オーストラリアを走りたい2
DL650 V-strom が国内発売
DL650 が国内発売された。
国内版はアンダーガードが付いた仕様となっている。海外版を買ったとしても
国内版があることで部品のほとんどが入手できるようになり、非常に助かる。
価格は 88.2万円。ライバルとなる NC700X は649,950円なので、20万円以上の
開きがある。スズキなので、値引きは期待できるのだろうけど。
NC700X は、最大の欠点である給油口の問題があるので、どうしても選択肢から
外れてしまう。アドレス110では旅行に行く気になるけど、給油口がメットインを
開けないと出てこないアドレスV125では、旅行に行く気がしないのと同じである。
ちょっと DL650 を買ったとして、色々考えてみた。
純正オプション
海外の純正オプションというか、特別仕様車を見てみる。UK では、Tourer と
Grand Tourer と Adventure の3種類が出ている。この中でサイドボックスが
付いているのは、Grand Tourer となる。
国内のオプションと同じで、HEPCO & BECKER 製の右が 30L 、左が 40L のもの。
ついでにトップボックスは 42L となる。
北米仕様だと、UK 仕様とは別の Adventure モデルがある。
サイドボックスは SW-MOTECH 製となり、右が 37L 、左が 45L のもの。見た目も
容量も、SW-MOTECH 製の方が好みかな。
トップボックス
トップボックスを装着する予定なのだが、どれもパッセンジャーシートに人が
座れることを前提としている。ツーリングの行くときは、2人乗りしないし、
荷物もパッセンジャーシートに侵食する形でいつも装着している。思い出して
みる。
2008 ST250 + ゴールドウィン GSM 17703 + サイドバッグ
2009 ST250 + ベランダストッカー + ツールボックス
2010 YBR125SP + TANAX キャンピングシートバッグ
2011 YBR125SP + ゴールドウィン GSM 17703 + トップボックス
2012 TF125 + ゴールドウィン GSM 17703
DL650 を買ったとして、しっかりとした完全防水ケースを装着すると考える。
2人乗りはしないので、パッセンジャーシートを塞ぐ形の長いケースを調べる
ことにする。容量的には GSM 17703 の通常状態の 71L やベランダストッカーの
85L を超えるものを前提として、ペリカンケースが候補にあがった。その中でも
大型な、1660 を選択したとすると、どのぐらいの大きさになるのか合成して
みた。
DL650 + Pelican 1660
Pelican 1660 の外形は 802×584×495mm である。シルエットを見る限り、背が
高すぎるのと、長さも長い感じがする。キャリア装着したとき幅は 570mm なので
その外側にある上開きのサイドケースがギリギリ開かなくなる可能性もある。
ここでサイドケースを装着した場合、左右のバランスが変わることを忘れていた。
DL650 + サイドケース
キャリア装着したときの幅は 570mm だけど、右マフラーのために右にオフセット
している。例えば、この上に 570mm の箱を置いてしまうと、右に寄った形での
装着となってしまう。左右の差は 50mm あるので、幅が 520mm のトップケースじゃ
ないとバランスがおかしくなってしまう。それを踏まえて、ペリカンのケースを
検索してみた。
種類 | 外寸 | 内寸 | 備考
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1660 | 802×584×495mm | 716×499×448mm | はみ出る
| AL2617-1104 | 736×514×430mm | 660×438×375mm | 売ってる店少ない
| 1620 | 630×492×352mm | 543×414×319mm | 容量少ない
| IS2917 | 812×508×406mm | 736×432×355mm | 取っ手多く便利
| iM2975 | 795×518×394mm | 736×457×350mm | 取っ手が三方 | |
左上:1660
右上:AL2617-1104
左下:IS2917
右下:iM2975
ベストと思われるサイズは 700×520×400mm である。これに最も近いサイズが
AL2617-1104 であるが、国内では扱っている店はなく、海外でも値段が出ている
ところが非常に少ない。入手が微妙な状況である。一回り小さいサイズ 1620 だと
単純計算の容量は 71L になってしまう。サイズ的にも、例えば GIVI E55N の
480×590×320mm に近いものになって、ペリカンのケースをあえて買う理由も
なくなってしまう。
残った IS2917 と iM2975 だが、IS2917 は軍用に使われるもので、AL2617-1104
ほどではないが、扱っている店が少ない。逆に、iM2975 はエスコが扱っている
ので、入手は比較的楽である。
1660 や 1620 だと、日本ではハクバが代理店として販売を行っているが、非常に
高い。エスコ扱いだと値段が安くなり、販売価格も個人輸入と同じぐらいの価格に
なるので、狙い目である。
Pelican 1660 → エスコ EA657-166NF
Pelican 1620 → エスコ EA657-162NF
Pelican iM2975 → エスコ EA657S-975
消去法で iM2975 が残ったけど、どうやって固定するのかとか、考えないといけ
ない。
今年の夏、来年の夏
今年の夏に、オーストラリアツーリングを実現しようと思ったが、仕事の関係で
どうも実現できそうにない。そもそも、南半球だから日本の夏じゃなくて冬の
方が良いのだろうけど。1年おきに北海道に行っていて、順番的に来年の夏が
北海道なので、今年の夏は別な場所ということになる。ということで。
2013夏 どこか(既に計画はある)
2014夏 北海道
2014秋以降 オーストラリア
という計画。今年の夏前、もしくは来年の夏前に新機種を購入となるが、既に
駐輪場がいっぱいなので、それまでに何かを処分しなければならない。6台も
あって、部屋の中にまで侵食している状態なので、なんとかしないと。
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