■ 12/1
alpha-net というプロバイダを使っている。今は、プロバイダとして使っている
わけではなくて、メールアドレスを使い続けているだけのために使っている。
その alpha-net のサービスに「受信専用メールアドレス」というものがある。
これが、使用できなくなるらしい。そこまでは、良い。その使えなくなるのが、
12/8 、その使えなくなるという案内が 11/20 というなんとも酷いもの。その
前に、受信専用メールアドレス、という名前もよくわからない。世の中の全ての
メールアドレスは「受信専用」と思うのだけど。便利だろう、と思って始めた
ことだと思うけど、いきなり使用停止、というのはどうか、と思う。せめて、
半年前には周知して欲しいものである。
■ 12/2
ホームセンターに行ったら、センサーライトが安売りしていた。ちょっと古い
やつが 980円、ハロゲンの新しいやつが 1280円。センサーライトは、人の動きを
感知して、ライトをつける、ということは24時間電源が入っていないと動作しない
ということになる。つまり、待機時の消費電力が非常に気になるものである。
しかし、センサーライトの外箱には、消費電力が書かれていない。これは、大問題
だと思う。仕方がないので、箱を開けて説明書を出して読んでみた。旧型のものは
2W 、新型のものは 0.4W 。といっても、ピンとこない。家に帰って、計算をして
みることにした。1年間でどのぐらい電気料金が変わるのか。基本となる料金は
東京電力の第一段階料金 15.58円/kWh というもの。
旧型 273.0 円
新型 54.6 円
つまり、1年半経てば、販売されている価格差が埋まるということ。しかし、
製品の保障は1年。なんだか、難しい問題である。
■ 12/3
MRTG のログを見る必要になった。が、 MRTG のログは gettimeofday の結果が
そのまま出力されており、この the Epoch からの秒を、私が読める時間に変換
しないといけない。C 言語だと ctime 関数を使えば、3行ぐらいで変換できる。
しかし、その場の環境で毎回コンパイルして、独自のコマンドを作成するのも、
ちょっと面倒。 perl だと localtime 関数の結果の月を +1 したり、年を +1900
したりしなければならない。これまた面倒。しょうがないので、自分の web page
に、変換させる cgi を置いてやっているのだけど、何か他に良い方法はないもの
なのかなぁ…。
■ 12/4
恥ずかしいことに、とある環境の ssh の秘密鍵に仕掛けた pass phrase を忘れて
しまった。仕方がないので、4文字/5文字の英字の総当りを1日半かけてやって
みたのだけど、駄目。辞書攻撃してみることにした。
http://www.picozip.com/prt/index.html
にあった英語と日本語の辞書をダウンロードしてきて、5文字以下は削除して、
重なりがないようにしてみた。
cat japanese.txt english.txt | strings -6 | sort | uniq -c | cut -f2 > new.dic
これで、 perl で作った簡単プログラムで、ファイルの中身を行単位で読み込み、
openssl dsa -in id_dsa -passin pass:%s
のようなコマンドを発行して、その返りから成功したかどうかを判断してみた。
2時間弱で終わったのだけど、結局パスフレーズは出てこない。ある意味、私の
パスフレーズは正しいと言えば、正しいのだけど。仕方が無いので、作り直すことに
した。配ったりするの面倒なんだよなぁ…。
■ 12/5
FON がサービス開始したようで、それなりの盛り上がり(?)をしているようである。
ちょっと登録画面を見たが、
私は FONの利用規約及び 個人情報保護方針を理解し同意します。また、私がLinus
またはBillとして登録している場合、契約先のインターネットサービスプロバイダは
WiFi接続をFONアクセスポイントとして利用することを承諾しています。
なんか、敷居高い気がする。そんなことよりも、5日間だけ無料で配られるルータ
LaFonera がどんなものなのか気になる。で、調べてみたら、既に滅茶苦茶されて
いるようで、
http://stefans.datenbruch.de/lafonera/
http://jauzsi.hu/2006/10/13/inside-of-the-fonera
http://mrmuh.blogspot.com/
なんてのが、見つかった。面白そうである。
LaFonera って、 BB ルータの下にぶら下げて、ローカル IP 配下に置いても良い
ものなのかなぁ…。でも、そうすると、 Windows の共有とか、勝手に見られて
しまう心配もあるし。その辺の説明が欲しいなぁ。
■ 12/6
Red Hat で起動時に静的ルートを振ろうと調べていた。設定に必要なファイルは、
/etc/sysconfig/static-routes ということはわかった。 google なんかで調べて
設定してみた。
any host 192.168.3.1 gw 192.168.0.1
こんな感じになった。ちょっと再起動するわけにはいかないサーバだったので、
これが本当に反映されるのか、検証してみることにした。このファイルを読むのは
/etc/init.d/network ファイル。該当部分は、
# Add non interface-specific static-routes.
if [ -f /etc/sysconfig/static-routes ]; then
