ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2010年12月28日

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YBR125SP タイヤ交換・整備(7548km)

今年の走行
今年は車体を引っ張り出して、長距離ツーリングに使った。 7月は北海道を走って。 北海道北海道
11月はしまなみ海道を抜けて四国まで行ってきた。 しまなみ海道しまなみ海道
後タイヤの溝が無くなったので交換と、色々と車体の状態を確認することにした。 走っていて気になったことを。 ・雨が降ると、メインキーの入りが渋くなる ・エンジンのかかりが悪い ・クラッチワイヤーの張りが弱い ・ホーンが鳴らないことがあった その辺りも確認して。またすぐに走る予定はないけど。
タイヤの選択
YBR125SP の後輪タイヤサイズは、3.50-16 というサイズ。このサイズはちょっと 特殊なようで、web で国内メーカを探すと IRC の NR-21 しか見つからなかった。 NAPS では現在(2010年12月12日時点)、ダンロップとブリジストンのタイヤが 15% オフで、さらに今日は全品 10% オフの日。例えばいつもが1000円だとしたら、 765円になる。IRC だったら 15% オフがないので900円に。できれば、ダンロップか ブリジストンでサイズがないかと色々と考える。メトリックサイズにすると、 110/90-16 辺りになるようだけど、幅が少しだけ広がるので、多分大丈夫だけど チェーンカバーとのクリアランスが少し心配なのと、若干大きくなって唯でさえ 傾いているサイドスタンドにこれ以上負担をかけるのが嫌な感じ。かと言って、 100/100-16 とか 100/90-16 のリア用なんて無さそう(海外メーカにはある)。 何か良い手が無いかと考えて、ブリジストンの車種別カタログを眺めていたら、 SR125 があって、リヤが 3.50-16 となっている。そこに記されていたタイヤは、 S701 で、カタログ未掲載のパタン、扱いだった。これだ!と思ってパターンが どんなものかわからないけど注文してみた。 せっかく調べたので、3.50-16 リア向けタイヤ一覧を。
maker type F/R WT/TL
BRIDGESTONES701 R WT
IRC NR21 R WT
METZELER BLOCK C F/R 不明
PIRELLI CITY DEMONR WT
MITAS C-01 F/R WT
MITAS H-06 F/R WT
ContinentalK112 F/R WT
HEIDENAU K33 不明WT
KINGS KT-918 F/R WT
海外じゃ WT という表現よりも TT という表現をするみたい。
タイヤの取り外し
4日後、タイヤが届いたようなので、交換することに。 一番上が YBR125SP の後輪。CST のもので、真ん中にあった溝が綺麗に消えて いる。北海道を走ってしまうと、真ん中ばかり減ってしまうので少し損をした ような気分になる。 CST のタイヤCST のタイヤ
何でタイヤが横になっているかと言うと、ついでに ST250 と Address 110 の タイヤも交換するので積載している状態。YBR125SP の後輪、ST250 の前後輪、 Address110 の後輪を交換する予定。 積載状態積載状態
作業場所はこんな感じになっている。ST250 の後輪は駐輪場の屋根から吊って いる。 作業の状態作業の状態
タイヤ交換に時間が掛かったので、装着なんかは翌日に。
スイングアームのチェック
ある人から、中国製のモーターサイクルはスイングアーム部分のグリスが甘い ことが多い、と聞いていたのでチェックすることにした。 スイングアームを外すには、リアのサスペンションを外すか緩めるかしないと 外れない。困ったことに、下側は 16mm 、上側は 22mm のナットで、どうかして いるんじゃないかと思うようなサイズ。どちらも付属工具にはないんじゃない かな(未確認)。下側はラチェットのセットに入っていた 16mm のコマがあった けど、上側の 22mm の方はメガネレンチしかない。メガネを入れるにはサイド ボックスのステーを外す必要がある。外すのはリアのウィンカーが繋がっていて 面倒なので、仕方なくモンキーレンチでごまかす。どちらにしても、ナットを 回すのにシートを外さないと、やり辛い。 シートを外したシートを外した
リアサスペンションを緩めて、下側を外す。そう言えば、岡山あたりで黄砂に 遭ったのでエアクリーナも掃除しないと。 リアサスペンションリアサスペンション
スイングアームのシャフトを抜いた。錆が出ている。ほっといたら抜けなくなる コースだったかもしれないな。新車のときにやった方が良かったかもしれない。 シャフトシャフト
リアサスペンションの下側のピボットにも錆が出ていた。ここはゴムが入るので シリコングリスを塗っておいた。 下側ピボット下側ピボット
スイングアーム下のテンションバー(トルクロッド)接続部分は、オイル切れを おこしているのと、砂がいっぱい詰まっていたのと。ここは地面に近い部分なので 雨のときなどに弱そう。 テンションバーテンションバー
ついでに汚れていたドライブスプロケット周りもパーツクリーナーで綺麗にした。 ドライブスプロケットには、5VL と 14TA の刻印。思ったよりもグラグラだけど、 気にしないことにした。 ドライブスプロケットドライブスプロケット
チェーンはセンタースタンドでとめている状態で調整すると、かなり張り気味に なる。サイドスタンドの状態か、できれば乗車した状態で合わすことを旅中で 感じた。
装着
ついでにプラグの交換も行った。外したプラグ、ちょっと焼けすぎの気がする けど、こんなもんかなぁ。 プラグプラグ
グリスアップして、スイングアームを装着。後輪もアクスルシャフトにたっぷり グリスを塗って装着した。気になるブリジストン S701 のパターンは。 S701S701
ちょっとイマイチかも。それに S701 のこのサイズはメーカー在庫が1本だけ だったらしく、再生産されるか心配なところ。来年になったらタイヤカタログを チェックしてみるつもり。

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