私が手に入れたタクトフルマークは、81年9月に発表されたタクトフルマークの
特別仕様車である。スーパーカスタムと呼ばれるもので、付属部品がいくつも
追加されている豪華なものである。本来ならば、これに長めの風防がついたものが
完成された形だと思われる。
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| どことなくベスパを思い出させるような外観。今の時代に見ても、
新鮮に見えるデザインである。前ウィンカーが別体になっているのは、
初期型の証である。サイドスタンド、センタースタンド、両方装備されている。
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| 各所にメッキパーツやエンブレムをつけて、車体を引き立てている。
タイヤは当時のものがついていて、かなりひび割れしている。
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| なんと、400km のほとんど走っていない車体。これを 2005年3月に入手した。
あることろには、あるもんである。メーターは 60km まで書かれているが、
実際にはそこまで出ないと思われる。
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| フロントフェンダー前部には、 tact のエンブレムがついている。これは、
タクトフルマークには無い装備なので、特別仕様のものなのでしょう。
こういう細かなところに思わず惹かれてしまう。
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| フロントのエンブレム。 tact fullmark と書かれている。
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| シートは特別なオリエンタルブラウン色のもので、ステッチされていて、
当時としてはおしゃれな感じだったのでしょう。リアのボックスには、同色の
背もたれも付いている。
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| リアのボックスは2段階に開くもの。写真は上部だけ開けた状態。
このボックスの下部を開ける場合は、シートが邪魔しているので、シートを
開けなければならない。そのため、2段階に開けられるようになったのでは
ないかと思われる。これはかなり便利である。
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| ここの鍵を外すと、ボックスが大きく開く。「SUPER CUSTOM」の文字が
特別仕様を表している。
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| フルマークの特徴であるサイドボックス。ここもフロントボックスと同様に、
開きすぎないようにワイヤーが付いている。ここを開けると、車体番号が打刻してある
部分が見えるようになる。
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| サイド部分のエンブレム。当時の輝きはないが、こういった部品1つとっても、
時代を感じる。今はほとんどシールで終わり、なんて車種が多い。
エアーガイドカバーはメッキされている。
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| フロントの鍵付きボックス。これは、フルマークカスタムの装備。
グローブや雑巾を入れるのにちょうど良い。
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| ホイールはメッキカバー付きの特別仕様。こだわりを感じる。
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