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ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2004年9月21日

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VDSL モデムをバラす

GiGALINK SU-600J お役御免となった VDSL モデム GiGALINK SU-600J をバラしてみた。このモデムは U-SEN の 16M の VDSL で使用していたもの。もちろん、レンタル品ではない。
正面

外観 背面にはスイッチと RJ45 コネクタ、 RJ11 コネクタがある。特徴的なのが、電源 コネクタ。Din の 4 穴のような形をしている。
後
裏面のステッカーには +5V と -5V とある。つまり、 -5V が必要だったので、電源 コネクタが特殊になっていたようである。
ステッカー

さっそくバラす 裏面のネジを4本とって、中を開けてみた。思ったよりも中に埃が入っていて、結構 汚い状態だった。なんとなく、ルータの作りにも似ている。
開けたところ
基板の印刷には REV1.5 とあり、 2002年4月9日製というのがわかる。
基板の印刷
謎の石。GiGALINK 製で GLB100HB とある。
謎の石
下が ARM の CPU で SAMSUNG 製の S3C3410 。ARM7 で 50MHz ぐらいの動作らしい。 上がメモリで Hynix 製 HY57V641620 で 8MB の容量のようである。
メモリと CPU
フラッシュはお馴染みの SST の MPF 、 39VF040 がソケットに搭載されている。 容量は 4MB 。
フラッシュメモリ
PHY コントローラは LSI 製の L80225 。
PHY コントローラ
それと、もう1つ、正体不明の石が乗っていた。放熱板がついていて、はがそうと やってみたが、粘着力が強く、あきらめた。
謎の石
基板の裏には、大きなものは実装されていない。
基板の裏

感想 VDSL モデムをレンタルせずに買い取ったのだけど、これは2年使わないと元が 取れない。しかし、1年ほどで 100M に移行されてしまい、元が取れるまもなく、 お役御免になった。なんだか納得できないけど、ま、速度が速くなったから良しと しよう。

by Tatsuyoshi
since 2003