grep "^any" /etc/sysconfig/static-routes | while read ignore args ; do
/sbin/route add -$args
done
fi
になっている。直感的に
/sbin/route add -any host 192.168.3.1 gw 192.168.0.1
コマンドを発行するのか、と思ったのだけど、このコマンドを実行するとエラーが
出る。 any が駄目なようである。で、見慣れない ignore が入っていることに
気が付いた。ちょっとテストのスクリプトを書いてみた。
#!/bin/bash
echo "1 2 3 4 5" | while read ignore args; do
echo "$args"
done
こんな感じ。結果は見事に 2 3 4 5 になる。しかし、この ignore については、
man bash を見ても記述がない。試しに、 /bin/sh 指定をしてみたけど、ちゃんと
動いた。さらに応用して、
#!/bin/sh
echo "1 2 3 4 5" | while read ignore ignore ignore args; do
echo "$args"
done
これで実行すると 4 5 になる。う〜ん、と悩んでいたのだけど、やっと判明した。
#!/bin/sh
echo "1 2 3 4 5" | while read ignore args; do
echo "$ignore $args"
done
ということ。つまり、 $ignore と $args に入れていただけで、命令でも何でも
なかった。こんな単純なことに、30分も悩んでしまった…。
■ 12/7
最近、引き篭もりがちなので、セキュリティホールmemo BoF なるものに参加して
きた。現場の人の直接の声が聞けることは、結構良いものなんだな、感じる部分が
結構あって、良かった。BOF だから、というのもあるのだろうけど。
■ 12/8
marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp からアクセスがドドドッとやってきた。いつもなら、
特に気にもしないのだけど、 HTTP/1.0 のアクセスだったので、ちょっと調べて
みたら、 「全信協スパムクローラー」なるものらしい。こういったクローラーは
無視すれば良いのだろうけど、中がどうなっているのかちょっと気になる。多分、
お金をあまりかけていないのだろうから、ダメダメな感じの作りだろうし、メール
アドレスを拾い集めて、 DB か何かに入れるのだろうから、ちょっとおかしな内容を
読ませてあげようかな、と考えてしまう。例えば、巨大なファイルを読ませてみると
どうなるか、とか。このあたりの処理で、 Google では、どのぐらいのサイズまで
読むのか、ちょっと調べてみた。
終わりがない(あるかもしれないけど)ページで有名な
3.141592653589793238462643383279502884197169399375105820974944592.jp
なページを google の検索結果で見ると、サイズが 977k とある。どうやら 1000000B
を取得上限としているようである。
■ 12/9
Libretto L5 が起動しなくなった。全く駄目。 HDD が死んでしまった感じで、
ほっとくと PXE ブートの画面になるので、全く認識していない。何が困るかって
コタツで PC が触れないこと。この時期は、コタツじゃないと辛い。さらに、
今ちょっと風邪気味なので余計に。某所の web page も更新できないし、新しい
のを買おうかなぁ…。でも、お金ないし…。
■ 12/10
Coolpix L6 レビュー。いつものように、写真があるので、別ページに。色を白に
したのは、ちょっと失敗かもしれない。
■ 12/11
599円の MP3 プレーヤーレビュー。なんだか、衝動買いだったような気もする
けど。いつものように、写真があるので、別ページに。
■ 12/12
Libretto L5 の HDD を取り出すことにした。とりあえず、データが吸い出して
しまおう、という軽いノリで行ったのだけど、結果は駄目。 USB-IDE で、読む
つもりだったのだけど、 2.5インチの HDD とはコネクタの形状が異なるので(
もちろん、 3.5インチとも)、接続できないのである。調べてみると、日立製の
1.8インチの HDD は、 2.5インチのコネクタと同じらしいけど、東芝製のものは
形状が全く違う。で、ネットショップで変換できそうな製品を見てみたけど、
安くても2千円ほどしてしまう。読み出せるかどうかわからないものに、2千円+
送料は高いよなぁ…。素直に東芝のサービスセンターに持っていこうかなぁ…。
5万円ぐらい取られそうだけど。
■ 12/13
Apache のログを見ていたら、 mooter という検索エンジンから来ている人がいた
ので、どんなもんなのか、試してみた。何やら、スターバースト、という機能が
あって、カテゴリを限定できるようである。使ってみたが、便利そうで、意外と
使えない。全体的に Google を意識、というか模倣という感じだし、これからに
期待、といったところか。
■ 12/14
HP のサーバ ProLiant DL380 G4 の dmesg コマンド結果を眺めていたのだけど、
microcode: CPU0 already at revision 0x2 (current=0x2)
microcode: CPU1 already at revision 0x2 (current=0x2)
microcode: No suitable data for cpu 0
