ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2011年6月11日

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TF125 スプロケット交換(972km)

スプロケット選択
ちょっと遠出しようと思ったが、今のままではスピード的にちょっと心配だし、 まだ慣らしの2段階目(500マイルを超えて1000マイルまで)なので、エンジンを 高回転にさせることもできない。手っ取り早くスプロケットを交換することに した。色々計算をしたり、部品の入手を考えて、以下の2点を購入。 スズキ 64511-44A02 53丁 キタコ 530-0077215 15丁 フロントは2丁あげて、リアは2丁下げる。これで計算上は2割速度アップで、 チェーンのコマ数というか軸距の変更は0.2%以下、14丁と54丁の組み合わせの方が 色々と誤差が少なくて良かったのだけど、リア側の54丁は手に入れるのがちょっと 面倒なので、この組み合わせになった。 新しいスプロケット新しいスプロケット
左側のクランクケースのカバーを開けようとして見たら、2月に変えたボルトが 錆びていた。ちょっとグリスを塗って様子をみる。また錆びるようだったら、 別のボルトにするか元のボルトにする予定。 ボルトの錆ボルトの錆
予定があまり無いので、台風の中スプロケットの交換作業をすることになった。
ドライブスプロケット
カバーを開けると、大きなナットが待ち構えていた。部品番号からネジ山部分は M20 みたいなので、30ミリかと思ったけど、モンキのゲージを見ると27ミリか 28ミリみたい。工具箱を探したけど、24mm, 26mm, 32mm のソケットしかない。 どうしたものかな、と考える。 ナットナット
とりあえず、ロックワッシャを起こして、フロントブレーキを入れてモンキで 回してみる。なかなか回らなくて、あきらめかけた頃にやっとナットが回った。 これでスプロケットを外す。 外れる外れる
13丁と15丁を比較してみた。結構大きさが変わる。キタコのものは穴が開いて いるので、重さ的には変わらないぐらいと思われる。スズキ純正品には、何気 なく、スズキのマークが打たれている。昔はネジ1本1本にこのマークが打って あったのだけど、80年代以降はマークが消えていった。スプロケットからこの マークが消える日も来るのだろうか。 新旧比較新旧比較
15丁を入れて、ネジをしめて、再利用したロックワッシャを起こす。穴がある ので、ロックワッシャを起こすのは比較的楽だったけど、元のように綺麗に折り 曲げるのは無理だった。 交換完了交換完了
なんとかドライブ側は完了。
ドリブンスプロケット
ドライブスプロケットの交換は、雨の中駐輪場で右サイドスタンドを立てて作業を していた。ドリブン側は後輪を外すので両側サイドスタンドの下にコンクリート ブロックを入れて作業。 後輪を外して古いマイナスドライバーを使って、ロックワッシャを起こした。 ドリブンスプロケットドリブンスプロケット
ネジを外して、55丁の上に53丁を乗せてみた。そんなに大きさは変わらない感じ だけど、重さは55丁の方が軽そうな気がする。53丁の方が歯周りの部分で幅が あって、重くなっている感じ。 新旧比較新旧比較
ロックワッシャを起こして装着完了。後輪をスイングアームに収めてチェーンを 通すのに少し苦労しながら組み上げた。 装着完了装着完了
交換して試走したいところだけど、この雨なのでそれもできず。来週そのまま 乗っていくことになりそう。
乗ってみて
1号線の流れが早い道路では、非常に走りやすくなった。ただ、5速と6速とが 離れているので、そこだけどちょっと扱い辛い感じもあった。 デイトナ試乗会デイトナ試乗会
純正の丁数で1速を使っていると、どんな坂道でも登っていきそうな力強さを 感じたのだけど、スプロケットを2割スピード寄りにするだけで、その感じが 無くなった。 DFミーティングDFミーティング
スプロケットを変更して、燃費はそんなに変化なく、20~22km/l ぐらい。YBR に 比べると悪い感じだけど、2ストロークなのでこんなものかな。エムユーモトス さんのミニツーリングに途中まで参加したけど、ガス欠を起こして迷惑をかけて しまった。すみませんでした。 エムユーモトスエムユーモトス
お茶畑を抜けて、箱根の山を越えて帰ってきた。やはり登りはかなり引っ張ら ないと登らない。登りのときは、ちょっとスプロケットを高速寄りにし過ぎた かな、と思った。 茶畑茶畑
1000マイルを超えて、エンジンを上まできっちり回せるようになったら、この スプロケットの比が良かったか悪かったかを再考したい。

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