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code:Haemophilus influenzae

ここに書かれていることは無保証です。同じことを行って問題が発生しても、 龍義は責任をとりません。
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 11/1
Network
去年の8月の終わり、とあるページに SPAM 補足用のアドレスを書き込んでいた。
1年経ったら集計しよう、と思っていて、すっかり忘れてしまった。ということで、
集計のページを作成した。結構増えていくもんなんだなぁ…。

 11/2
Other
どうもリブレットの調子が悪い。ハードディスクがカツカツ音を出して、アクセス
できなくなり、そのうちブルー画面。病院で暇つぶしに持っていったつもりが、
全然使えなくて、凄くショック。で、家に 2.5 インチのハードディスクが余って
いたので、そいつを付けよう、と思い、中を開けるとなんだか凄い小さいハード
ディスクが入っていた。調べたら 1.8インチディスクらしい。値段を見てみたら、
20Gごときで1万円するようである。う〜ん、どうしよう。

 11/3
Other
エバーグリーンから USB->LAN コンバータが出た。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/16053.html
http://donya.jp/everg/7.1/4547479526939/
Linux 乗っていてほげほげできるのだったら、楽しそうだなぁ。LAN の口が4つ
あるし…。

 11/4
Network
NTT RT-200KI のファームウェアを解析した。
面倒だったので、 jffs ファイルシステムの解析はしなかったけど…。

 11/5
Network
WBR75H に nat の設定を追加。 show config を実行すると、 nat の部分の設定は

entry ipnat 1 www tcp 192.168.0.69 www
entry ipnat 2 25 tcp 192.168.0.109 25
entry ipnat 3 110 tcp 192.168.0.109 110
entry ipnat 4 143 tcp 192.168.0.109 143
entry ipnat 5 21 tcp 192.168.0.109 21
entry ipnat 6 22 tcp 192.168.0.109 22

こんな感じになっている。これに追加する。

entry ipnat 7 8025 tcp 192.168.0.108 25
entry ipnat 8 8465 tcp 192.168.0.108 465
entry ipnat 9 8143 tcp 192.168.0.108 143
entry ipnat 10 8110 tcp 192.168.0.108 110

が、全てのコマンドで

ERROR   :illegal parameter

と応答する。色々やってみたが、中と外のポート番号が一致しないと駄目みたいで
ある。つまり。

entry ipnat 7 8025 tcp 192.168.0.108 8025
entry ipnat 8 8465 tcp 192.168.0.108 8465
entry ipnat 9 8143 tcp 192.168.0.108 8143
entry ipnat 10 8110 tcp 192.168.0.108 8110

にしなければならない。使えないなぁ、このルータ。とりあえず、中側から lynx で
設定を見てみた。

lynx http://192.168.0.1/entry_ipnat_main_top.html

ちゃんと反映されているようである。が、エントリはあるけど、有効になってない。
なので、有効にする。

entry wan 22 nat number 1,2,3,4,6,7,8,9,10

これで、有効になった。さらに設定は再起動しないと反映されないのと、再起動を
すると、今の設定が消えてしまうので、この後、

save sys
reset reboot

を実行しないといけない。が、ルータが起動しなくなったら実家に帰って対応を
しなきゃいけないので、とりあえず保留。それにしても、 NAT でポート番号の
変換ができないとは…。

 11/6
WWW Network
独自ドメインで Gmail が使える、ということで、早速申し込んでみた。で、 DNS の
MX を変えなきゃいけないみたい。良く考えれば当たり前のことなんだけど。修正
するのちょっと面倒だなぁ…。また、後日にしよう。でも、 Google のことだから
ドメインも無料してくれたら、助かるのになぁ。広告メールが少しぐらい来ても
良いので。

 11/7
Network
Dovecot が 1.0.rc11 が出たので、翻訳しなきゃ、と思ったが、いつものように
すぐ 1.0.rc12 が出たので、そっちをベースに翻訳。文書2つ更新。
rc11 のときに、1〜2週でリリースって書いてあるのだけど、今度こそ、本当に
リリースなのかな。

 11/8
Terminator Tu Network
OpenBSD な環境で、 Perl のモジュールをインストールする必要があったので、
CPAN からインストールを行っていたのだけど、どうもうまくいかない。

15:00:58 (493.09 KB/s) - `/test/.cpan/sources/authors/id/G/GA/GAAS/Digest-SHA1-2
.11.tar' saved [38723]

gzip: /test/.cpan/sources/authors/id/G/GA/GAAS/Digest-SHA1-2.11.tar: unknown suf
fix: ignored
CPAN: Digest::SHA loaded ok

Checksum mismatch for distribution file. Please investigate.

