Terminator P4-533 の交換
突然の停止
昨夜、突然メインマシンの Terminator P4-533(以下、533) が停止した。再起動
出来ない状態。電源ボタンを押して、電源を落とし、再度電源を入れるが、電源
LED がつくものの、起動しない状態。困った。というわけで、このマシンの状況と
交換したときの話。
ケースを開ける
早速、ケースを開けることにした。で、ケースを持ち上げると、小さく、カラカラと
音がした。中から出てきたのは、黒色の小さなプラスチック片。一体どこの部品
だろう。
電源の通気する場所には、結構ホコリが溜まっていた。見えるところは、何度か
ホコリを取っていたのだけど、中はこんなにホコリが溜まっていたとは。約10ヶ月、
旅行に行っているとき以外は電源を24時間入れっぱなしの状態で、こうなった。
ケースファンも、ホコリが多かったので、取り外して掃除することに。このファンは
ダクトの長さを延長している。
電源を入れても、電源 LED は点くけど、 bios が起動されないので、とりあえず、
PCI に刺さっているビデオカードを抜いて、 オンボードのビデオを使って起動を
してみた。駄目、状態は同じ。
ハードディスク、CDドライブ、メモリと、次々に外していくが、やはり起動しない。
CPU を見てみるため、ヒートシンクを外そうと、ヒートシンク押さえを外す。が、
片方取れていた。
良く見ると、針金の棒を引っ掛けるところがなくなっている。最初に出てきた
プラスチック片はここのものだった。
こうなると、ヒートシンクが外れて、 CPU が駄目になってしまった可能性がある。
確認するには、他の CPU を 533 に挿すか、この CPU を他のマシンに刺すか。
仕方なく、密かに予備としてとっておいた Terminator P4-533A を出すことにした。
これは、いわゆる BB モデルで、 CF の読み書き器がついていない。
箱から出して、袋を取ると…、思い出した。そう言えば、 533A は黒い筐体だった。
しかし、この色は少しきついなぁ。
付属していた CPU ファン&ヒートシンク。 533 と形状がだいぶ異なる。マザーも
AGP が付いている以外でも、内部オーディオ端子が1つになっているなど、細かい
点で違っていたりする。
早速、とまってしまった PC についていた CPU とメモリを挿して、動作テスト。
問題なく bios 画面が出てきた。どうやら、 533 はマザーが駄目なようである。
しかし、 533A は起動時こそうるさいものの、すごい静か。 533 は CPU ファンを
外して、ヒートシンクと静音ケースファンで駆動していたのだけど、それよりも
静かに感じる。
ハードディスクや CD ドライブなど、付いていたものは全て 533A につけて、軌道
してみた。問題なく起動。しかし、 PCI ビデオカードの D-sub コネクタ出力に
なってしまっているので、 DVI の出力へ変更した。そのまえに、どのぐらい
変わるのか、比較してみた。
上が D-sub 出力、下が DVI 出力。実際は、おっ、と思うぐらいに DVI の方が
くっきり見えるのだけど、写真で見るとそんなに変わらない。これは、 jpeg にて
2度保存(カメラで一度、縮小して一度)しているためだと思う。
しかし、まぁ、せっかっくの 533A なのに PCI のビデオカードというのが、少し
もったいない気がする。
533A を開封してしまったので、家には Tu, P4, K7-DDR, P4-533, P4-533A が
揃ったことになる。P4 は ID1, P4-533 は ID3, P4-533A は BB モデル。
533 から 533A にはすんなり動作したので、楽に移行ができた。一時は、
ハードディスクが駄目になってしまったのかと、かなり心配したのだけど、 CPU も
無事で何よりだった。しかしねぇ、購入して1年と10日で壊れるのは、どうかと
思うよ。というか、あと10日早かったら保証が効くわけで、とてもくやしい。
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