microcode: No suitable data for cpu 1
なんてのがあった。ちょっとだけ調べてみた。
手元のノート PC では、
[toyota@coruscant]% dmesg | grep microcode
microcode: CPU0 already at revision 0x20 (current=0x20)
microcode: No new microdata for cpu 0
と出ている。調べていたら、 microcode_ctl のページにたどり着いた。ここには、
最新版の microcode があるようなので、ダウンロードしてきて、コピーしてみた。
[root@coruscant]# wget http://www.urbanmyth.org/microcode/ucode/intel-ia32microc
ode-07Sep2006.txt.bz2
[root@coruscant]# bunzip2 intel-ia32microcode-07Sep2006.txt.bz2
[root@coruscant]# mv /etc/firmware/microcode.dat /etc/firmware/microcode.dat-
[root@coruscant]# cp intel-ia32microcode-07Sep2006.txt /etc/firmware/microcode.dat
[root@coruscant]# /etc/init.d/microcode_ctl start
Applying Intel Microcode update: [ OK ]
dmesg の結果を見ると、
IA-32 Microcode Update Driver: v1.14 <tigran@veritas.com>
microcode: CPU0 already at revision 0x20 (current=0x20)
microcode: error! Bad data in microcode data file
microcode: Error in the microcode data
IA-32 Microcode Update Driver v1.14 unregistered
なんだか失敗しているようである。もう1つ前のバージョンの
intel-ia32microcode-10May2006.txt で試してみたら、以下のような感じ。
IA-32 Microcode Update Driver: v1.14 <tigran@veritas.com>
microcode: CPU0 already at revision 0x20 (current=0x20)
microcode: No new microdata for cpu 0
IA-32 Microcode Update Driver v1.14 unregistered
変更ないようである。で、わからないことが1つあって、
"No new microdata for cpu 0" というメッセージは一体誰が出しているのか?
ということ。kernel 見てもないし、 /etc のファイル群や microcode_ctl にも
ない。よくわからない。
最初に戻って、 "No suitable data for cpu 1" について調べてみたら、 bios が
microcode の更新を行っているので、不要だ、という記述をみかけた。とりあえず、
問題はなさそうである。
■ 12/15
Skype 3.0 が出たので、早速使ってみた。家の PC だと、遅い現象は改善されず。
ちょっと期待はずれ。とりあえず、増えたエモーティコンと隠しエモーティコンを
追加しておいた。
■ 12/16
knoppix の CD が必要だったので、 iso イメージをダウンロードしてきて、
書き込もうとした。が、 DELL に付属してきた Roxio Creator LE - DELL Edition
で書き込むことができない。どうやっても、単なるファイルのバックアップに
なってしまう。どうやら iso イメージを書き込むことが出来ないらしい。何だが
書き込みソフトなのに、 iso イメージを書くことが出来ないなんて信じられない。
仕方なく、フリーのソフト imgburn をダウンロードしてきて、書き込み。こんな
ことで無駄な時間とメディアを消費してしまった…。
■ 12/17
Libretto L5 の リカバリ領域を吸い出そうと、やってみた。昨日作成した knoppix
の CD-ROM を TOSHIBA PA2673UJ に入れて、起動。が、 L5 は HDD から起動されて
しまう。 bios で起動順番を変更したいが、適当に F1〜F10 キーを押しながら、
起動させてみるが駄目。仕方なく Google で調べたら、起動の順番等の bios の
設定は Windows を起動させて、東芝 HW セットアップ、から行うらしい。面倒で
ある。で、調べた通りに変更して、 CD-ROM から起動。が、 knoppix は起動する
ものの PA2673UJ を認識しないため、自分自身が見られない状態。なんだか、また
面倒な話になってきた。knoppix の CD を作り変えるか、起動しないかもしれない
けど、USBメモリ/CF/SD から起動させるか。どうしたもんかなぁ。
■ 12/18
昨日の続き。どうやら、 knoppix で起動し始めた時に出る
boot:
の部分で、
boot: dynabook
とすれば起動する、という情報があったので、やってみた。が、
PCMCIA found, starting cardmgr.