Distribution id = G/GA/GAAS/Digest-SHA1-2.11.tar.gz
    CPAN_USERID  GAAS (Gisle Aas <gisle@ActiveState.com>)
    CALLED_FOR   Digest::SHA1
    CHECKSUM_STATUS
    CONTAINSMODS Digest::SHA1
    UPLOAD_DATE  2006-01-18
    incommandcolor 1
    localfile    /test/.cpan/sources/authors/id/G/GA/GAAS/Digest-SHA1-2.11.tar.g
z

I'd recommend removing
/test/.cpan/sources/authors/id/G/GA/GAAS/Digest-SHA1-2.11.tar.gz. Its
checksum is incorrect. Maybe you have configured your 'urllist' with
a bad URL. Please check this array with 'o conf urllist', and
retry.

な感じ。何をインストールしても、同じ結果となる。該当のファイルを消して、
ダウンロードしてくる urllist を変更したり、ファイルのハッシュをチェック
してみたり、 ncftp をインストールしてなかったので、インストールしてみたり
したけど、駄目。結局、

cpan> install Compress::Zlib

を行い、該当ファイルを削除することで、エラーはでなくなった。 OpenBSD では
時々あること(?)みたい。変なところで、時間を食ってしまった。

 11/9
Terminator Tu Network
Spamassassin を導入しようかと。で、インストール。

[toyota@naboo]% wget http://ftp.kddilabs.jp/infosystems/apache/spamassassin/sour
ce/Mail-SpamAssassin-3.1.7.tar.gz
[toyota@naboo]% tar xvfj Mail-SpamAssassin-3.1.7.tar.gz
[toyota@naboo]% cd Mail-SpamAssassin-3.1.7
[toyota@naboo]% perl Makefile.PL
What email address or URL should be used in the suspected-sp
am report
text for users who want more information on your filter installation?
(In particular, ISPs should change this to a local Postmaster contact)
default text: [the administrator of that system] devnull@tatsuyoshi.net

NOTE: settings for "make test" are now controlled using "t/config.dist".
See that file if you wish to customise what tests are run, and how.

checking module dependencies and their versions...
〜snip〜
REQUIRED module missing: Digest::SHA1
REQUIRED module missing: HTML::Parser
optional module missing: Net::DNS
optional module missing: Mail::SPF::Query
optional module missing: IP::Country
optional module missing: Razor2
optional module missing: Net::Ident
optional module missing: IO::Socket::INET6
optional module missing: IO::Socket::SSL
optional module missing: DBI
optional module missing: LWP::UserAgent
optional module missing: HTTP::Date
optional module missing: Archive::Tar
optional module missing: IO::Zlib

warning: some functionality may not be available,
please read the above report before continuing!

な、感じで色々足りない。で、昨日のような出来事となったのだが、依存関係の
モジュールをインストールしたので、さっそく、続きを、と思ったのだが、付属の
INSTALL ファイルを見ると、 CPAN から直接インストールできるみたいだったので、
CPAN からインストールすることにした。

[toyota@naboo]% perl -MCPAN -e "install Mail::SpamAssassin"

待つこと30分以上、インストールが完了したようである。さて、どうやって使おう
かなぁ。

 11/10
Terminator Tu Network
Spamassassin の動作に procmail を使うので、インストール。

[toyota@naboo]% wget ftp://ftp.procmail.net/pub/procmail/procmail-3.22.tar.gz
[toyota@naboo]% tar xvfz procmail-3.22.tar.gz
[toyota@naboo]% less INSTALL
[toyota@naboo]% vi Mekefile

とくに、いじる必要はなさそうである。

[toyota@naboo]% make
[toyota@naboo]% su
[root@naboo]# make install
〜snip〜
Also, HIGHLY RECOMMENDED (type 'make install-suid' to execute it):

chown root /usr/bin/procmail
chgrp wheel /usr/bin/procmail /usr/bin/lockfile
chmod 6755 /usr/bin/procmail
chmod 2755 /usr/bin/lockfile
chmod g+w /var/mail/.
================================================================ ===============

