■ 11/1
DoCoMo が Sender ID/SPF を導入したらしい。無料 DNS サーバを使って、さらに
OP25B の影響で gmail なんかから From を付け替えてメールを送信している身と
しては、DoCoMo 宛にメールが届かなくなるんだろうなぁ、と他人事のように構えて
いるのだけど、今日は何も起きなかった。本当に今日から適用されたのか?と
ちょっと疑問。
■ 11/2
OpenWrt のハードウェアを眺めていたのだけど、対応の機器というより、結構
会社依存している気がする。IO-DATA や Corega なんて1つもないし。海外で
発売されているか、の違いもあるのだろうけど、私の予想だと、解析が難しい
からだと思う。別ページには IO-DATA の USL-5P はあったけど。ちょっと意外
だったので、PCI のルータがないこと。何でだろう?という感じである。久し
ぶりに、ルータの解析でもしてみようかな。
■ 11/3
久しぶりに BBC1 を聞こうと。前は、UK only と書いてあった Windows Media の
ストリーミングが聞けたのだけど、今は UK only のためか、何度やっても聞けない。
仕方なく、Real のストリーミングを聞こうと、Firefox 上で開いたら、ボリュームの
調整ができない。VLC で rtsp のアドレスを入れてみたら、最初の数分は問題なく
聞けるのだけど、だんだん途切れたり酷い音になったり。手元の winamp に rtsp の
アドレスを入れてみたけど、駄目。新たに GOM Player と DV をダウンロードして
試してみることにした。結果は両方とも聞けたけど、 DV の方が軽かったので、
DV で聞くことにした。いつの間にか PC の中はプレイヤーだらけ。
■ 11/4
ここの web サーバを HDD なしの CF か何かに置き換えようと考えている。速度と
静粛性を選んでなのだけど。さすがにログをそのまま書いていては寿命が早く
なってしまうので、Apache のログは RAM ディスクに書いて、週に1回ぐらいの
ペースで CF にコピーというスタンス。あとは、cgi で動いている掲示板なんかが
心配だけど、せいぜい1日10回ぐらいの書き込みだし、問題ないでしょう、という
ことで、web サーバはなんとかなりそうだな、と。今、どんな構成にしようか、
頭の中で妄想中。本当はメールサーバも HDD なしにしたいのだけど、書き込み
とかを考えると、無理そうだな、と。メモリを 4G 以上にして、ほとんどを RAM
ディスクとして確保すれば、なんとかなるかもしれないけど。
■ 11/5
昨日の続きで、そう言えば i-RAM なんて製品があったな、なんて調べてみた。
結構人気があったみたいだけど、もう売ってないみたい。別の安い製品は無いかと
探したけど、同じような製品が見つからない。サーバに使うので、電源が切れた
ときに中身が消えて良いから、安い製品がないかな、なんて思っていたけど、
それだったらメモリスロットに大容量のメモリを刺して、RAM ドライブにすれば
良いのか、と行き着いてしまった。メモリスロットが2枚しかない、とか、古い
PC だと 1GB のメモリが認識しない、なんてことで悩むんだったら、PC を買った
方が安いのか、と結論に。
■ 11/6
ここ1週間ほど、
www.eleul.com
www.eeblb.com
www.ad-mov.com
www.fqfjq.com
www.av-ch.net
へ誘導するスパムが頻繁に来ている。そのリンク先なのだけど、
http://www.eleul.com/?bc=bz&me=vV8H3HR9Hd4H8sKq4H7S9RH929HnL2TQ5CM6H2WH8HeH7H7
のような感じになっている。同じような形式で、上記サイトへのリンクを50件ほど
取り出してみて、どんな暗号(?)になっているか、見てみた。わかったことは、
いくつかのパターンになっていると言うこと。私の予想だと、me の部分は私の
メールアドレスが、bc の部分は送信者固有の符号じゃないかと思っているのだけど、
意外と両方とも送信者の符号の可能性もある。とりあえず、me パラメタの中の
文字列だけを取り出して、文字の出現回数を抽出してみたら、H の出現回数が
異常に多く、0 の出現は無し、ということがわかった。
[toyota@coruscant]$ wc spampara
50 50 2345 spam
[toyota@coruscant]$ ./a.out spampara
a: 39 b: 42 c: 2 d: 16 e: 7 f: 18 g: 37 h: 25 i: 17 j: 24 k: 34 l: 2 m: 3
n: 4 o: 8 p: 5 q: 25 r: 3 s: 12 t: 0 u: 0 v: 9 w: 3 x: 6 y: 9 z: 8
A: 12 B: 44 C: 11 D: 70 E: 25 F: 28 G: 28 H:407 I: 26 J: 19 K: 15 L: 76 M: 35
N: 53 O: 16 P: 41 Q: 19 R: 20 S: 34 T: 2 U: 2 V: 20 W: 29 X: 3 Y: 17 Z: 8
1: 28 2: 48 3: 80 4: 86 5: 95 6:123 7:110 8:184 9:123 0: 0
