龍義のug110 - 整備と改造12
整備と改造12
2006年6月1日、ブレーキディスクと前輪ベアリングの交換(41933km)
急遽、3日から北海道に行くことになったので、不安材料の1つである前輪の
ブレーキディスクの交換と、ベアリングの交換をすることにした。
まずは、ブレーキディスクを外す。が、ナメてしまった。もともと、
危ない状態だったので、ちょっと心配だったのだけど、3箇所のネジのうち、
2箇所が回らない状態。仕方がないので、バイク屋に持って行って、
回してもらった。
このネジ、代用品がないし、部品の注文をしても3日までに間に合わない。
しかし、予備の前輪があったので、そのネジを使用することにして、なんとか
難を逃れた。
ディスクは結構波うっていて、厚さを見るとだいぶ減っている。
前輪が外れたので、ベアリングの交換。あらかじめ買ってあったアンカーボルトを
差し込んで、頭を叩く。
ギアプーラを使って、ゆっくり引き抜いた。うまく抜けたのだけど、抜いてみると、
カラーまで一緒についてきた。奥まで差し込みすぎたようである。カラーに
問題が出るかもしれないけど、多分大丈夫、ということで。
アンカーボルトの頭を少し引っ張って、カラーだけ抜いた。百数十円の
アンカーボルトでも十分ベアリングが抜けることがわかった。
数万円するベアリングプーラーを個人で買うのはさすがに無理なので。
反対側は、ボルト+ワッシャを使って引き抜いた。で、問題が出てきた。
取り出したベアリングが、シールされているのである。ベアリングは既に買って
あったのだけど、オープンのベアリングだと思って、オープン型を買ってしまった。
仕方なく、ベアリング屋に行って、部品調達。
ベアリング屋に行って、同じサイズのベアリングを購入。しかし、 C2 と CM の
ものしかなかった。格好力がかかるので C3 が欲しかったのだけど、この際、
仕方がない。
暗くなってしまったので、作業は明日にすることにした。明後日、本当に
出発できるのかな…。
2006年6月2日、ブレーキディスクと前輪ベアリングの交換(その2)
昨日の続き。
前もって購入してあった、ブレーキディスクは、フローティングで、
ウェーブのもの。これでも、 NSR50 の純正部品より安い。このディスクを
ホイールに載せてみた。
このときになって、ディスクの穴の位置が、ノーマルと異なることが判明。
色々調べると、この穴と溝を広げるか、専用の頭の小さいネジを使用しないと
駄目なようである。ということで、ドリルに砥石を装着して、穴広げ+溝広げの
作業。小一時間かかった。
交換前のディスクパッド、良い感じで偏磨耗している。ディスクが偏磨耗して
いるためでしょう。まだまだ残っているけど、この減り方を引きずらないように
新しいものに交換。
交換した新しいパッドは、赤パッドよりも安い、ハイパーパッド。これで
しばらく様子を見る。
ディスクの交換が終わったので、組上げ作業。ベアリングの外側のシールも
新品に交換した。これで、前輪周りはしばらく大丈夫でしょう。
シールとディスクを装着完了。新しいディスクだと、引き締まったように
感じる。どうせすぐに汚れるのだろうけど。
メータギア側、プラスチックの部分がひび割れてきていた。致命的な状態じゃ
ないので、今度何かの部品を注文したときに、ついでに交換しよう。しかし、
この部品って、アッシのような気がするな…。
前輪装着完了。良い感じ。ほとんど、自己満足の世界。これまでの性能に
不満はなかったけど、長距離移動での安心感が違う。
あとは、駆動系のニードルベアリングが駄目になっている部分がちょっと
不安だけど、ま、なんとかなるでしょう。さて、北海道に行く用意をしないと。
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Last update: 2006.7.20
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