だそうで。 HIGHLY と言われるとね。素直に上記のコマンドを実行しておいた。
procmail と spamassassin の設定をしようと、設定ファイルを見たり、 man を
見ていたのだが、 man spamd で、おかしな記述を見つけた。

SPAMD(8)                OpenBSD System Manager's Manual               SPAMD(8)

NAME
     spamd - spam deferral daemon
〜snip〜
HISTORY
     The spamd command appeared in OpenBSD 3.3.

Spamassassin 付属のものとは別の spamd というものが入っているらしい。これは
何をするものなのか、調べてみた。 http://www.itv6.org/ に、湯川さんという
人のプレゼンを見つけた。どうやら、目的は SPAM 排除で一緒なのだが、方法として
正常な smtp だったら再送をするだろう、という前提でスパム排除をしている。
気分的に、ちょっと嫌な部分もある。

・初めての人(=smtp サーバ)からの緊急メールは受け取れない
・携帯電話(=smtp サーバの IP が複数)からの緊急メールは受け取れない

という可能性がある。メールの流量が十分に多ければ、良いのかもしれないけど、
そんなにメール来ないしなぁ…。試しに使ってみるのは、面白いかもしれない。

 11/11
WWW Network
6日に書いた独自ドメインで Gmail が使える話の続き。 MX の設定をしなきゃ、
なんて zoneedit の設定をしてみたのだけど、 zoneedit だと MX は1つしか設定
できないみたい。そして、登録されているドメインに対してにしか向けることが
できない。 tatsuyoshi.net の MX に tatsuyoshi.net とか test.tatsuyoshi.net
に向けることはできるけど example.com に設定することはできない、ということ。
backup メールサーバという項目も出来るみたいだけど、お金が発生するみたいだし。
DNS のサービスを変えようかな、と思ったけど、良く考えたら届いたものを全て
(じゃなくても良いけど)転送しちゃえば良いのだ、と気が付いた。早速やってみた。

/etc/postfix/main.cf に以下を追加
transport_maps = hash:/etc/postfix/transport

/etc/postfix/transport に以下を追加
example.jp smtp:ASPMX.L.GOOGLE.COM

これで、メールを送信してみた。ちゃんと届いたようである。しばらくこれで、
なんとかなりそうである。

 11/12
Network
Skype の 3.0 Beta が出ていたので、ちょっと使ってみた。なんだか非常に重く、
とても使い続ける気にはならなかった。仕方なく元の 2.5 に戻したのだけど、
戻しても 3.0 Beta の重さになってしまった。一度、アンインストールした方が
良いのかもしれない。ということで、エモーティコンのページを更新しておいた。

 11/13
Network
WBR75H の ntp 関係のコマンドと dmz 関係のコマンドを追加した。まだまだ先は
長そうである。ついでにここの親ページを全然更新していなかったので、更新。
最近、物をほとんど買ってないので、レビューページが寂しいなぁ…。

 11/14
Network
Dovecot が 1.0.rc13 が出たが、いつものようにしばらく放置してみたら、やはり、
すぐに rc14 が出た。で、 Timo 曰く、いつものように Won't be the last one.
なんてこと言っているのだけど、これまで何度騙されたことか。ということで、
文書1つ更新。

 11/15
Network
ASUS の WL-700gE の紹介が BroadBand Watch に出ていた。なんだか、少し面白そう
だったので、調べてみた。色々いじっている人の web page によると、 CPU は
BCM3302 の 266MHz で、メモリは 64MB のようである。これで、ルーティングまで
やってたら、とても遅いでしょう…。せめて 400MHz CPU の メモリ 128MB ぐらいは
欲しいよなぁ…。適当にファームウェアを解析して、ルータ解剖に追加しようと
思ったけど、 source code まで公開されているので、目新しいことは見つからない
でしょう。

