こゝに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、
龍義は責任をとりません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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YBR125SP フルードの交換とか ブレーキフルード交換 2016年5月21日 12897km YBR125SP の燃料漏れが直って、乗れるようにはなったが気になることが1つ。 フロントブレーキレバーの握りが深いこと。 指を2本掛けてブレーキを握ると、レバーが小指についてしまうぐらい。 かなり気になるし、危ないのでどうにかしようと。 原因はブレーキパッドの減りかと思ったけど、それほど減っている様子がない。 ブレーキフルードの覗き窓から見てみると、黒くて汚い油面が見えた。 ![]() 原因はこの汚いブレーキフルードでしょうということで、交換することにした。 家を探すと数年前に購入した新しいブレーキフルードがあった。 未開封なので悪くなってないと思うし、今のフルードよりかは良いでしょう、ということでこのフルードを使うことに。 ![]() 空のペットボトルとホースを用意して、古いフルードを抜く。 ホースを切るとき短めにしたのは失敗だった。 もう少し長い方がペットボトルから外れにくい。 ![]() リザーバタンクを開けると汚い色のフルードが。 それ以上にタンクの縁に得体のしれない汚れがこびりついている。 タンクの中に落ちないように取れる汚れを剥がしていく。 ![]() あまりに汚かったので、フラッシングする感じで新しいフルードを多めに入れて、キャリパー側から出した。 だんだん綺麗な色になってきたので、エア抜きをしていく。 ![]() キャリパー側のエア抜き手間取って30分ぐらいかゝり、さらにブレーキを握るとリザーバタンク側から気泡が出るので、 気泡がなくなるまでブレーキレバーを動かし続けて、10分ぐらいしてようやく気泡が出なくなった。 ![]() 深かったブレーキの握りは浅くなり、きっちり効くようになった。 これまでだんだんと握りが深くなってきて、気にしないようにしてたけど、もっと早く交換すれば良かった。 フロントフォークのオイル量 ついでにフロントフォークのオイルも替えようと思ったが、肝心のオイル量もオイルレベルもわからない。 ヤマハのサービスデータを見てみたら、YBR125SP 3S93 のフォークオイル量とオイルレベルの記述が載ってない。
困ったときの兄弟車で、YBR125 Custom の 27S1 のサービスデータを見てみると、オイル量もオイルレベルも出ていた。
念のためパーツカタログで比べると、フォークのアウターはリフレクターの有無があるために部品は違うけど、 インナーチューブもバネも同じものだった。 と言うことで、27S1 のフォークオイルレベル 134mm を使うことにした。 もう1つ、市販されているフォークオイルは1リットル缶で売っている。 175.5ml の2本分は 351ml になるが、1リットルのほとんどが余ってしまう。 同時に他の自動二輪車も交換すれば効率が良いので、手元の自動二輪車のフォークオイル量を調べてみた。
ST250 とは同時交換できない。 ST250 以外のフォークオイル量を計算してみたら、477.5ml で、2倍すると 955ml でちょうど良い感じの量になる。 CUB は後回しにするかもしれないけど、ST250 以外のフロントフォークオイルをこの週末に同時交換することにした。 フォークオイル交換 事前調査でオイル量はなんとかなったので、フォークオイルを交換することにした。 センタースタンドを掛けて、前輪を取り外す。 メータケーブルを外そうとしたら、ゴムが裂けていた。 この部品は単体の設定はなくてメータケーブル一体なので、交換するとしたらケーブルごとだな。 ![]() 前輪を外す前に、フロントフォークを留めているネジを先に少し緩めておいた。 そして、前輪の取り外し。 いつかホイールを白いものに変えたいと思っているが、中国からの送料を考えると高くなるし、 何か良い入手先はないかとずっと考えている。 ![]() フェンダも取り外して、フォークを抜いた。 