CYNOS DCM-17WTHD レビュー
CYNOS DCM-17WT
CYNOS 社の TV チューナー付き17インチ液晶テレビモニタ、DCM-17WTHD を購入した。
製造元の DCM-17WT の諸品ページは
http://www.digitalcynos.co.kr/sub_page_kor/products_17.htm
で、正直言って、ハングル文字なので、全くわからない。
北米向けには KREISEN というブランドで発売しているらしく、商品ページは
http://www.kreisen.com/products/LCD_TV_DCM-17WT.asp
にある。
この CYNOS DCM-17WT をもの凄く詳しく評価したページがあり、
http://www.monitor4u.co.kr/review/review4u/content.asp?tbl=lcd&idx=483&p_idx=426
かなり参考になる。ただし、やはりハングル文字なので、 infoseek 等を使って
韓日 web 変換をして読むと、良いでしょう。ここのページでは、この商品、
10段階で8点をつけている。他の日本製の商品を見ると、
Flexscan L567 - 9点
SyncMaster 177X - 7点
sony SDM-HS73 - 6点
なので、まぁまぁの数字を出しているようである。
novac CYNOS DCM-17WTHD
この CYNOS DCM-17WT を日本の代理店として novac が輸入している。今回私が買った
ものはこれに該当する。 novac のページ
http://www.novac.co.jp/products/hardware/cynos/cynos17wxga/
には、
【ご注意ください】
外観が同じ [ DCM-17WT ] は当社の取扱製品ではありません。以下の点で異なります。
1.仕様が異なります。
2.DCM-17WTHDは、D端子、コンポーネント変換ケーブルが付属しています。
3.DCM-17WTHDは、D4/コンポーネント入力によるハイビジョン映像出力に対応しています。
4.DCM-17WTHDは、Line INの音量調整に関するチューニングが施されておりフルボリューム再生に優れています。
5.DCM-17WTHDは、株式会社ノバックの保証書が添付されています。当社が保証および製品サポートを行います。
と、説明がある。ここまでは、良いのだけど、商品説明のところに、
韓国グッドデザイン賞 受賞/KIDA Kera Industrial Sesign Award 受賞のCoolな一台!
ハイビジョン対応はもちろん、PCモニターとしても高品質な映像表現に満足の一台!
と書いてあるが、かなりの間違い。 KIDA は Korea Industrial Design Award の
略で、KIDA(Korea Industrial Design Award) と書くべきだろう。この文書を
そのまま使って通信販売している店もあるので、ちゃんと書いて欲しかった。
早速開封
早速、開封した。といっても、上記に書いた詳しいページを見れば、これ以降は
ほとんど必要ない気がする。とりあえず、箱から。

箱にはちゃんと novac のシールが張ってあった。

中には、本体、説明書、ケーブル類が入った箱が入っていた。

本体は、壁掛けできるように、土台の部分が垂直になる。これはこれで便利かも。

ケーブル類が入った箱には、結構モノが入っていた。左上から左下に向かって、
D-sub の VGA ケーブル、電源ケーブル、3.5φオーディオラインケーブル、リモコンと
リモコンの電池、右上から右下に向かって、謎のケーブル、 RCA オーディオケーブル、
D端子コンポーネント変換ケーブル、電源アダプタ、となる。

付属電池は中国製の韓国語表示のもの。初めて見たかも。

謎のケーブル。私には何に使うのかよくわからない。

本体裏の入力部分。S端子やRCA端子も付いているので、映像は4系統入力が
できることになる。かなり豪華だ。切り替え器と考えれば、少しお買い得かも。

で、早速使ってみた。
使ってみる
ちょっとテレビの F コネクタがなかったので、パソコンに繋いでやってみた。
今作業中の SUMICOM + KNOPPIX の環境。 OSD 画面は綺麗だけど、わかりづらい。

で、お決まりの「オソ」。やっぱり、韓国製、と思ってしまう。

ズーム機能があったので、もの珍しさにやってみた。ブラウザを立ち上げての、
通常状態。

最大までズームしてみた。なんだか、デジカメで無理やり大きくした、というか、
近くのものを撮ろうとしてピンボケした感じになった。このぐらい大きくなった。

最初は、少し楽しくて、ズームにして見たりしたけど、すぐに飽きた。よく考えたら
あまり使う機能じゃないかもしれない。
感想
DVI 入力端子がついていれば、最高だったけど、それは贅沢の言いすぎかもしれない。
パソコンの画面の一部にテレビを表示したりするような PiP 機能があるので、今度
使ってみようと思うのだけど、この機能はなんとなく期待が持てる。全体的に、
悪い商品じゃないと思うのだけど、ほぼ無名のメーカーなので、イマイチ売れなかった
という感じがする。個人的には、一人暮らしの人にぴったりだと思う。
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