 11/16
WWW
Apache のログを見ていたら、 Google の翻訳機能を使って、アクセスしている
ログがあった。どうやら英語に変換しているみたいである。で、どんな感じに翻訳
されているのか、見てみた。が、内容が翻訳されていない。
英語に翻訳されたページ。
どうやら pre タグの中は翻訳されないようである。 pre タグでテキスト状態で
書いているこのページ、ほとんど翻訳されない…。訳されても、
dragon justice does not take responsibility.
だし。この際、龍義から dragon justice に改名しようかな。

 11/17
Terminator Tu Network
OpenBSD 3.8 な環境で。なんだか、 ntpd が動いていない様子。とりあえず、手動で
起動させてみた。

naboo# /usr/sbin/ntpd
/etc/ntpd.conf: No such file or directory

だそうで。/etc/ntp.conf があったので、 /etc/ntpd.conf にコピーして起動して
みた。

naboo# /usr/sbin/ntpd
/etc/ntpd.conf:1: syntax error

駄目みたい。

naboo# cat /etc/ntpd.conf
driftfile /var/ntp/ntp.drift
filegen clockstats file clockstats type day enable
server bespin

man ntpd.conf を行うと、指定できるのは、以下の3つのようである。

listen
server
servers

とりあえず、 ntpd.conf を server の設定だけにしてみた。

server bespin

これで、起動してみる。

naboo# /usr/sbin/ntpd
ntpd: unknown user _ntp

ユーザが必要みたいなので、作成。

naboo# vipw
naboo# vi /etc/group

起動してみた。

naboo# /usr/sbin/ntpd

問題なく起動したみたい。状況を確認してみた。

naboo# ntpq -p
ntpq: read: Connection refused

どうやら、 ntpq は使えないようである。なんだか、よくわからない状況なので、
OpenBSD の  ntpd 周りについて調べてみた。OpenBSD 3.6 より、 OpenNTPD が
採用されたようで、私は OpenBSD 3.4 から 3.8 にあげたときに、それまで使って
いた ntp.conf しかなかったので、動作しなくなったようである。それと、 ntpq
も OpenNTPD では使われなくなった、ということみたい。 ntpd.conf のサンプルが
/usr/src/etc にあったので、見てみた。

naboo#  cat /usr/src/etc/ntpd.conf
# $OpenBSD: ntpd.conf,v 1.7 2004/07/20 17:38:35 henning Exp $
# sample ntpd configuration file, see ntpd.conf(5)

# Addresses to listen on (ntpd does not listen by default)
#listen on *

# sync to a single server
#server ntp.example.org

# use a random selection of 8 public stratum 2 servers
# see http://twiki.ntp.org/bin/view/Servers/NTPPoolServers
servers pool.ntp.org

この pool.ntp.org は、 DNS ラウンドロビンで、8 つのサーバから選ばれている、
みたいなのだけど、実際に引いてみたら、だいぶ増えているようである。

naboo# nslookup pool.ntp.org
Server:         192.168.0.179
Address:        192.168.0.179#53

Non-authoritative answer:
Name:   pool.ntp.org
Address: 67.128.71.75
Name:   pool.ntp.org
Address: 82.225.138.2
Name:   pool.ntp.org
Address: 85.17.42.115
Name:   pool.ntp.org
Address: 85.214.26.169
Name:   pool.ntp.org
Address: 88.191.43.2
Name:   pool.ntp.org
Address: 130.236.254.102
Name:   pool.ntp.org
Address: 152.118.24.8
Name:   pool.ntp.org
Address: 200.23.51.205
Name:   pool.ntp.org
Address: 212.85.158.10
Name:   pool.ntp.org
Address: 8.15.10.42
Name:   pool.ntp.org
Address: 61.19.242.42
Name:   pool.ntp.org
Address: 66.70.29.130

サーバは 12 台のようである。で、この ntpd の時刻合わせの状況を確認したい
のだけど、 ntpq が使えないので、どうすれば良いのか調べてみた。ログを確認
するようである。

naboo# tail -5 /var/log/daemon
Nov 17 17:38:51 naboo ntpd[21626]: ntp engine ready
Nov 17 17:39:11 naboo ntpd[21626]: peer 192.168.0.79 now valid
Nov 17 17:40:05 naboo ntpd[21552]: adjusting local clock by -0.134535s
Nov 17 17:45:25 naboo ntpd[21552]: adjusting local clock by -0.135470s
Nov 17 17:45:25 naboo ntpd[21626]: clock is now synced