というところで、行き詰った。時間に余裕がないので、続きの解析をしたいの
だけど、時間が掛かりそう。
■ 11/7
昨日の話とは関係なく、最近、暗号の複合化のプログラムを眺めていたりする。
やっぱり、プログラムが新しければ新しいほど、最適化されていて、20世紀の
プログラムだと MMX や SSE に対応していなかったりしている。コードの方は、
高速化されればされるほど、複雑な数学計算や、CPU のアーキテクチャを考慮した
低レベルのコードになっていて、もう私の理解をはるかに超えてしまい、全てを
理解するのは無理。ハードウェアについても色々調べていたら、暗号解読に PS3
なんかが用いられるらしい。なんでも、安価な割には計算速度が優れているらしい。
ちょっと意外。
■ 11/8
4G のメモリを搭載して 3.2G ぐらいを RAM ディスクとし、その PC で私のメール
サーバが成りえるか、というのを考えてみた。maillog は1週間で 100M 近くに
なることがある。サーバは、IMAP なので全てのメールが残っており、私のメール
だけで 1G ぐらいに達している。私以外のメールなんかやその他で 200M ぐらい
ある。全部合わせて 1.3G になる。何か抜けているような気がするけど、意外と
2G でもなんとかなる気がしてきた。ちょっと、作ってみようかな。
■ 11/9
やっと Libretto L5 のアダプタを手に入れて、久しぶりに起動!したのだけど、
どうもネットワークに接続できない。ネットワークケーブルを変えてみたり、
モデムに刺す口を変えてみたけど、駄目。リンクアップまではしているけど、
通信ができない。Wireshark で見たけど、送信はしているが、応答が全く返って
こない。無線 LAN に切り換えろ、という啓示かな…。今度、ダムハブを使って
チェックしてみよう。世の中うまくいかないものである。
■ 11/10
Dell OptiPlex SX260 を手に入れたので、これに BSD を入れようかと。それも、
4G の CF に入れてしまおう、と準備中。落雷で壊れた前の web サーバは OpenBSD
だったので、今回は NetBSD あたりにしようと。ただ、いざ CF に入れようと
すると、少し躊躇してしまう。なるべく書き込み回数は少なくしたいし、でも、
1回でインストールがうまくいかないと思うし、RAM ディスクの設定をいきなり
できるか自信ないし。そもそも 4G に収まるかもわからないし。かなりの臆病者
なので。
■ 11/11
Dell OptiPlex SX260 に NetBSD を入れてみた。まだまだ使える状態じゃないけど。
写真もあるし、長くなったので、別ページに。
■ 11/12
久しぶりに excite の携帯ホームページを書いている人のページに行ったら、
「エキサイト携帯ホームページ」サービス終了のお知らせ
と。見ると、9月30日で終了したらしい。そう言えば、7月に酷いトラブルがあった
気がする。1週間以上、接続できないとか、そんなんで。excite はコレに乗じて
なのだろうか、それとも運営していた魔法のiランドがドワンゴの関連会社になった
ためか、携帯専用ブログサービス「モグモグ」を始めて、魔法のiランドから手を
引いたようである。この世界、動きが早いのは別に良いけど、それを使用者とかに
負担させないで欲しいものである。
■ 11/13
SX260 用にメモリを買おうと思っているのだけど、何故だか DDR のメモリって
DDR2 の2倍の値段。それも、なんだか値上げしていきそうな雰囲気。今のうちに
1枚買ってしまうか、少し我慢して中古相場が落ち着いたときに買うべきか。
毎年、年末はメモリの値段が上がるから、今年中に買うんだったら、今しかない
だろうけど。数百円のことで、こんな考えてしまって、こんな私は株の取引なんか
無理なんだろうなぁ。
■ 11/14
Libretto L5 の有線 LAN が使えなくなったので、実家に寄ったついでに USB-LAN の
機械を探してみた。見つけたけど、予想通り USB 1.1 の時代のもの。つまり、
滅茶苦茶遅いと。一瞬、憂鬱な気持ちになったのだけど、その隣には PC カードの
LAN カードを発見!それも 100BaseTX と書いてある。それを見た瞬間、憂鬱な
気持ちが吹っ飛んだ。これでしばらく、L5 の延命ができそうである、というか、
コタツの上で作業ができそうである。
■ 11/15
とあるプログラムがマルチコア CPU に対応になったとかなんとかで、バージョンを
あげたので、コンパイルしてみたらエラーが。
warning: passing arg 2 of `sched_getaffinity' makes pointer from integer
without a cast
too many arguments to function `sched_getaffinity'
warning: passing arg 2 of `sched_setaffinity' makes pointer from integer
without a cast
too many arguments to function `sched_setaffinity'
だそうで。調べると sched_getaffinity/sched_setaffinity は Linux の 2.6
