ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、
龍義は責任をとりません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヨーロッパ YBR125 の年式中国、ブラジルときて 中国版を作って、ブラジル版を作って、インド版を作ろうとしてみたのは良いけど、やっぱり資料不足だったのでヨーロッパ版を作ることにした。 FI モデルは YSP が輸入していることもあり、日本にだいぶ流通している。 画像については、クリックすると少し大きくなるようにした。 YBR125 2005 3D91 ヨーロッパで YBR125 が発売されたのは2005年4月で、モデルコードは 3D91 であった。 この 3D91 は南アフリカでも発売される。 中国製造だけどフロントフォークにリフレクタが装着されておらず、以降のモデルでも一目見て中国向けではないと判断することができる。 色は4種類で、タンクやサイドには模様が描かれていない。 キャブレタは VM22SH を搭載していた。 スペックについては後述する。 YBR125 2006 3D94 2006年3月に早くもモデルコード 3D94 の YBR125 が発売になる。 しかし、カラーや部品を含めてほとんど変更はなく、見た目で 3D91 と区別することは困難である。 YBR125 Diversion 2006 2006年にフランスで YBR125 の派生モデルである YBR125 Diversion が発売された。 また、別売で Diversion にするためのキットも発売されていたので、後付けで Diversion にすることも可能であった。 フランスの web 版のパーツカタログには掲載はなく、モデルコードが不明である。 そもそもモデルコードがなく、Diversion キットを取り付けて販売していたという可能性も考えられる。 YBR125 2007 3D92 2007年にモデルコード 3D92 の YBR125 が発売された。 ホイールやマフラーも変更になり、タンクなどにカラーグラフィックが入るようになった。 また、規制に対応するためにキャブレタから FI に変更になる。 FI であるのだけどキックペダルが付いていて、キックでもエンジンを掛けることができる。 YBR125 Custom 2008 27S1 2008年には派生モデルの YBR125 Custom が発売される。 3D92 同様 FI のモデル。 発売当初、スペインでは YBR125 Classic SP という名前を使っていた。 色も変更されずに現在も販売されている息の長いモデルとなった。 しかし、ユーロ4の影響で今年いっぱいで販売終了の可能性が高そうである。 この YBR125 Custom は後に韓国でも発売される。 YBR125 2009 3D99 2009年にモデルコード 3D99 の YBR125 が発売された。 大きな変更はないが、見た目ではタンクに描かれているグラフィックが異なっている。 ヨーロッパでの最後の 3D9 モデルになった。 YBR125 2009 51D1 モデルコードが 51D になり、中国のモデルで言うところの YBR125K と同じ外観になった。 中国向けではグラブバーであったが、ヨーロッパ向けはキャリアが付いていた。 この年のモデルから色は3色になり、少し寂しいラインナップになった。 YBR125 2011 51D2 51D1 から2年後に 51D2 となった。 カラーリングはラインを入れたり、2トーンになったりと少し凝ったものになる。 ライトケースやフロントフォークも黒いものになった。 YBR125 2013 51D3 51D2 から2年後に、51D3 となった。 モデルチェンジは2年おきで、少しのんびりした感じがする。 この変更で、ヨーロッパ向けでは初めてライト周りにカウルが付いた。 EURO4 の影響で、このモデルは2016年に終了になりそうである。 今後、後継機種が出るのかどうか気になるところ。 3D91 のスペック スペックで1つ不明なことがあって、2005年 3D91 のスペックがよくわからない。 2005年7月に YAMAHA UK の web ページに出ていたものは出力が 12hp であった。 2005年12月に 10hp へ変わってしまった。 2005年12月のデータは翌年2006年3月に発売された 3D94 のものゝ可能性はあるが、発売のだいぶ前に掲載されていることになるのと、 パーツカタログを見ると 3D91 から 3D94 でエンジン出力に関する部品の変更は無かったことから、その可能性は薄い。 どちらが正しいかを判断するために、エンジン出力以外の違いの部分も抽出してみた。 さらにサービスマニュアルの値も入れてみる。
別なデータも手元にあって、やはりエンジン出力は書かれてないがその他のスペックはサービスマニュアルと同じ。 海外の掲示板では2007年モデルから 10hp になったとの記述もある。 確かに 3D92 の2007年モデルから CDI を含めて大きな変更があったので、その可能性は充分に考えられる。 12hp から 10hp になったのには、どのような経緯があったのかわからないが、こゝではどちらの馬力かを明言せずにおく。 何か新しいことがわかったら、追記していこうかと思う。 |
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