と、なっていた。古い ntp.conf はもう使わないので、削除して、再起動時にも
ntpd が起動するように修正。

naboo# rm /etc/ntp.conf
naboo# vi /etc/rc.local

この中で。

if [ X"${ntpd}" == X"YES" -a -x /usr/sbin/ntpd ¥
    -a -e /etc/ntpd.conf ]; then
       echo -n ' ntpd';       /usr/sbin/ntpd
fi

にしておいた。

 11/18
Terminator Tu Other
OpenBSD な環境でコンパイルを行ったら、
warning: strcpy() is almost always misused, please use strlcpy()
と warning 。ま、意味はわかるのだけど、 strncpy じゃなくて strlcpy と、
言われたことにちょっと戸惑い。正直言うと、聞いたことがない。 man を見ると、

size_t strlcpy(char *dst, const char *src, size_t size);

strcpy はこんな感じ。

char * strncpy(char *dst, const char *src, size_t len);

引数に互換性がありそうだけど、返値が異なる。この関数は、どのぐらい世の中に
浸透しているものなのか、調べてみた。 wikipedia で見つかった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Strlcpy
OpenBSD, FreeBSD, Solaris, Mac OS X で使えるようである。それと、説明を
みて、何をするものなのか納得。 Linux で使えないので痛いな。

 11/19
Other
cramfs なファイルがあった。 file コマンドで見ると、こんな感じ。

[toyota@kashyyyk]% file image
image: Linux Compressed ROM File System data, little endian size 65536 CRC 0xfe818814,
edition -901537649, 245310434 blocks, -1666107293 files

結構滅茶苦茶。バイナリエディタで見てみた。

00000000  45 3d cd 28 00 00 01 00 00 00 00 00 00 00 00 00  E=.(............
00000010  43 6f 6d 70 72 65 73 73 65 64 20 52 4f 4d 46 53  Compressed ROMFS
00000020  14 88 81 fe 8f a0 43 ca e2 23 9f 0e 63 38 b1 9c  ......C..#..c8..
00000030  43 6f 6d 70 72 65 73 73 65 64 00 00 00 00 00 00  Compressed......

ある意味、 file コマンドは合っている気がする。 kernel(2.4.33.4) の source
を見ながら、 RFC 風に書いてみた。

 0                   1                   2                   3   
 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
| magic | size  | flags | futur |          signature            |
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
| f.crc | f.edt | f.blc | f.fil |            name               |
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

magic - 0x28cd3d45(big endian 0x453dcd28)
size - length in bytes(サイズ)
flags - feature flags
future - reserved for future use(と、あるけど使っている)
signature - "Compressed ROMFS"
fsid.crc - CRC(ファイルシステムの CRC)
fsid.edition - edition(版数、つまり何でも良い)
fsid.blocks - blocks(ブロック数)
fsid.files - files(ファイル数)
name - user-defined name(つまり、何でも良い)

適当なので、あまり信用しないで欲しいけど。で、Linux(2.4.33.4) の source を
見ると、

        if (super.flags & CRAMFS_FLAG_FSID_VERSION_2) {
                sb->CRAMFS_SB_SIZE=super.size;
                sb->CRAMFS_SB_BLOCKS=super.fsid.blocks;
                sb->CRAMFS_SB_FILES=super.fsid.files;
        } else {
                sb->CRAMFS_SB_SIZE=1<<28;
                sb->CRAMFS_SB_BLOCKS=0;
                sb->CRAMFS_SB_FILES=0;
        }

になっている。つまり、 reserved for future use とある flag は使われていて、
ここで 1 が入っていないと、 fsid の内容が使われないのである。 file コマンドの
対応が遅いのもあるけど。それにしても、詳しい文章(日本語)ってないなぁ。一番
使えるのが source code ってのも辛い。

 11/20
Network
Dovecot 1.0.rc15 が出た。rc14 は最後じゃなかったようである。とりあえず、
文書のチェックをしたけど、更新はないみたい。バージョンの部分だけ更新して
おいた。
風邪ひいて大変。

 11/21
Network
昔から使っているメールアドレスがあって、届くメールは 99.9% SPAM である。
SPAM フィルターをしても、だいぶ漏れがあって、削除作業だけでも結構な作業
なので、もう少し SPAM 振り分け精度が良さそうな GMail に転送することにした。
こういうときは、転送メールを使っていて良かったな、と思う。あとは、 GMail
の精度なんだけど、あまり使ってないにも関わらず、これまで1度 false positive
起こしたことがあったので、少し心配。

