Tough TG-620
先週買おうかどうか迷っていた Tough TG-620 を、近所の電器屋に見に行った。
起動速度はかなり早く、手袋でもなんとか操作できそうだった。さらに値段が
11800円で、プラス10%ポイントが付く。だいぶ値段が落ちてきているようである。
Amazon で値段を調べてみたら、10800円に値下がりしていたので、思わず買って
しまった。11800円の10%ポイントの方が安いのだろうけど、ポイント制ってあまり
好きじゃないし、ポイントあるの忘れていて期限が切れてしまうことも多いし。
Tough TG-620 と μTOUGH-6000 を並べてみた。
μTOUGH-6000 が 2009年1月発売の製品、それから6シリーズは、
μTOUGH-6000 → μTOUGH-6010 → μTOUGH-6020 → TG-610 → TG-615 → TG-620
と5世代新しくなった。と言っても TG-610/TG-615 や TG-620/TG-625 は、ほぼ
同じで、ファームウェアのアップデートで対応できたんじゃないか、と思う程の
違いである。アップデートで対応せずに新製品として出して稼ごうとするのは、
ユーザの立場を置いてきぼりにしている、と感じてしまう。
外観
両機を比較すると、やっぱり Tough TG-620 の方が大きく感じる。一回りとまでは
いかないけれど、手に取ると大きくなったのが良くわかる。厚さが薄くなったのは
感じないけど。
操作してみたけれど、上下左右のボタンが無くなって、ジョイスティックのような
操作方法になった。慣れないと扱い辛いが、手袋だとこっちの方が良いのかも。
正面から見た印象。Tough TG-620 は丸さを強調している。それにしても、だいぶ
μTOUGH-6000 の表面のフィルムが剥がれてきたな。
本当ならば同じ色で比較をしたかったのだけど、白しか安くなかったので。
さらに
本体の下と横を。電池が入っている下のカバーと、横のカバーにはロック機能が
追加された。Tough TG-620 では、ストラップを取り付ける金具が大きくて、邪魔
と言われれば邪魔かも。
電池と記録媒体が入っているカバーを開ける。Tough TG-620 では電池を取り出す
レバーが小さくなって取り出しにくくなったが、充電器からみると電池自体は
そうそう取り出すものではなくなったから、これで良いのかも。
本体横のカバーを開ける。開け方が逆になった。Tough TG-620 では Micro HDMI
の口が付いている。でも、使わないだろうな。
Tough TG-620 ではズームのボタンが上部になっている。この位置にあることは、
自分だけだと慣れの問題かもしれないけれど、人に撮ってもらうときが心配かな。
電源ボタンの押しにくさは、μTOUGH-6000 と変わらない。手袋前提だと、レンズ
カバーをスライドさせるような、電源の入れ方がベストなんだけど。
シャッターボタンは、少し頼りなくなった。
実践でどうなるか、しばらく様子見だな。
付属品
付属してくる電池は μTOUGH-6000 と同じ LI-50B という電池。大きさは同じで
新しくなると容量が増える、なんてことがあるので確認してみると、逆に容量が
減っていた。μTOUGH-6000 に付属していた LI-50B は 925mAH で、Tough TG-620
に付属していた LI-50B は 900mAH だった。ひょっとしたら、計測方法の規格が
以前と変わったという可能性も考えられなくもないが、可能性は低いと思うので
何かの対策のため容量を減らしたのかもしれない。
この電池を充電するのに、μTOUGH-6000 は専用の充電器が付属してきたのだけど、
Tough TG-620 には USB の口がついたアダプタのみ。アダプタの規格は 5V 500mA
だったので、PC を持っていれば充電器もいらないということになる。便利なのか
便利じゃないのか、良くわからない。私は旅行では、USB が2口付いたアダプタを
持って行くので、それだけで済むのはありがたい気もするけど。実際に使って
みないとわからないかも。
あとは、シリコンジャケットを買うかどうか、迷うところ。
操作して
やっぱり電源ボタンを押してから撮影可能になる時間がだいぶ早くなった。これ
だけでも、新しく買った意味があったぐらい。何枚か撮ってみたけど、不都合は
特になく。あとは、グローブをしたときに撮りやすいかどうか。しばらく使って
みて、気が付いたことがあったら、また書こうかと思う。
|