からとか、書いてある。が。
[toyota@dstar]% cat/etc/redhat-release
Red Hat Enterprise Linux ES release 3 (Taroon Update 9)
な環境なのだけど、man sched_getaffinity なんかで引けるし、引数はちゃんと
3つ書いてあるし。宣言がある /usr/include を見てみた。/usr/include/sched.h
では、
/* Set the CPU affinity for a task */
extern int sched_setaffinity (__pid_t __pid, __const cpu_set_t *__mask)
__THROW;
/* Get the CPU affinity for a task */
extern int sched_getaffinity (__pid_t __pid, cpu_set_t *__mask) __THROW;
になっていて、引数が2つ。つまり、source code 的には、2番目の引数を削除
するだけで動きそう、というか動いたのだけど、何で man が違ったり、2.4 なのに
sched_getaffinity/sched_setaffinity 関数があったり、引数が2つなのか。
時間があったら、調べてみたいけど、歴史的なもの、というオチで終わりそうな
気がする。
■ 11/16
朝起きて、PC のモニタのスイッチを入れたら、ログイン画面が。あー、勝手に
Windows が再起動したらしい。作業中のウィンドウはもちろん、閉じられてしまった
ので、ちょっとしたショック。アップデートを勝手にするのはまだしも、勝手に
再起動するのは、どうかと。良い機会だから、レジストリいじって、再起動しない
ようにしてしまおう。
■ 11/17
DDR のメモリがこれから上がると予想して、1G のメモリを買ってみた。貧乏なので
ちょっと痛いけど。これから値上がりしたら、もっと心が痛い。DDR2 の方はまだ
下がっているみたいだけど、そろそろ年末モードに入りそうだし、先の値段が全然
読めないけど、良く考えたら DDR2 のPC 持ってなかった。今使ってるのは ECC
なので、別格だし。
■ 11/18
いつものように IMAP でメールを読んでいた。いらないメールを削除したら、
disk full のメッセージが。え?と思って、ディスクを見てみたけど、まだまだ
余裕がある。どうしたものか、と考えて、ゴミ箱を空にしてから削除をしてみた。
エラーはなくなった。原因不明なので、気持ちが悪い。もう少し調べてみたら、
EXT2-fs error (device ide1(22,1)): ext2_new_block: Free blocks count corrupted
for block group 145
EXT2-fs error (device ide1(22,1)): ext2_new_block: Free blocks count corrupted
for block group 145
EXT2-fs error (device ide1(22,1)): ext2_new_block: Free blocks count corrupted
for block group 145
というのが、出ていた。ファイルシステムがおかしいらしい。ちょっと調べると、
奥山さんの書き込みを見つけた。ちょっと、微妙。とりあえず、様子見。
■ 11/19
何気なく dovecot.jp のアクセス解析の結果を見ていたのだけど、IE でのアクセス
よりも Firefox でのアクセスの方が多いことにちょっと驚き。OS の種類なんかも
SunOS とか FreeBSD とか、あるし。やっぱり、そっち系の人は、IE なんて使って
ないんだな、なんて妙に関心してしまった。
■ 11/20
17日買ったメモリが届いたので、付けてみた。買ったものは、バルク扱いで、
M&S のチップで CFD 製のものだった。2G のメモリを積んで、ちょっとだけ祈り
ながら、電源を入れたけど、問題なく起動。家の PC で一番メモリを積んでいる
PC となった。さて、web サーバの構築をしないと。
■ 11/21
実家で見つけた TYPE2 の LAN カードの LPM-LN100TX を Libretto L5 に接続。
自動認識してくれることをちょっと期待したけど、駄目。仕方なく、ドライバを
ダウンロード、と思ったけどそのネットワークがないので、メイン PC を使って
ダウンロード。が、Logitec のページには Windows 2000 のドライバしかない。
モノ自体10年も前の製品みたいだし、仕方ない。多分、大丈夫ということで、
USB メモリに Windows 2000 用のドライバを入れて L5 でインストール。問題なく
動いた。これで、コタツの上で作業ができる。その前に、コタツを出さないと
いけいないのだけど。
■ 11/22
L5 のネットワークが復活したので、とうとうネットワークの口が足りなくなった。
メインの SC430 に L5 にセットアップ中の SX260 に、壊れた web サーバ用の
電源を代えようと思って持ってきた TV 用の PC 。TV 用の PC は便利なので、