 11/22
Network
ASUS の WL-700gE のファームを眺めていたら、 giFT が入っているようであった。

[toyota@kashyyyk]% find ./mnt/apps/usr
./.giFT
./.giFT/FastTrack
./.giFT/FastTrack/FastTrack.conf
./.giFT/FastTrack/banlist
./.giFT/FastTrack/nodes
./.giFT/giftd.conf
./.giFT/shares
./.giFT/Gnutella
./.giFT/Gnutella/Gnutella.conf
./.giFT/Gnutella/bad_gwebcaches
./.giFT/Gnutella/client-id
./.giFT/Gnutella/fwstatus
./.giFT/Gnutella/gwebcaches
./.giFT/Gnutella/hostiles.txt
./.giFT/Gnutella/nodes
./.giFT/Gnutella/recent_nodes
./.giFT/Gnutella/stable_nodes
./.giFT/OpenFT
./.giFT/OpenFT/OpenFT.conf
./.giFT/OpenFT/nodes
./.giFT/completed
./.giFT/completed/corrupted
./.giFT/ui
./.giFT/ui/ui.conf
./.giFT/giftd.conf.plugin
./.giFT/giftd.conf.noplugin
./gift-nasoc
./gift-nasoc/bin
./gift-nasoc/bin/ref
./gift-nasoc/bin/giftd
./gift-nasoc/bin/gift-setup
./gift-nasoc/bin/gshell
./gift-nasoc/bin/asus_gift
./gift-nasoc/bin/asus_gift.conf
./gift-nasoc/lib
./gift-nasoc/lib/giFT
./gift-nasoc/lib/giFT/libFastTrack.la
./gift-nasoc/lib/giFT/libFastTrack.so
./gift-nasoc/lib/giFT/libGnutella.la
./gift-nasoc/lib/giFT/libGnutella.so
./gift-nasoc/lib/giFT/libOpenFT.la
./gift-nasoc/lib/giFT/libOpenFT.so
./gift-nasoc/lib/libgift.so.0
./gift-nasoc/lib/libgift.so.0.0.0
./gift-nasoc/lib/libgift.so
./gift-nasoc/lib/libgift.la
./gift-nasoc/lib/libgiftproto.so.0.0.0
./gift-nasoc/lib/libgiftproto.so.0
./gift-nasoc/lib/libgiftproto.so
./gift-nasoc/lib/pkgconfig
./gift-nasoc/lib/pkgconfig/libgift.pc
./gift-nasoc/lib/libgiftproto.link.so.0
./gift-nasoc/lib/libgiftproto.la
./gift-nasoc/lib/libgiftproto.link.so
./gift-nasoc/lib/libgift.link.so
./gift-nasoc/lib/libgift.link.so.0
./gift-nasoc/lib/libdl-2.2.3.so
./gift-nasoc/lib/libdl.so.2
./gift-nasoc/share
./gift-nasoc/share/giFT
./gift-nasoc/share/giFT/FastTrack
./gift-nasoc/share/giFT/FastTrack/FastTrack.conf.template
./gift-nasoc/share/giFT/FastTrack/banlist
./gift-nasoc/share/giFT/FastTrack/nodes
./gift-nasoc/share/giFT/giftd.conf.template
./gift-nasoc/share/giFT/mime.types
./gift-nasoc/share/giFT/Gnutella
./gift-nasoc/share/giFT/Gnutella/Gnutella.conf
./gift-nasoc/share/giFT/Gnutella/Gnutella.conf.template
./gift-nasoc/share/giFT/Gnutella/gwebcaches
./gift-nasoc/share/giFT/Gnutella/hostiles.txt
./gift-nasoc/share/giFT/OpenFT
./gift-nasoc/share/giFT/OpenFT/OpenFT.conf.template
./gift-nasoc/share/giFT/OpenFT/nodes
./gift-nasoc/share/giFT/ui
./gift-nasoc/share/giFT/ui/ui.conf.template
./gift-nasoc/include
./gift-nasoc/include/libgift
./gift-nasoc/include/libgift/giftconfig.h
./gift-nasoc/include/libgift/array.h
./gift-nasoc/include/libgift/conf.h
./gift-nasoc/include/libgift/tcpc.h
./gift-nasoc/include/libgift/dataset.h
./gift-nasoc/include/libgift/event.h
./gift-nasoc/include/libgift/fdbuf.h
./gift-nasoc/include/libgift/file.h
./gift-nasoc/include/libgift/interface.h
./gift-nasoc/include/libgift/libgift.h
./gift-nasoc/include/libgift/list.h
./gift-nasoc/include/libgift/list_lock.h
./gift-nasoc/include/libgift/mime.h
./gift-nasoc/include/libgift/tree.h
./gift-nasoc/include/libgift/log.h
./gift-nasoc/include/libgift/memory.h
./gift-nasoc/include/libgift/network.h
./gift-nasoc/include/libgift/parse.h
./gift-nasoc/include/libgift/platform.h
./gift-nasoc/include/libgift/stopwatch.h
./gift-nasoc/include/libgift/strobj.h
./gift-nasoc/include/libgift/proto
./gift-nasoc/include/libgift/proto/protocol.h
./gift-nasoc/include/libgift/proto/protocol_ver.h
./gift-nasoc/include/libgift/proto/share.h
./gift-nasoc/include/libgift/proto/share_hash.h
./gift-nasoc/include/libgift/proto/transfer_api.h
./gift-nasoc/include/libgift/proto/if_event_api.h
./gift-nasoc/man
./gift-nasoc/man/man1
./gift-nasoc/man/man1/giftd.1