フォークを抜くのはフォークブーツを入れたときに1度抜いているので、2度目かな。 ブレーキキャリパはひもでウィンカから吊っている状態。 ![]() フロントフォークの錆を確認してみた。 フォークブーツがある部分はブーツのおかげで錆は出ていないが、上の部分には点錆が出ている。 爪先でこすってみたけど、取れないぐらいの大きさ。 ![]() こゝで2つ失敗が。 1つ目はフォークトップを回すには 14mm の六角棒が必要。 家に高ナットがあると思っていたら、家にあるのは 17mm のものだった。 もう1つは、車体に取り付けた状態でフォークトップを回すべきだったなと。 ![]() 仕方なく、ホームセンターに買いに行った。 六角対辺が 14mm の高ナットがないかと探すが見つからない。 インチネジの所にそれっぽいのがあって、14mm の工具が入るか工具売り場で試してみたら大丈夫だったので、 この 3/8 インチと書いてある高さ 40mm の高ナットを買ってきた。 95円だった。 ![]() 一度車体に留めてフォークトップを緩め、外して中のスプリングを取り出した。 出てきたフォークオイルは、そこそこ汚れていた。 元は緑色のオイルだったのかな。 ![]() スプリングを両方取り出した。 写っていないが、インナーチューブとスプリングの間にはワッシャが入っていた。 ワッシャは廃オイルの中に落としたので、後で拾う。 ![]() スプリングの長さを測ってみた。 348mm あった。 規定の自由長より 1mm 長い気がするが、限界長より長いので気にしないことにした。 ![]() 新しいフォークオイルはスズキ純正のものを用意した。 スズキ純正のものにしたのは、交換対象の自動二輪車は半分がスズキなのと、一番安かったからなのと。 ![]() オイルレベルを測るために、厚紙で 134mm の長さのゲージを作った。 この幅はフォークの内径に合わせてあり、フォークを斜めにすることで微調整することもできる。 プラスチックで作って再利用可能にしても良いけど、フォークオイルなんてそうそう交換するものでもないし。 ![]() フォークオイルを入れて、フォークを伸び縮みさせ、オイルレベルが落ち着く間にライトの交換を行う。 ライトの交換 ライトのレンズにひゞが入っていて、雨が降るとバルブが切れる恐れがあるため、ライトユニットの交換をする。 ライトの入手については、2016年5月18日の記事を参考に。 フロントフォークがないので、少しだけライト周りがすっきりしているので、作業効率が良い。 ![]() これまで付けていたライトガードを外して、新しく用意しメータバイザ付きライトガードと比較した。 新しい方は純正ではないけど、造りは純正のものとほとんど変わらない。 ![]() ライトを LED にしたら、ライトケースの厚さが薄くなってすっきりすると考えていたが、 ライトケースの中はハーネスの接続点としても機能しているので、これじゃ薄くするのは無理か。 配線を1つ1つ外していく。 ![]() ライトケースを外した。 配線がごちゃごちゃしている。 ![]() これまで付いていたライトケースと、新しいライトケースを比較してみた。 全く同じだったけど、これまで付いていたものは配線やコネクタに当たっていたのか塗装が剥げている部分がある。 ![]() 新しいライトケースを付けて、配線を繋ぐ。 コネクタの色とか形とか、配線の色がわかりやすいので、接続は特に問題なく。 バイザ付きライトガードを装着してから、ライトのレンズを取り付けた。 ライトレンズを入れるときは、後側が配線にぶつかってちょっと大変だった。 ![]() エンジンを掛けて配線が問題ないか確認し、問題がなさそうだったので、フロントフォークも装着。 途中で買い物に行ったけど、こゝまで半日がかり。 ブレーキラインのエア抜きに時間がかゝってしまった。 試走 前輪も取り付けて近所を試走した。 いつもの場所に行って、写真を撮る。 バイザ付きライトガードは良い感じに収まっている。 ![]() このぐらいのバイザだと、体に当たる風が変わった感じはなく。 雨が降ったときのメータの見やすさがどう影響するか、今度雨の日に試してみる予定。 ![]() これでしばらく安心して走れる。 |
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