何故か居座って、壊れた web サーバへ電源を移植せずにいる。そして、これから
使おうと思っていた IBM の M42 という PC があるのだけど、この PC に接続
する口がなくなった。L5 を無線 LAN にすれば良いのか、と思ったけど、そうしても
口の数が足りないことに気がついた。仕方がない、今度スイッチングハブでも
買ってこようかな。
■ 11/23
このページを始めた頃のものを見ていたら、その頃は毎日更新してなかったな、
とか、改行の文字数が適当すぎる、なんて色々思っていた。その中に、その頃の
マシン一覧があったので、それを更新してみることにした。
Machine | hostname | CPU | MEMORY | HDD | OS |
P5-200 (数年使ってない) |
hoth |
K6-2 300MHz |
DIMM PC100 224M |
ST36531 6.4G |
Solaris 7(x86) |
G6-200 (数年使ってない) |
kessel |
Pentium Pro 200MHz |
SIMM 96M |
FIREBALL ST6.4A 6.4G |
Linux 2.4 |
FIVA 206VL 壊れた |
coruscant |
Crusoe TM5600 600MHz |
SO-DIMM PC100 384M |
MK4018GAS 30G |
Windows 2000 / Linux 2.4 |
LAN-iCN2 (現役webサーバ) |
kamino |
SuperH4 240MHz |
64M |
WD1200AB 120G |
Linux 2.4 |
Terminator Tu (落雷で壊れた) |
naboo |
VIA C3(Ezra) 1GHz |
n/b PC100 CL2 256M + 64M |
WD400AB 40G |
OpenBSD 3.4 →OpenBSD 3.8 |
Terminator P4 (現役TVサーバ) |
dagobah |
Celeron 1.7GHz |
n/b DDR3200 512M |
6Y120L0 120G |
Windows 2000 |
Terminator K7DDR (時々開発で使用) |
kashyyyk |
Athlon XP2400+ |
n/b DDR2100 256M(elixir) |
IC35L120AVV207 120G |
Linux 2.4 |
Terminator P5-533 (実家でのメイン) |
geonosis |
Celeron 2.0GHz |
n/b DDR3200 512M(Mr.STONE) |
HDS722580-VLAT20 80G |
Windows XP |
さらに、以下のものがある。
Machine | hostname | CPU | MEMORY | HDD | OS |
Libretto L5 |
coruscant |
Crusoe TM5800 800MHz |
Micro DIMM 512M |
MK2006GAL 20GB |
Windows XP Pro |
DELL SC430 |
utapau |
Celeron 2.66GHz |
DDR2 ECC 1GB |
WD800JD 80G |
Windows XP Home |
DELL SX260 |
mustafar |
Pentium4 2.4GHz |
DDR 2G |
n/a(4G CF) |
NetBSD 3.1 |
IBM NetVista M42 |
ossus |
Pentium4 2.4GHz |
DDR 512M |
20GB |
Windows XP Pro |
Gateway Profile (内DNSサーバ) |
bespin |
K6-2 400MHzH (d/c 300MHz) |
SO DIMM 160M |
n/a(64M CF) |
Linux 2.4 |
BONA LSW(調子悪) |
ithor |
C3 533MHz |
PC133 256M |
n/a(CD boot) |
Linux 2.6 |
SUMICOM |
bakura |
Celeron 1GHz |
DIMM 256M(H/H) |
n/a(USB起動) |
n/a |
LivingGate i(調子悪すぎ) |
alderaan |
SH3 133MHz |
16M |
n/a |
Linux 2.4 |
LD-WBBR/B(駄目すぎ) |
calamari |
SH3 100MHz |
16M |
n/a |
Linux 2.4 |
本当は、マシン名一覧がなかったので、作ってみただけ。昔は律儀に PC 専用の
アイコンなんか作って使ってたけど、最近すっかりやらなくなったなぁ。
■ 11/24
LAN の口もなくなりかけているし、ここは TV サーバの P4 を退役願って、M42 に
キャプチャカードを刺して、こいつの代わりにしようかと。ついでなので、先が
ないアナログ波じゃなく、地デジのものを買おう、なんて考えながら調べていたら
地デジ対応のキャプチャカードってないことが判明。何でも、コピーワンスが
問題らしい。その前に、良く考えたら、今住んでいる場所に UHF のアンテナが
無いことに気がついた。それ以前の問題だったとは。
■ 11/25
SUMICOM を車載しようかとちょっと考えて、電源の計算をしてみた。SUMICOM 付属の