見る限り OpenFT と FastTrack と Gnutella に対応しているようである。簡単に
言うと、 P2P のファイル共有ネットワークを3つも抱えているということ。それが
動いているかは確認していないが、最初から入れられていて、設定もされていると
いうことは少々問題じゃないのかな。そんな NAS の機器にファイルなんか置きたく
ないというのが、正直なところ。

 11/23
Other
2,3ヶ月ほど前から、原付スクーターのエンジンのかかりが悪い。と言っても
エンジンがかからない訳ではなく、キックをすれば1発でエンジンがかかる。
つまり、燃料系と吸気系と排気系は問題なく、電気系に問題があるようである。
今日、テスターを持って、バッテリーの電圧を測ってみた。

オフ 12.5V
セル始動時 10.7V
アイドリング時 14.0V

と言った状態。確かに 12.5V は少し低い気がする。7年選手のバッテリーが原因
かなぁ。でも、バイク用のバッテリーって結構高いから、替えて直らなかったら
少しショックだし。今度、車のバッテリーを繋げてテストしてみよう。

 11/24
Network
ASUS WL-700gE のファームを解析した。
cgi ファイルが ash のスクリプトで書かれているのだけど、なんだかちょっと
怪しいファイルがあった。今度時間があったら、調べてみよう。

 11/25
Other
バイナリエディタ hi のバージョンをあげてみた。ほとんど、自分が使うために
やっている作業なのだけど。次回は iconv 対応かなぁ…。

 11/26
Other
SD カードを買おうと思って、いつものように色々な店を眺めていたのだけど、
安い店だと 4GB の SD カードが1万円以下で買えるみたい。で、2GB までは、
FAT16 なので対応できるのだろうけど、 4GB になったらどうなるのか、調べて
みた。新しい規格ができたようで、 SDHC というものらしい。これで、 2GB〜32GB
まで対応するみたいで、ファイルシステムは FAT32 になったらしい。しかしねぇ、
32GB って2年ぐらい経てばすぐに追いついてしまう気がする。もっと、先を見れば
良いのに。で、 SDHC はファイルシステムだけの違いか、それともアドレッシング
方式が異なるのか、見てみた。 sdcard.org にあった文書を見ると、アドレッシング
方式が異なるみたい。つまり、ファイルシステムが対応している必要がある上で、
読み取り機器も対応していないと駄目なようである。もし、 4GB の SD カードを
買ったとしたら、これまでのカードリーダは買い換えが必要。面倒だ。どうせ、
また2年後に買い替えになりそうな気がするし。

