BONA Computech の Light System Wireless レビュー
箱
ファンレスのマシンを作成しようと思って、既に GATEWAY の初代 Profile をファンレスで
作成したのだが、負荷が大きくなると少し心配なので、予備の新たなマシンを考えていた。
候補では、 EPIA や be silent などを考えていたのだが、値段が高くなってしまうので、
少し躊躇していた。 EPIA でも良かったのだが、シリーズ初代の一番安いマザーボードでも
1万円してしまう。これに、ファンレスケースとパーツを入れると、3万円を超えてしまう。
何か良い製品はないかと考えていたところに、BONA Computech の Light System Wireless が
26980円だったので、思わず買ってしまった。結局送料と消費税で3万をちょっと超えて
しまったのだけど…。
基本スペック
この製品、正式名称が良くわからないのだが、 FCC の認証は [Light System] で通って
いたので、 Light System もしくは、 LS と呼ぶことにする。
製品情報は
http://www.lex.com.tw/option-wireless.htm
にあり、搭載されていたマザーボードは、
http://www.lex.com.tw/cv860a.htm
に情報があった。
ただ、無線LAN が使えない Light System Dimension を含めて、 Light System に搭載
されるマザーボードは
CV860A
CV860B
CV860C
SV823A
とあるらしく、さらにこの中の CV860A だけでも、 LAN の搭載種類によって
CV860A-1R53 : VIA EDEN 533MHz CPU, 1 x 10/100 Realtek LAN
CV860A-1R80 : VIA C3, 800MHz CPU, 1 x 10/100 Realtek LAN
CV860A-3R53 : VIA EDEN 533MHz CPU, 3 x 10/100 Realtek LAN
CV860A-3R80 : VIA C3, 800MHz CPU, 3 x 10/100 Realtek LAN
CV860A-1T53 : VIA EDEN 533MHz CPU, 1 x 10/100 Intel LAN
CV860A-3U53 : VIA EDEN 533MHz CPU, 1 x 1G, Intel 82551, and 2 x 10/100 Intel 82540 LAN
とバリエーションがある。私が買った製品は、 CV860A-3R53 であった。
私が買った製品の形式番号は、LG805-WL-6671 で、時々通販などで見かける
LG806-WL-6671 と異なっている。このあたりの情報は、どこを探しても見つからない。
上記のことから、製品については、はっきり言って、よくわからないのである。
簡単なスペックは、
CPU: VIA EDEN 533MHz(FSB 133MHz)
Chipset: PLE133(VT8601A + VT82C686B)
Memory: PC133/100 DIMM socket(MAX 512MB)
IDE: ATA 33/66/100
VGA: on board(VT8601A)
LAN: Realtek RTL8100B x3 + 802.11b 無線LAN
で、I/O は
VGA
3.5" IDE
2.5" IDE
PS/2 Mouse
PS/2 Keyboard
LAN x3
USB x3(+1 inside)
Serial Port x2
Parallel Port
IrDA(inside)
CF Slot
32pin DiskOnChip
Line out
Mic in
CD Audio(inside)
と、なかなか揃っている。PCI スロットが欲しいところだが、本体の大きさを
考えると、しょうがないところであろう。
話は違うが、 impress の AKIBA PC Hotline にこの製品が紹介されていたのだが、
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20030920/ni_i_bb.html
サウンド機能がない、というのは間違いでしょう。
CPU
ファンレスなので、かなりしっかりとしたヒートシンクが付いている。写真を見ると
わかるのだが、本体側面に沿って長く伸びている形状になっている。ただし、1つ
気になるところがある。ヒートシンクと CPU の L 字型になったところに、電源ユニットが
きており、そのため多くのコンデンサーが熱の影響を受けるのではないかという点である。
メモリ
動作確認をするために、手持ちのメモリーを挿してみた。しかし、起動時に、ピーピーと
音が鳴り、起動しない。しょうがないので、別なのを挿すと、起動した。少々相性が
あるのかもしれない。起動したメモリ、実は高さが結構あって、このメモリでは、
上面のフタがしまらない。高さが3cm以上のメモリは、フタがしまらないので、
気をつけた方が良いだろう。私の手持ちのメモリではフタがしまらないので、買いに
行かないといけないな…。
本体
本体は、色使いは別として、すっきりとしたデザインになっている。筐体が金属では
ないのが気になるが、値段が安いので気にしないことにしよう。
この周りの銀の部分は、取り外すことができる。外しても使用できそうだが、上面の
フタを固定するものがないのと、空気が流れなくなるので、少々危険かもしれない。
それと、銀の部分をつけないと、前面の USB コネクタの金属部分が飛び出してしまい、
手などを切る可能性がある。私は、切るまでもいかなかったが、怪我をしそうになった。
CF スロット、DOC
CF スロットに CF を挿すには、本体からマザーボードを外さないと挿せない。マザー
ボードを外すには、無線 LAN のユニットを取ったり、CPU ヒートシンクを取らなければ
ならない。かなり面倒である。気軽に抜き差しできるものでないので、少々不満である。
反面、DiskOnChip は簡単に抜き差しできるので、便利かもしれないが、その入手に
問題があるので、なんとも言えないところ。
どれを使用するにも、 bios で柔軟に設定できそうなので、そのときに合わせた
環境で起動させるのも面白そうである。
AC アダプタ
AC アダプタは 12V 5A で入力電圧が 240V までなので、海外に持っていっても
使える。大きさは、こんなもんか、ちょっと大きいかな、と思うぐらいの大きさで、
写真では比較用に 500円玉を乗せてみた。本体との接続は、L型のコネクタを使った
良くあるタイプで、抜けやすそうなところが心配である。
全体的な感想
買った値段を考えると、こんなものだろう、という感じである。豊富な I/O があるので
実験用にはぴったりなので、これからしばらく遊ぼうかと思う。特に、LAN の口が3つあり、
802.11b とちょっと古いが、無線 LAN もついているので、ルーター兼サーバにぴったり
なのでは、と思う。
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