AC アダプタは 60W 。12V 出力だから、最大 5A 流れることになる。最近の PC に
比べたら少ないのだろうけど、車載を考えると結構大きい数字。これに、実家で
使っているシャープの 18.1 インチの液晶を繋いだとして、液晶の AC アダプタは
48W の 12V なので、4A 消費となる。合わせて 9A 、ちょっと大きすぎかな。最近の
液晶は、15インチで消費電流が 2A を切るものがあるみたいだけど、電源内蔵の
場合が多いので、簡単に車に接続できないし。ま、その前に、車に乗る機会があまり
多くないので、その価値を見出せるか、というのがあるけど。
■ 11/26
Lunux な PC に lynx を入れている。しかし、問題が。背景を白にして、文字を
黒にするという、私が好む色具合にならない。設定ファイルとか、source をいじって
みたけど、背景が黒になるか、灰色になるか。kamino の PC では実現できている
ので、何かが足りないのだと思うのだけど、どうにもならない。いくつかの version
を試したけど、駄目。
# It is not exact since the default "white" is not necessarily the same color
# as the ANSI lightgray, but is as close as we can get in a standard way.
あたりに書かれていることがやっぱり、問題なんだろうか。
■ 11/27
昨日の lynx の背景が白にならない問題、くやしいので続けてみた。今日は、最新の
lynx2.8.6rel.5.tar.gz で続けてみた。何度か、configure/make を続けてみて、
何度かやっているうちに、できてしまった。そこからオプションを削っていって、
最終的に、
./configure --enable-cjk --enable-default-colors --disable-color-style
とすれば、lynx を実行したときに、何の設定もなしで背景が白になった。ついでに
もう1つ。
[toyota@endor]% cat /etc/redhat-release
Red Hat Enterprise Linux ES release 3 (Taroon Update 8)
な環境で、
./configure --with-ssl
を行うと、
checking for SSL_get_version in -lssl... yes
checking for openssl include directory... no
checking if we can link to ssl library... no
configure: error: Cannot link with ssl library
となる。これは、krb5.h が読み込めないためである。なので、
./configure --with-ssl CPPFLAGS=-I/usr/kerberos/include
としてやると、うまく configure が通る。
■ 11/27
昨日の lynx の続き。やっと、気に入った背景が出るようになったので、早速
バリバリ使ってみようかと思ったら、
Alert!: Error uncompressing temporary file!
が出るページが多数。テスト用に gzip を busybox ベースにしているので、それを
元に戻したけど、影響なし。ということは、zlib が組み込まれてない、という
ことのようである。デフォルトで組み込まれると思ってたのが間違い。configure の
オプションに --with-zlib と、念のため --with-bzlib を追加して、コンパイル。
これで、上記のエラーはなくなったが、wikipedia とか文字化けして、うまく
表示されないページが。どうやら utf-8 のページが駄目なようである。utf-8 の
ページを文字化けさせずに表示できないものか、と調べてみたら、configure の
オプションに --enable-japanese-utf8 があるではないか。最終的に、configure は
以下のオプションになった。
./configure --disable-news --disable-gopher --disable-finger --disable-syslog
--disable-ipv6 --with-ssl --disable-color-style --enable-default-colors
--prefix=/home/toyota --with-zlib --with-bzlib --enable-japanese-utf8
CPPFLAGS=-I/usr/kerberos/include
あとは、google の検索がうまくいかないのがなんとかなれば完璧なのだけど。
■ 11/28
lynx でオプションの画面を出して、 User-Agent header を適当な DoCoMo の端末
DoCoMo/2.0 SH903iTV(c100;TB;W24H16) に変更して、yahoo にアクセスしてみた。
何回か、リダイレクトを繰り返して、
Alert!: Redirection limit of 10 URL's reached.
