付けて完了。少しフロントの車高を下げていたのも
戻して、後ろのウィンカーもノーマルの位置にして、近所を一周。
日没が近くなり寒くなったので、買ってあったフロントホイールのベアリングの
交換は、また別の機会にすることに。
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