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ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。

2011年1月4日 山善 YCP-12 を使う

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買ってきた
正月のセール品を見ていたら、YCP-12 というエアコンプレッサが7500円ぐらいで 売っていた。他の製品で7000円ぐらいで売っているのを見たことがあるけど、 ホースが別売だったり送料がかかったりして結局1万円ぐらいするな、と思って いた。この YCP-12 を調べると、ホースやダスターが付属しているので、他に 買う必要がないし、お店で買うので送料も気にならない。買おうかどうしようか と悩んで他の製品と比較なんかしていた。 悩んだ理由は2つあって、1つは MADE IN CHINA だから。できれば日本製が良い のだけど。もう1つは、使うのは年に10回ないだろうから、もったいないような 気がして。ただ、あればあったで非常に便利だろうから、悩んだ末に買うことに した。
YCP-12 外箱
使用目的は2つ。エアインパクトを使ってトルクの掛かった(力の入れにくい) ナットを緩めることと、空気入れとして使うこと。作業ついでに、ダスターで ゴミを払ったりもするだろうけど。

開けてみた
箱を開けてみた。付属品は。 説明書 ホース3m エアダスター エアダスター先端ノズル2種 空気入れノズル 空気入れノズル用先端ノズル 空気入れノズル用針ノズル スパナ エアダスターの口を交換して空気入れにもできるようになっていて、空気入れ 自体の使い勝手は良くない気がする。
同梱品
重さは 9kg で重いけど、取っ手が付いているので持ち運びにもなんとか使える 重さ。 電源コードは約1.7m。ちょっと短い気もするけど、その分エアホースでなんとか するものなのでしょう。コード長については、箱にも web にも記載が無かった ので、買う前に店舗の展示品で確認した。
本体
タンクの裏側を見てみると、ナカトミの社名が入ったシールが貼ってあった。 そして、中国製おきまりの文字違いが。 スイツチを途中で切った場合又は移動した場合はタソク内のエアーを一旦抜いて から再始動させてください。 注意の部分なんだから、ちゃんと書くべきもののはずなのに。
タンク裏
ナカトミ自体もエアコンプレッサーを発売していて、その中の CP-100 という 小型で安価な製品もある。 オイルレスコンプレッサー CP-100 昨日色々とコンプレッサを調べて製品を見ていたら、バルブの形状が似ている 製品がいくつかあった。どこかの OEM なんだろうなと予想していたのが当たった ようである。私の予想なのだけど、Monotaro の MCP-100 もナカトミ製だと思う。

使ってみた
電源を入れてみた。うるさいとは予想していたけど、予想通りのうるささ。外で 昼間に使ったからなんとか近所迷惑にはならない感じがしたが、夜だと完全に 駄目な音量。 タンクに空気が溜まるまで、5分ぐらい掛かった。何年か振りにインパクトを 出してきて、繋いだ。このエアインパクトレンチの説明はこちら
インパクトレンチ
久しぶりに使うインパクトレンチは、最初調子が悪く回転しなかったが、油を 差して、しばらく回すと動き出した。 特に用事がないけど、スクータの駆動系を開けてみた。ここの右のクラッチ側が ブレーキを掛けて回しても滑ってしまう。インパクトレンチが活躍する格好の 場所である。インパクトレンチで回すこと3秒、あっさり外れた。
駆動系
次は上級編のリアホイルのナット。マフラーを外して回してみたけど、緩む気配は なく。もちろん後のブレーキを握っているが駄目だった。 コンプレッサーの圧力は 0.6MPa 以上出ているので、コンプレッサが弱いのでは なく、ナットが固すぎの気もする。実際のところの、何が悪いのか、正しい判断 するのは難しい。
ホイールナット
インパクトレンチを空回しすると、30秒弱ぐらいでコンプレッサーが再圧縮を し始めた。車のタイヤ交換に使うには、容量的に厳しそう。

空気を入れる
そう言えば、ゲージ付きのエアチャックがあったな、と駐輪場をごそごそして みると、雨水が溜まったボックスの中で発見した。
エアチャック
腐ってやがる、遅すぎたんだ。 エアチャック、死んじゃった。 その方が良いんじゃよ、錆の怒りは大地の怒りじゃ。 別途エアゲージは持ってるし、タイヤ用のエアチャックは付いてきたし、これが 無くてもそんなに困らないけど、あったら非常に便利なんだよね。 仕方なく付属のエアチャックを使って、ちょっと空気を入れてみた。口金の所を 押さえないと、少し漏れてくるけど特に問題なく使えた。やっぱりゲージがないと 不便だ。

使い方
タンクの容量が少ないので、インパクトレンチを使って大量のナットを回すのは 向いていない。決まった場所を狙い撃ちするような使い方が合っているようで ある。空気入れとしては、十分使えるものだけど、わざわざそのために引っぱり 出してきて、騒音を出すぐらいだったら近くのガソリンスタンドに行く方が良い かもと思ってしまう。自分でタイヤ交換するならば、非常に便利だとは思う。 この重さだったら、使用時間は短いもののコンセントの無い場所にでも持ち運んで 使うことができる。大きさをいかした割り切った使い方も考えて、うまく使って いく予定である。

by Tatsuyoshi
since 2003