龍義のug110 - 整備と改造10
整備と改造10
2005年5月28日、ギアオイル交換
ギアオイルの交換と、そのついての駆動系のチェック。エンジンを交換してから
3000km を走った状態を見てみる。
エアクリーナケースにオイルの吹き返しがあるようで、だいぶ汚れている。
ケースの最下部にはオイルが溜まっている。布で綺麗に拭いてあげた。
Vベルト、外側中央にうっすらとこすれた跡があるけど、問題ないでしょう。
その他ひび割れや偏磨耗もなし。
ウェイトローラは軽い偏磨耗があるが、問題のないレベル。
プーリーの磨耗具合も問題なし。
ランププレートも同様に問題なし。ただ、錆びが少し多いかな。
ギアオイルの抜き取り。粘度は問題ないが、金属紛と思われる汚れが
多かった。いつものように 4st オイルを入れて交換完了。
エンジンを掛け、オイルの循環を兼ねて無負荷で変速の様子を見てみた。
結構な勢いで回転してる。
その他各所を目視点検をしたが問題はなさそうである。マフラー洗浄後の
走りは軽くなった感じで、加速も少し良くなった。エンジンのセッティングに
関しては問題なさそうなので、キャブレタ周りのジェットなどの調整は
せずにこのままで走ることにした。
2006年1月9日(40194km)、各所点検
ここ半年以上ノーメンテナンス状態で乗っていたので、そろそろ心配になってきた。
久しぶりに各所の点検。現在の状態はちょっと足回りがへたってきて、コーナリングが
ちょっと不安定に感じることがある。足回りも O/H しないといけないかなぁ…。
まずは、タイヤの様子。後のタイヤはスリップサインが出ているので、
交換しないといけない。タイミングが悪いのであと500kmぐらい頑張ってもらう
かもしれないけど。
前のタイヤは相変わらず減らない。前後でホイールが共通だったら便利なのに、
と思ってしまう。
エアクリーナの状態。以前より吹き返しは少なく、思ったよりも綺麗。
冬なので軽く払って、再装着。
前ブレーキの状態を見てみた。パッドはだいぶ減っているが、まだ
使えそうである。今回は結構もっている気がする。
2つ合わせると良くわかるのだが、偏磨耗している様子。
タイヤは交換して歪みがないので、軸かディスクが歪んでいる
可能性がある。
ディスクのタイヤ側を見てみたら、内周部分がかなり減っている。
原因はこれかもしれない。今度、 NSR50 用のディスクが安く手に入ったら、
交換しよう。
キャリパーサポーターを見てみた。歪んでいるか角度を変えてじっくりと
見てみたが、問題なさそうである。そう言えば、この部品はオークションで
高く取引されているらしい。
プラグを見てみた。かなり酷い状態。焼けすぎのようで、
付着物がかなりある。ノーマルのエアフィルターに戻そうかな。
手元にプラグがあったので、交換した。番数は7番のまま。このプラグ、
ホームセンターで見つけたのだけど、2本入りで結構安い。種類がないのが
難点だけど。
後輪を外してみた。ドラムの中にはかなりの量のブレーキかすが溜まっていた。
とりあえず、綺麗に掃除。
ブレーキシューの残りは、だいぶ少なくなってきた。もう少し走って
タイヤ交換のときと一緒に交換しよう。
次は駆動系。駆動系のケースを開けてみた。思ったよりも中は綺麗。
ベルトも磨耗しているが、まだ大丈夫そうである。
ウェイトローラを取り出してみた。かなり偏磨耗していると予想をしていたの
だけれど、酷い偏磨耗はなく、良い状態。デイトナのプーリーを使っていたときは、
1000km も走ればかなりの偏磨耗があったのだけど、さすがにノーマルだと
大丈夫みたい。やっぱり、メンテナンスができないときは、ノーマルが
一番のようである。
ランププレート、プーリーの減りぐらいも問題なし。
ランププレートはちゃんと一番外側まで広がっているようで、押さえの金具が
あたる場所に傷がついていた。最高スピードがでるような場所は、
走っていないのに当たっているということは、変速は終了している
スピードまでは出している、ということのようである。
クラッチ側も外してみたが、クラッチの減り具合は問題なし。
半年間ノーメンテナンスだったのだけど、思ったよりも問題なく、
後輪のタイヤ以外はすぐに交換する必要がなさそうである。
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Last update: 2006.1.14
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