BBルータ解剖 |
BUFFALO WBR-B11 |
今となっては、古くなってしまいましたが、発売直後はそこそこ売れた機種だと 思います。私はデザインがもっと直線的なものが好きなので、イマイチ、という 気がします。(2004.10.23) |
本体分解 |
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前面はシンプルそのもので、アンテナなども見られません。 裏には、外部アンテナ、初期化スイッチ、1〜4ポート、WAN ポート、電源コネクタが 配置されています。 本体カバーを取ると、基板が現れます。実装は裏面にもありますが、石系のものは、 表側の実装です。 CPU は BROADCOM BCM4702KPB です。MIPS 系の CPU で 125MHz ぐらいの動作の ようです。 5ポートのスイッチのチップ BCM5325A2KQM。パケットバッファーを内蔵しています。 メモリ は SAMSUNG の K4S2816320 で、 16MB が2枚なのかな(?)。合計 32MB だったら、結構豪華なつくりです。 フラッシュは AMD の AM29LV320DT 。AMD のページを見ると、4MB のようである。 刻印が 1999 なので、結構古いもの。 無線モジュールは mini PCI スロットに刺さってまして、型番は WLI-MPCI-B11G と いう未発売のものです。 このモジュールには、やはり BROADCOM のチップが乗っています。上下逆で申し訳 ないのですが、 BROADCOM の BCM4301KFP という型番です。 無線 LAN 横には謎のジャンパとコネクタがあります。うまくすれば、シリアルが 接続できるのかもしれないです。 上部の基板はアンテナになってまして、アンテナが外部にでていない作りです。 この機種で思ったことは BROADCOM で固めているな、というのと、 mini PCI なんか 装着しているんだ、ということ2つです。作りとしては、無難な作りでしょうか。 |
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