とメッセージが出たところで、固まってしまう。どうしようかなぁ、と2分ほど
考えていたら、動き出した。しかし、モジュールのエラーとか、 X のエラーとか
などで、綺麗に起動せず、固まってしまう。とりあえず、 X を上げないように
してみた。
boot: dynabook 2
で起動させる。が、駄目。良く見たら、 cloop のエラーが出ている。
end_request: I/O error, dev hde, sector 478052
cloop: Read error at pos 242503265 in file /cdrom/KNOPPIX/KNOPPIX, 23034 bytes lost.
cloop: error -3 uncompressing block 10895 65536/0/23034/0 242503265-23034
という感じが延々と。 CD-ROM 壊れたかな。困った。
■ 12/19
9日にダメダメに起動しなくなって、12日に分解して、少し調子よくなってきた
Libretto L5 。中身が取り出せるうちに、取り出そう、とやっているのだけど、
昨日のような状態でなかなか進まず。で、 Windows で起動させてみたら、綺麗に
起動した。が、キーボードが英語配列、それも IME が起動できない。配列は頭の
中で変換すればなんとかなるのだけど、漢字が出ないと google の検索で困る。
何が悪いの見てみたら、「日付、時刻、地域と言語のオプション」の「地域と言語の
オプション」にある、「テキスト サービスと入力言語」が英語になっていた。
ここが英語になってしまうと、キーボードの配列が無視されてしまうのも、どうか
と思うのだけど。ここを、日本語に戻したら、日本語入力ができるようになった。
しかし、何で英語になってしまったのだろう。分解したときに、キーボードを接続
せずに起動したのが悪かったのかなぁ…。こんなつまらないことで無駄な時間を
食ってしまった。
■ 12/20
とある、
[toyota@somewhere]% cat /etc/redhat-release
Red Hat Enterprise Linux ES release 4 (Nahant Update 3)
な環境で、 ping をデバイス指定して、実行してみた。
[toyota@somewhere]% ping 192.168.0.1 -I eth0 -c 1
Warning: cannot bind to specified iface, falling back: Operation not permitted
PING 192.168.0.1 (192.168.0.1) from 192.168.0.2 eth0: 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=0 ttl=64 time=0.078 ms
--- 192.168.0.1 ping statistics ---
1 packets transmitted, 1 received, 0% packet loss, time 0ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.078/0.078/0.078/0.000 ms, pipe 2
となったわけだが、
Warning: cannot bind to specified iface, falling back: Operation not permitted
というのが気になったので、調べてみた。このメッセージ、 root で実行すると
出てこない。失敗している場所を source で探してみることにした。ping の元は、
iputils である。ip-utils の元のページを見たのだけど、どれが新しいものなのか
良くわからない。それらしい iputils-ss020927.tar.gz をダウンロードしてきて、
source の中身を見てみた。が、上記エラーを出している部分が見つからない。
RedHat 依存かもしれないので、rpm 元の iputils-20020927-18.EL4.2 の src rpm
をとってきた。この中の iputils-20020927-ping-subint.patch に上記のエラーが
あった。さっそく patch を適用した source を見てみた。
if (device) {
struct ifreq ifr;
memset(&ifr, 0, sizeof(ifr));
strncpy(ifr.ifr_name, device, IFNAMSIZ-1);
if (setsockopt(probe_fd, SOL_SOCKET, SO_BINDTODEVICE, device, strlen(device)+1) == -1) {
if (IN_MULTICAST(ntohl(dst.sin_addr.s_addr))) {
struct ip_mreqn imr;
if (ioctl(probe_fd, SIOCGIFINDEX, &ifr) < 0) {
fprintf(stderr, "ping: unknown iface %s¥n", device);
exit(2);
