小枝粉砕機
G30
横浜市は G30 というのをやっている。簡単に言うと、ごみ排出量を30%削減する、
ということである。その一環として小枝粉砕機を貸し出している。
http://www.city.yokohama.jp/me/pcpb/kankyo/senteishi.html
「せん定枝チップ機」という名前で掲載されている。12月に桜の枝を切ったので、
この機械を借りることにした。

借りるときに「かなり大きいですよ」と脅されていたのだけど、思ったよりも
大きくなく、車輪も付いているので移動も楽である。
エンジンは三菱製 GM182P というもので、4ストローク6馬力のようである。多分
80cc かな。よく農耕器具に使われる汎用のエンジンのようである。4ストロークに
しては結構うるさい気がした。

エンジンの上部にマフラーが付いている。結構白煙を吐いて、騒音もあったので、
最初は2ストロークのエンジンかと思ったぐらい。エンジンには OHV とでかでかと
書かれている。

ここが粉砕された枝が出てくるところ。ここが一番の問題箇所だと思う。結構な
勢いでチップが飛んで出てくるのだけど、その距離はすぐ下に落ちるものから1m
先に飛んでいくものまで様々。後片付けが大変なので、麻袋をかぶせたが、うまく
かぶさらず下からボロボロ落ちてくるし。これはなんとかして欲しい。

性能とチップ
この機械は横浜市のページにあるように直径45mmまでの枝を粉砕する能力がある。
直径20mm以上の枝は、横の小さな入り口から入れるのだが、思ったようにうまく粉砕
してくれなかった。多分、原因は桜の木だからだと思う。皮が引っかかっている
ような感じであったからである。それと、出来上がったチップ、思ったよりも
大きく、均一でない。実は、このチップを使って燻製をしようかと思っていたの
だけど、これじゃ無理そうである。

結局このチップは畑に撒くことにした。
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