ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2010年1月30日

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旅行後の大掃除

大掃除
ST250 で2ヶ月ほど旅行をしてきた。走行距離は1万キロほどと、思ったよりも 走らなかったのだけど、だいぶ痛んだり、汚れたりしたので、大掃除をすることに した。 未舗装路を結構な距離走ったので、フロントホイールのベアリングも用意して、 交換も考えていた。

足りない工具
ドライブスプロケット側のカバーは、頭が 7mm のボルトを使っている。7mm の ソケットは持っていたのだけど、下側のボルト周りが非常に狭く、ソケットが 入らなかった。シフトペダルを外して、モンキーを掛けてみたけど、ナメそうな 感じだったので、後日工具を買うことにした。それにしても、汚れている。
ドライブスプロケットカバー
あとは手持ちの工具でなんとかなりそうである。

分解・掃除
リア周りを取り外した。リアブレーキの残りの確認と、スイングアーム周りの 掃除を行う。 リア周り
駐輪場の屋根にタイベルトを掛けて、フレームを吊り下げる。ホイールを外して ブレーキシューの確認。まだ大丈夫そうである。
ブレーキシュー
スイングアームを取り外して、エンジン後部の掃除。チェーンオイルが飛び散って 酷い汚れだったけど、綺麗になった。
エンジン後部
外したスイングアームも掃除した。スイングアームは装着状態だと、なかなか手が 入らなくて、落とせない汚れがあるのだけど、外してしまうと楽々。
外したスイングアーム
スプロケットの減り具合を確認してみた。手前に新品を置いて比較してみると、 そんなに減っていないことがわかった。2万キロ走ったけど、まだまだ使えそう。
ドリブンスプロケット
後日。 7mm の肉薄ソケットを買ってきて、やっとドライブスプロケットのカバー部分を 開けることができた。かなり汚れていたので、パーツクリーナーのスプレーを 半分ぐらい使って、掃除。真ん中のナットは 30mm の大きなもので、ドライブ スプロケットを交換するときは必要になる。
ドライブスプロケット
ガソリンタンク、マフラーを取り外す。マフラーはかなり錆が進行していて、 磨いたけど、取れない錆も多くなった。旅行中は雨の中でも走ったし、屋外に 駐輪していたので、仕方がない。
タンクとマフラーを外した
ガソリンタンクを外したついでに、タペットの調整をした。
タペットの調整
旅行前に調整してから1万キロ走ったが、旅行前の調整値と同じ IN:0.06mm と EX:0.10mm だった。問題ないので、調整はせず蓋をした。

ブレーキパッドの様子
装着していたフロントのブレーキパッドを外してみた。純正は TOKIKO 製だけど、 交換して RK の UA7 を入れてあった。1万キロほど走って、最近少し鳴くように なってきた。その前の1万キロ走った、純正(写真上)と比較してみた。
ブレーキパッド
表面の溝が半分消えている。そのせいで、鳴くようになったのかもしれない。 それと、ローターを見ると、思ったより減っている。UA7 はローターへの 攻撃性が少ないと書いてあったけど、どうなんだろう。厚みを比較してみた。 写真上が純正。
パッドの厚み
信号がほとんどない場所を走っていたので、あまり減っていないと思っていたら、 その前の1万キロ走った走った純正と同じぐらい減っている。減りが早いという 説明は合っているようである。そのぶん、効きは良かった。
鳴くのが嫌なので、一時的に1万キロ走った純正のものに入れ替えた。しばらく 走ったら、カーボンロレーヌのものに交換予定。

キャリアを外そうか
後部のパイプフレームは、後ろにシートやキャリアを付けなければ、強度的に 全く関係ないものなので、外してしまおうか、と思った。
後部フレーム
外すと、ネジ止めの関係上、フレームとリアフェンダーとの間にスペーサーを 入れなくてはならない。適当なものが手元にある訳がないので、装着することに した。じゃ、キャリアを外そうか、と外してネジを固定していくと。
フレーム留めのネジ
Sカスタマイズのネジは、純正のネジと違って、長いネジが使われているようで、 キャリアを付けないと、途中で止まってしまう。前も同じことをして、あきらめた 記憶が蘇ってきた。仕方ない、キャリアを付けるか。

掃除完了でノーマルに
磨けるところは磨いて、組み付けて完了。少しフロントの車高を下げていたのも 戻して、後ろのウィンカーもノーマルの位置にして、近所を一周。
掃除完了
日没が近くなり寒くなったので、買ってあったフロントホイールのベアリングの 交換は、また別の機会にすることに。

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