}
memset(&imr, 0, sizeof(imr));
imr.imr_ifindex = ifr.ifr_ifindex;
if (setsockopt(probe_fd, SOL_IP, IP_MULTICAST_IF, &imr, sizeof(imr)) == -1) {
perror("ping: IP_MULTICAST_IF");
exit(2);
}
} else if (icmp_sock >= 0) {
/* We possible tried to SO_BINDTODEVICE() a subinterface like 'eth0:1' */
perror("Warning: cannot bind to specified iface, falling back");
}
}
}
結論は、 setsockopt で失敗しているようである。root でやるべきものなのか。
■ 12/21
とある場所にて、 img タグの中の URI 指定でちょっと聞いたことのない話に
遭遇した。 img タグなどの URI 指定で scheme の省略ができるようなのだけど、
これは RFC に即しているのか、という話。簡単に書くと、
<img src="//www.tatsuyoshi.net/toyota/tech/www.gif">
というもの。何がメリットかと言うと、元の html が http での接続の場合は、
http://www.tatsuyoshi.net/toyota/tech/www.gif
をアクセスしに行って、 https の場合は
https://www.tatsuyoshi.net/toyota/tech/www.gif
に行くこと。それなら、
<img src="/toyota/tech/www.gif">
とかでも良い、という話もあるが、ドメイン名が異なっても対応できるのである。
前提として、 IE や Mozilla などでは、上記の記述に対応している、というのは
実験済み。というわけで、それらしい RFC2396 を見た。多分、 5.2 の、 3) にある
3) If the scheme component is defined, indicating that the reference
starts with a scheme name, then the reference is interpreted as an
absolute URI and we are done. Otherwise, the reference URI's
scheme is inherited from the base URI's scheme component.
の部分。
もし scheme 要素が定義されている、すなわち参照がスキーム名で始まって示されて
いるならば、参照は絶対 URI と解釈され、終了する。そうでなければ、参照 URI の
scheme は、ベース URI の scheme 要素から受け継がれる。
駄目翻訳だとこんな感じ。つまり、ベース URI から受け継がれるものなので、
記述的には合っている、のではないか、と。かなり自信なし。
■ 12/22
冬至です。今日は、ちょっとした障害テストを行っていたのだけど、ある人が
zless というコマンドを使って、 test.log.gz な感じのファイルを見ていた。
少しカルチャーショック。 zcat はほとんどあるだろうし、 zmore は、見たこと
がある。でも、今は zless なんてあるんだ…、なんて思って少し調べてみた。
[toyota@websv]$ cat /etc/redhat-release
Red Hat Enterprise Linux ES release 4 (Nahant Update 1)
な環境で。
[toyota@websv]$ which zmore zless
/usr/bin/zmore
/usr/bin/zless
らしいので、
[toyota@websv]$ ls -lai /usr/bin/zmore /usr/bin/zless
470640 -rwxr-xr-x 1 root root 41 May 3 2005 /usr/bin/zless
470641 -rwxr-xr-x 1 root root 1878 May 3 2005 /usr/bin/zmore
らしい。どうやら、別物だし、 shell script っぽい。ついでだが、 zcat は、
[toyota@websv]$ ls -lai /bin/zcat /bin/gzip /bin/gunzip
730099 -rwxr-xr-x 3 root root 55824 May 3 2005 /bin/gunzip
730099 -rwxr-xr-x 3 root root 55824 May 3 2005 /bin/gzip
730099 -rwxr-xr-x 3 root root 55824 May 3 2005 /bin/zcat
と、 gzip のハードリンク。とりあえず、 zless の中身を見てみた。
[toyota@websv]$ cat /usr/bin/zless
#!/bin/sh
