ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2014年1月2日

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サハリンに行ってきた

夏の話だけど
8月の話だが、樺太(サハリン)に行ってきた。日本から言えば、南半分は国境 未確定地域なのだけど、北緯50度線を越えたのでロシアにもちゃんと行った。 道路は未舗装路が多いのだが、急ピッチで舗装工事をしている。 サハリン サハリンを走った 道路は右側通行、舗装してある道でも状態が悪いところが多く、急に穴が開いて いたり、どこを走っても気が抜けない道であった。
ウラル
ロシアと言えばウラル。古いモータサイクルはウラルばかりで、ウラルらしく サイドカーが付いていたけど船は人が乗るためではなく荷物を載せるものになって いた。 ウラルサイドカー1 ウラルサイドカー BMW のコピーらしく、水平対抗のエンジンが特徴的。ソビエト崩壊後も作り続けて いるらしく、フロントがディスクブレーキの比較的新しい車両も1度見かけた。 ウラルサイドカー2 ウラルサイドカー ソビエト時代、車は超高級品だったみたいだから、庶民の手が届く乗り物として 実用的に使われたのだろうか。
スクータ
街中ではスクータがそこそこ走っていた。乗っている人は若い人が多く、子供の 乗り物のような感じであった。 写真を見ればわかるように、ナンバープレートは付けていない。排気量が 500cc? 以下はナンバープレートを付けなくても良いらしい。 Velomotors STELS Vortex 150 Velomotors STELS Vortex 150 この Velomotors という会社のスクータが良く走っていた。ロシアの会社らしく、 2003年にできた新しい会社。自転車から 600cc のモータサイクルまで販売している。 エンジンは自分の会社で作っているのか、どこからかもらっているのか不明だけど、 ラインナップを見るともらっているような気がする。 Velomotors STELS Tactic 100 Velomotors STELS Tactic 100 ナンバープレートはついているが、きちんとヘルメットを被らないといけない ようである。郊外ではヘルメットなしで乗っている人がいた。取締りがないから なのかもしれない。 日本車も稀に見かけた。 SUZUKI Burgman 150 SUZUKI Burgman 150 日本ほどモータサイクルが走っていないので、見かけた母数からそもそも多い 少ないを語るまでに至らない。
スクータ以外
スクータ以外では、色々な車種が走っていた。スクータと違い、そこそこの数の 日本車も見かけた。 車種不明 車種不明 大きくいじっているものは少なく、プロテクターでがっちりの人は少なかったが、 フルフェイスのヘルメットが多かった気がする。 車種不明 車種不明 運転マナーはそんなに悪くはなく、人によってという印象を受けた。1年の半分は モータサイクルは乗ることができないので、少し贅沢品でお金に余裕がある人しか 乗らないのかもしれない。 HONDA CBR600F4 HONDA CBR600F4 日曜日に爆音のオフロードバイクが、何台ももの凄い勢いですり抜けして走って いるのを見かけた。早すぎて写真に収めることはできなかったけど、未舗装路が 多いし、コースを作る土地もありそうなので、夏の時期の楽しみなのでしょう。 「アムールスカヤ通の窓から」のブログでもそんな記事を見かけた。 車種不明 車種不明 この人、よく見るとオフロードのヘルメットにプロテクターを装着している。 ひょっとしたら、オフロードの競技の帰りなのかもしれない。
サハリンは
サハリンはソビエトが崩壊して急激にモータリゼーションの波が押し寄せて、 道路整備が追いついていない感じを受けた。舗装されていても、雨水の扱いを 考えていないため、雨がちょっと強く振ると水溜りだらけだし。 走っている車は、日本の中古車がほとんどだし、もう左側通行にすれば良いの じゃないか、と思ってしまうぐらい。その影響かどうかはわからないがマナーは そんなに悪くはなかった。 ビザのことを考えたりすると、日本から近くて遠いロシア、もう少し開放して くれると、観光客も増えるのにもったいない、と思ってしまう。

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