BBルータ解剖
 
ROUTETECH CAS2040

個人的な雑感

今となっては、の機種ですが、出た当時は価格・デザイン・性能の点で 良かったと思いますし、そこそこ売れたのではないでしょうか。スケルトンの デザインは時代を感じますね。携帯電話が近くにあると、不安になりますけど。 ROUTETECH はもうルータを作っていないようなので、少し残念です。2004.05.16

OEM 元

この製品の OEM 元は AboCom というところで、 AboCom も同じ製品名で出していたようです。それを日本で売っているところもあって、 First Supply Home Page というところで そのマニュアルなどが見ることができます。


アップデートファームの取り出し
確認ファーム Version : 6.00Beta

ここのページから Ver6.00Beta の ファームウェアをダウンロードします。ダウンロードしたファイル v600.BIN は3つのファイルに わけることができます。UNZIPPER.BIN, WEBPAGES.BIZ, FW.BIZ です。最初のファイル UNZIPPER.BIN は解凍ソフトなので、取出ししません。後ろの2つのファイルは 以下のコマンドで取り出しします。この辺のアドレスの情報はファイルの先頭 96バイトに書かれています。

dd if=v600.BIN of=WEBPAGES.BIZ bs=1 skip=12384 count=30947
dd if=v600.BIN of=FW.BIZ bs=1 skip=43344 count=113911

それぞれ gunzip 形式で圧縮されているので、解凍します。すると、 webpages.bin と fw.bin というファイルが取り出すことが出来ます。
この fw.bin はこれ以上分解することは出来ませんでした。 strings などの コマンドで眺めると AboCom の文字が見つかると思います。
webpages.bin の方は、IO-DATA の NP-BBRxp のときに使った perl スクリプトで 取り出すことが出来ました。取り出してみると、 NP-BBRxp と中身が似ています。 NP-BBRxp も AboCom 製ではないでしょうか。時間があれば、確認してみます。 以下、取り出すことができたファイルとそのサイズの一覧です。
ID.TXT        9
ADVANCD.HTM   6671
BALL.GIF      603
CKMAIL.HTM    2091
COMPANY.GIF   623
DSHELP.HTM    1949
DYNADNS.HTM   7571
EMAIL.GIF     1052
FAIL.HTM      3838
FILTER.HTM    9135
GLOOPT.HTM    711
ADSDHCP.HTM   4771
INDEX.HTM     389
IPSUSS.HTM    251
LEFT1.HTM     3235
LEFT2.HTM     3920
LEFT3.HTM     3485
LEFT4.HTM     3906
LOG.HTM       2179
MAIN.HTM      1958
MENU.GIF      1054
RESET.HTM     1162
SAVECFG.HTM   2422
SUSS.HTM      1000
SVCFG.SAV     13
SESSION.HTM   3524
SETDYN.HTM    10788
SETPOE.HTM    12399
SETSTA.HTM    9381
STATUS.HTM    2540
STRING.TXT    3137
MANAGE.HTM    13339
SUSSC.HTM     1127
SUSSG.HTM     1757
SUSSR.HTM     1392
TITLE.GIF     2552
TITLE.HTM     120
UPGRADE.HTM   1757
LOCPORT.HTM   9969
USER.HTM      2509
VSERV.HTM     11700


Team Yokohama X-VACCINE
もどる