/bin/zcat "$@" | /usr/bin/less
えぇぇ。それだけかい。zmore はもうちょっと面倒なことやってるけど、結局は
同じように more に渡している。
■ 12/23
久々に実家に帰って P4-533 を起動したのだけど、起動しない。これまで良く
あったのだけど、ふと思って USB 接続してある機器、マウスと USB カメラを
抜いて電源ボタンを押してみた。すんなり起動した。ここ数年、悩まされていた
問題の原因がやっとわかった。電源の容量が足りなかっただけであった。165W
だと、起動時にファンが高速回転するので、 USB マウス, DVD-R, カードリータ,
FDD, USB スピーカ, USB カメラ、 PCI の DVI 出力できるビデオカード、 HDD,
CPU とかなり消費していたようである。 PCI のビデオカードが原因だと思って
いたのだけど、そんな原因だとは…。
■ 12/24
水道管をちょっと延長しようと 16mm の塩ビの水道管を買ってきた。で、蛇口を
付けようと、蛇口を付けられるネジが切ってある部材を買おうと思ったのだが、
見事に 20mm 用と 13mm 用しかない。ちょっと調べた見たのだけど、 16mm と
いうのはあまり使われているものではないらしい。仕方なく、 16mm -> 13mm の
変換パイプを買って、 13mm に変換してから蛇口を付ける口を付けることにした。
世の中を知らないと、後でお金と手間が掛かるもんだと、つくづく思った。
■ 12/25
アクセス元解析を行ったら、聞きなれない場所からのアクセスがあった。
http://62.gmodules.com/ig/ifr?url=http://www3.sympatico.ca/mjdresser/Delicious.x
ml&nocache=0&(省略)&parent=http://www.google.co.jp
というリファラ。「(省略)」の部分は、ユーザ名も含まれていたので、隠す意味で
省略した。で、まずは、 gmodules.com 。これは、アクセスしてみるとわかるように
Google の機能のもののようである。調べてみると、 Google personalized home
page からということらしい。http://www3.sympatico.ca/mjdresser/Delicious.xml
は、どうやら del.icio.us と関係があるらしく、この del.icio.us はソーシャル
ブックマークで有名らしい。で、この2つの接点が、Google personalized home
page の中に追加する bookmark の機能、ということみたいである。このページを
使っているどなたかが、 Google personalized home page をアクセスする度に、
favicon.ico を取得している、というのが原因のようである。
■ 12/26
web サーバで、 dmesg を見たら、何やらエラーが出ている。
> dmesg | tail -10
TCP: drop open request from 222.66.75.198/1402
TCP: drop open request from 222.66.75.198/1312
TCP: drop open request from 222.66.75.198/1337
NET: 43 messages suppressed.
TCP: drop open request from 222.66.75.198/1107
TCP: drop open request from 222.66.75.198/1749
NET: 7 messages suppressed.
TCP: drop open request from 222.66.75.198/1107
NET: 8 messages suppressed.
TCP: drop open request from 222.66.75.198/2686
気になったので、調べてみた。 drop... のメッセージは、net/ipv4/tcp_ipv4.c の
中の tcp_v4_conn_request 関数で呼ばれており、前後は
/* Kill the following clause, if you dislike this way. */
else if (!sysctl_tcp_syncookies &&
(sysctl_max_syn_backlog - tcp_synq_len(sk)
< (sysctl_max_syn_backlog&bt;&bt;2)) &&
(!peer || !peer-&bt;tcp_ts_stamp) &&
(!dst || !dst-&bt;rtt)) {
/* Without syncookies last quarter of
* backlog is filled with destinations, proven to be alive.
* It means that we continue to communicate
* to destinations, already remembered
* to the moment of synflood.