と出力して、終了。どんな感じにリダイレクトされているか、wget で見てみた。
[toyota@endor]% /usr/bin/wget --verbose --user-agent="DoCoMo
/2.0 SH903iTV(c100;TB;W24H16)" http://www.yahoo.co.jp/index.html
--15:26:58-- http://www.yahoo.co.jp/index.html
=> `index.html'
www.yahoo.co.jp をDNSに問いあわせています... 124.83.147.202, 124.83.147.203, 12
4.83.147.204, ...
www.yahoo.co.jp|124.83.147.202|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 302 Found
場所: http://rd.yahoo.co.jp/mobile_topaccess/docomo/?http://mobile.yahoo.co.jp/
index.html [続く]
--15:26:58-- http://rd.yahoo.co.jp/mobile_topaccess/docomo/?http://mobile.yaho
o.co.jp/index.html
=> `index.html?http:%2F%2Fmobile.yahoo.co.jp%2Findex.html'
rd.yahoo.co.jp をDNSに問いあわせています... 203.216.243.246, 202.93.87.220, 202
.93.91.203, ...
rd.yahoo.co.jp|203.216.243.246|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 302 Found
場所: http://mobile.yahoo.co.jp/index.html [続く]
--15:26:58-- http://mobile.yahoo.co.jp/index.html
=> `index.html'
mobile.yahoo.co.jp をDNSに問いあわせています... 203.216.243.195, 202.93.87.148
mobile.yahoo.co.jp|203.216.243.195|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 302 Found
場所: http://portal.mobile.yahoo.co.jp/?ySiD= [続く]
--15:26:58-- http://portal.mobile.yahoo.co.jp/?ySiD=
=> `index.html?ySiD='
portal.mobile.yahoo.co.jp をDNSに問いあわせています... 124.83.135.204, 124.83.1
71.243, 124.83.171.244
portal.mobile.yahoo.co.jp|124.83.135.204|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 302 Found
場所: http://www.yahoo.co.jp?ySiD= [続く]
--15:26:58-- http://www.yahoo.co.jp/?ySiD=
=> `index.html?ySiD='
www.yahoo.co.jp|124.83.147.202|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 302 Found
場所: http://rd.yahoo.co.jp/mobile_topaccess/docomo/?http://mobile.yahoo.co.jp/
index.html [続く]
--15:26:58-- http://rd.yahoo.co.jp/mobile_topaccess/docomo/?http://mobile.yaho
o.co.jp/index.html
=> `index.html?http:%2F%2Fmobile.yahoo.co.jp%2Findex.html'
rd.yahoo.co.jp|203.216.243.246|:80 に接続しています... 接続しました。
HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 302 Found
場所: http://mobile.yahoo.co.jp/index.html [続く]
を繰り返して、
リダイレクション回数が 20 を越えました
となり、終了。天下の Yahoo がねぇ。
■ 11/29
dovecot 1.0.8 がリリースされた。ドキュメントの更新をしようと思って、更新の
状況を見てみたら…、全ての文書が更新されているし。この更新に追いつくのは、
ちょっと大変だ。ここまで更新されると、これまで文書の更新し忘れていただけの
気もするけど。
■ 11/30
vimdiff がうまく動かなくなった。エラーは。
E97: Cannot create diffs
日本語だと。
E97: 差分を作成できません
最近、busybox の環境を入れたので、その影響なのでしょう。busybox の diff より
/usr/bin/diff が先にくるように path の設定をしたら、あっさり動いたのだけど、
そもそも何で busybox の diff が駄目なのか、vim(diff) の source を見てみた。
vim 7.1 の src/diff.c では、line1 と line2 とだけ書かれた2つのファイルの
diff を実行してみて、
if (STRNCMP(linebuf, "1c1", 3) == 0)
ok = TRUE;
という感じで、1c1 の行があるのかどうかを調べている。実際に、2つの diff の
動作を比べてみた。
[toyota@endor]% /home/toyota/bin/diff -a 0 1
--- 0 Thu Nov 29 13:40:00 2007
+++ 1 Thu Nov 29 13:40:00 2007
@@ -1 +1 @@
-line1
+line2
[toyota@endor]% /usr/bin/diff -a 0 1
1c1
%lt; line1
---
> line2
busybox の diff は 1c1 を返さないから、エラーが起きたようである。ps の
オプションとか grep のオプションとか、busybox のコマンドは癖が結構あるので
ちょっと使い辛い。
|