龍義のug110 - SK1 のエンジンと交換
エンジン交換
2005年2月5日(34333km)、SK1 のエンジンと交換
長い間頑張ってくれたエンジン、今日までありがとう。北海道の林道や、
真夜中の静岡の1号線、真夏の湘南海岸、よく走ってくれました。感謝してます。
さっそく事故車エンジンの取り外し。それにしても、かなり汚れている。
インマニの部分だけ綺麗にしてみた。
とりあえず、ホース類など外せるものは外す。この写真、後で接続がわからなく
なったとき用に撮ったものの1枚。
燃料ホースが固くて取れない。結局ポンプ側を外すことにした。アクセルワイヤの
キャブレタ側、一度外したが、中にゴミが入らないように、また元の状態に戻した。
もう一方のアクセルワイヤ、うまく外れない。よーく見ると、外れないように
かしめてある感じ。仕方がないので、この部品ごと取ることにした。
結局、この真鍮製の部品ごと取り外した。ここが一番面倒な場所だった。
電気系のコネクタとエンジンを留めている長いボルトを外して、よいしょ、と車体を
持ち上げたのだけど、後輪のブレーキワイヤとセンタースタンドロックワイヤが
引っかかったので、引っかからないように外してから、エンジンを取り外した。
かなりフレームが淋しくなった。
取り出したエンジン、マフラーがないのに結構な重量。フレームよりも
重く感じられた。前部から伸びているワイヤはセンタスタンドロックのワイヤ。
このワイヤを引っ張らないと、センタスタンドが倒れないので、少々面倒。
取り外したついでに、ヘッドを見てみた。プラスチックのカバーとの間が
ほとんどない。このファンはクランク軸に繋がっているようである。
というわけで、これまで私が乗っていた SY のエンジンを下ろすことに。まず、
外装を外して、やっとこの状態。オイルが結構残っているから、どうしようかな…。
結局オイルは別な容器に移して、オイルタンクを外した。 SK1 のエンジンを
外す手順で、そのままエンジンをおろした。エンジンがないと、結構間抜けな
姿である。
これまで、長い間ごくろうさま。しばらく休暇でもとって、のんびりして、と。
念のため、現状がどうなっているのか、観察してみた。
ファンケース下からの配線、振動で擦れて被服に傷がついていた。この部分は
ゴムのブッシュで作って欲しかった。
SY エンジンと SK1 エンジンの外観上の大きな違いは、キャブレタと
エアクリーナ。これが SK1 のキャブレタ。手前側にホースが出ている。
これが、 SY のキャブレタ。キャブレタに出口っぽい突起があるのだけど、
そこからホースが伸びていない。さらに、謎のデバイスを付けるネジ穴は
あるが、これも使われていない。
SK1 には、このホースに謎のデバイスが付いて、エアクリーナに接続されている。
このデバイスは、暖まったらバルブが閉じる、のような感じの役割をしている
ものと思われる。
エアクリーナに、このデバイスからのホースが接続されるので、写真左の
SK1 のエアクリーナには接続口がついている。
左側 SK1 のエンジン、右側は SY のエンジン。見た目はほとんどわからない。
私も一瞬迷ったぐらい。
で、早速 SK1 エンジンを車体に装着。あとは、外した電気系ケーブルとか、
アクセルワイヤーの取り付けとか。
デイトナのブレーキシューだけ、1号機エンジンから移植しておいた。
エンジンはセル1発でかかるので、かなり調子良さそう。外装を組み上げていたら、
すっかり日も暮れてしまった。今日も一日ご苦労様でした。ホイルの色が前後で
違うのは、見なかったことに。
結局、組み合わせは、以下のようになった。うまくセッティングが出るか、
これから色々やってみるつもり。
エンジン | キャブレタ | エアクリーナ | マフラー | CDI
|
---|
SK1 | SK1(MJはSY) | SK1 | SY | SY
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