 11/27
Other
手元の環境で iconv がどれだけの文字セットに対応しているのか、見てみた。

[toyota@kashyyyk]% iconv --version
iconv (GNU libc) 2.3.4
Copyright (C) 2005 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions.  There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
Written by Ulrich Drepper.
[toyota@kashyyyk]% iconv --list | wc
    961     961   11280

結構な数に対応しているみたい。中を見ると、
EBCDIC-JP-E
EBCDIC-JP-KANA
なんかもあって、ちょっと驚き。調べてみたら POSIX になったらしいし、とりあえず
使ってみようかな。

 11/28
Other
しらいさんが、資料を色々と公開されたので、ざっくりと斜め読みをしていたら、
fdclone に IME が搭載された、ということが書かれていたので、試してみることに
した。 FD-2.09a.tar.gz をダウンロードして、 fd.man を見ると、 IMEKEY を
設定しないといけないようである。ここでキーコードを入力するのだが、どんな
形で入れれば良いのかわからなかったので、 fd を起動して、 E でカスタマイザを
表示させて、ここで IMEKEY の部分で適当に ^¥ あたりのキーを割り当てて、設定を
保存してみた。この設定は ‾/.fd2rc に

IMEKEY="^¥¥"

という形で保存されていた。さっそく実行。 fd 内で漢字の入力ができるように
なった。次は fdsh を試してみる。

ln -s fd fdsh

でリンクを作成して fdsh を実行。これでも日本語の入力ができるようになった。
ただ、とりあえず使えるような感じで、連文節変換も対応していないので、少し
前の携帯電話のような変換精度。「日本語」という文字も3回変換を行わないと、
駄目だったぐらい。でも、無いより良い。

 11/29
Other
cygwin 環境で readdir(3) を使ったプログラムを動かしていたのだけど、結果が
必ずソートされたもので返ってくる。と言っても、大文字小文字は分別されずに
返ってくる。それと、 . と .. が必ず最初に取得される。この前提は、全ての
ディレクトリで適用されるものだと思っていたのだけど、異なる場合があった。
確認できたいくつかを。まず、1つ目は / における /proc /cygdrive 。この2つの
ディレクトリは必ず最後に返ってくる。2つ目は /proc の下のファイル。ここは
ソートされずにある一定の規則の順番で返ってくる。この2つは、 . と .. の
順番は最初になる。3つ目は /cygdrive 。この下のディレクトリ、というか、
ドライブはソートされるのだけど、 . と .. は最後に返ってくる。それと、同様に
/cygdrive/c のようなドライブ直下も . と .. は最後に返ってくる。何で、こんな
仕様にしたのか、不思議である。ま、 cygwin だから、仕方ないか、

 11/30
Other
ログを眺めていたら、 昨日から kinneko さんのページから来ている人がいるよう
なので、何が書かれているか見たら、 itpro のページのことが書かれていた。
この記事、最初の段落だけ読んで、つまらないから最後まで読まなかったのだけど、
さっそく読み直してみた。記事の中ほどに、こんなことが書かれていた。

こうしたソースコード混入に起因するトラブルは,組み込み系システムではすでに
散発している。パソコン周辺機器のエレコムは2004年,同社製ルーターの利用者から
GPL違反を指摘された。このルーターのファームウエアには,GNUライセンスで配布
されているLinux Kernelのソースコードが混入していた。GNUライセンスの効力は
派生物にも及ぶため,エレコムは最終的にソースコードを開示せざるを得なくなった。
その結果,ソースコードに含まれていたルーターのリモート保守用の“バックドア”の
詳細が明らかとなり,同社の開発者はバックドアの削除に追われた。

なんだかなぁ。順番が逆だよ。バックドアがあることなんて、ソースコードから
知ったのじゃなくて、機械をいじってわかったこと。それを、直さない、という
エレコムの回答と、問題認識の甘さと、サポート担当者の会話態度が悪さが、他の
サポートに比べて群を抜いていたのは確か。本当に酷かったよ。
もし、記事に書かれているとおりの順番だったとしても、バックドアなんて作る
のはもってのほかだし、それをこっそり使って悪用する人を未然に防いだ、という
ことでは、ソースコードの公開は、十分意味のあることだと思う。もちろん、その
前に、公開しなければならない、という前提があるのを遵守することは当たり前と
して。

…、の前に、そもそも混入の話と全く関係がないし。


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