*/
NETDEBUG(if (net_ratelimit()) ¥
printk(KERN_DEBUG "TCP: drop open request from %u.%u.%u.%u/%u¥n", ¥
NIPQUAD(saddr), ntohs(skb-&bt;h.th-&bt;source)));
dst_release(dst);
goto drop_and_free;
}
な感じ。 X messages suppressed は、多分この中の net_ratelimit から呼ばれて
いて、 source は net/core/utils.c にある。この 222.66.75.198 という IP を
元に他のログを探してみたら、 Apache のログに残っていた。
> grep "222.66.75.198" access_log | wc -l
3314
結構がっつり来ている。ログを見たら、 skype のページを見ていたみたいで、
特に不自然はない IE6 からのアクセスである。アクセスログの時間を追ってみたら
極端に遅い。320個ほどの小さい png のファイル転送に、3分以上かかっている。
早いところでは、5秒で終わっているのに。向こう側の回線品質か何かの理由で、
大量の要求の応答が出来なかった、というのが原因かもしれない。しばらく様子を
見ることにしよう。
■ 12/27
web サーバのログを眺めていたら、以下のリファラがついたアクセスがあった。
http://cc.msnscache.com/cache.aspx?q=4988585330120
本当は、もう少しパラメターが付いていたけど、上記の q パラメターだけでも
アクセスできるようである。で、これは一体どこからのものなのか、と調べてみた。
whois で調べると、予想通りドメイン名は Microsoft のもので、 MSN のサーチ
エンジンのキャッシュ、とそのままのみたいである。ま、このへんは、アクセス
してみればわかるのだけど。問題はこの q パラメターが何を指しているのか?
試しに、前後の数字を入れてみたのだけど、全く予想もつかないページが出てきた。
どうやら、 MSN の中でインデックス化している数字みたいである。もう少し面白い
結果を予想していたのだけど、少しがっかりである。
■ 12/28
年賀状を書いていて、今年引っ越した人がいたので、住所がわからない。困った、
と思って、色々考えて、ドメインを whois で検索してみた。予想通り、前の住所
だった。他に、知る手段はないものか、と考えて、ふと浮かんだ。 fon をやって
いるので、 fon map に家が出ているはずである。家の場所は、その人の職場から
10分ぐらい、ということなので、なんとなく絞れる。ということで、 fon map で
見てみた。該当しそうな家が3,4軒。やっぱり駄目だった。仕方なく、本人に
skype で聞いたけど。いや、本当は郵便番号をだけを聞いて、住所を当てて少し
驚かそうとしたのだけど、住所をそのまま教えてくれてしまって…。
■ 12/29
McAfee のとあるページに SeaMonkey で何気なくアクセスしたら、「ブラウザを
アップデートしてください」というページが出た。は?と思って、見てみると、
McAfee Security機能を利用するには、より新しいバージョンのブラウザが必要
です。以下に挙げるブラウザでは、McAfee Security機能を利用いただけます。
* Microsoft? Internet Explorer 4.0 以降(128ビット暗号機能)
あ〜?文言違うんじゃない?この SeaMonkey は古いと文句を言われるバージョン
じゃないし、 IE4 以上の暗号化は十分備えているぞ、と。 URL には nonIE.asp と
あるように、 IE を使ってください、と書くのが筋でしょう。さらにその前に、
セキュリティだ、ウィルスだのを扱っている会社が、 IE のみ、というのも少し
納得できないし、製品が SeaMonky/Mozilla に対応してないんのじゃないか、
とも受け取られるのじゃないかと。まともな対応して欲しいねぇ。
■ 12/30
中島美嘉、というか、NANA starring MIKA NAKASHIMA のアルバム情報を眺めて
いたら、4曲で作詞者が「mmm.31f.jp」になっていた。なんだか、こんな名前が
出るのも時代かな、なんて思いながら、いつものくせで mmm.31f.jp にブラウザで
アクセスしてみた。どうやら、そんな web サイトはないようである。意外だった
ので、念のため whois.jp で調べてみたけど、ドメインも取られてないみたいで
ある。この人は、なんでこんな名前にしたのだろう…。
■ 12/31
駐輪場にライトを付けようかと、数週間前に 16mm の PF管を地中に埋めた。で、
昨日、その PF管に電線を通そうと思ったら、通らない。何度やっても、力加減を
変えても駄目。仕方なく、今日 2mm のワイヤーを買ってきて、ワイヤーを通して
から、ワイヤーに電線を結びつける方法でなんとか通すことができた。ワイヤーの
購入金額2000円。ちょっと高い買い物をしてしまった。次回からは、電線を通して
から地中に埋めることにしよう。
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