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2010年2月21日

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FZ6 / XJ6 を考える

もう少し速度が
ST250 で海外を2ヶ月程走ったが、速度的に厳しいものがあった。100km/h で 走れることは走れるのだが、余裕を持って走ることができず、エンジンを長時間 高回転の状態にすることに不安があった。さらに、坂道を登る際は、速度が落ち、 流れに乗ることもできなかった。 日本を走るには、250cc で十分だと思っているが、次に海外を走るには、もう少し 余裕をもって走れる排気量の motorcycle を選びたい。そんなことで、次期海外 ツーリング用の motorcycle をぼちぼち探し始めた。

FZ6 / XJ6
できれば色々な国で販売していて、値段がそんなに高くなく、ツーリングに使える motorcycle を探していて、XJ6 を見つけた。が、同じエンジンを搭載している FZ6 との違いが良くわからなかったので、ちょっと比較してみることにした。
FZ6 S2 EuropeFZ6 S2 Europe
XJ6 EuropeXJ6 Europe
かなり似た雰囲気である。リアとマフラー周り、アンダーカウルの違いがあるが、 同じ名前のバリエーション違いで販売しても良いぐらいである。エンジン特性は、 FZ の方がより高回転まで回り、馬力も高いようである。

その他のバリエーション
FZ6 / XJ6 のカウルのバリエーションがいくつかあったので、比較をしてみた。 スペックに差異があるかもしれないが、同様形状の別名で販売されているものも 併記してみた。括弧内は代表的な販売地域である。
 FZ6XJ6




FZ6 S2 Europe
FZ6 S2(Europe)
FZ6N(Australia)
XJ6 Europe
XJ6(Europe)
XJ6N(Australia)





FZ6 Fazer S2 Europe
FZ6 Fazer S2(Europe)
FZ6(America)
FZ6S(Australia)
XJ6 Diversion Europe
XJ6 Diversion(Europe)
XJ6S(Australia)




XJ6 DiversionF Europe
XJ6 DiversionF(Europe)
FZ6R(America)
フルカウルに至っては、FZ6 と XJ6 とが同じ形状である。さらに、FZ6 Fazer 用の フルカウルキットというオプションがあり、FZ6 Fazer のフレームでフルカウルに することもできる。
FZ6 Fazer S2 Lower Cowling KitFZ6 Fazer S2 カウルオプション
そして、エンジンは違うがスポーツ寄りの YZF-R6 もあり、コンセプト的にかなり 重なっている部分があるのでは、と思ってしまう。
YZF-R6 EuropeYZF-R6
この混沌さは、YBR125 に通じるものがあるな、と思ってしまった。

旅向けとして
FZ6/XJ6 は、多くの国で販売され、そこそこ販売台数もあるので、部品の入手は 大丈夫そうである。自分でエンジンをいじるには、空冷のエンジンの方が助かるの だけど、このぐらいの排気量になると仕方ないかな、と妥協する部分なのかも しれない。 FZ6/XJ6 のバリエーションの中で一体どれが旅に向いているか、と考えてみる。 長時間乗ることを考えると、フロントのスクリーンがあった方が体に当たる風が 減り、疲れが軽減されるのでカウル無しは除外となる。フルカウルは、個人的に 好きなのだが、転倒した際のダメージが大きいので却下となる。とすると、ハーフ カウルの FZ6 Fazer と XJ6 Diversion が残る。 エンジン特性としては、XJ6 の方が低回転で扱い易そうなのだが、マフラーの 位置がどうなのかな、と考えてしまう。工事中などの未舗装路を走行したとき、 石などがマフラーにダイレクトに当たる可能性があるし、ちょっと深い水溜りを 超えるときに、マフラーが完全に浸水してしまう。 その他の点で、荷物の積載性が気になるが、リヤシートを見る限りは、積載量は そんなに変わらないと言うか、荷物の形状に寄るのかなと思う。 値段的に XJ6 Diversion の方が10万円程安いので、今のところ総合的に見ると、 XJ6 Diversion になった。
XJ6 Diversion Europe
まだ買わないし、決まったわけじゃないけど。

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