■ 10/1
本日某所にて、受付を待っていたときの話。海外との取引をしている会社で、
どうやらサーバが落ちたらしい。聞き耳を立てていると、画面が出ない、とか
シンガポール支店でも同様の現象らしい、と言っている。で、待たされている
客に、「申し訳ございません、ネットワークの不具合で」とか、「LAN の調子が
悪いようで」とか「サーバがダウンしてまして」なんて言っている。別に悪い
とは言わないけど、意味が全部違うのわかってる?って聞きたかった。
■ 10/02
秋葉原に寄ってきたので、SATA 電源に変換するケーブルを買ってきた。これで
DVSM-724S/V-BK の取り付けして、動作確認。デバイスとしては。
Optiarc DVD RW AD-7240S
として認識された。試しに DVD-R の書き込みをしたみたが、特に問題もなく、
書き込み完了。これで、デジカメのデータのバックアップができる。
■ 10/3
2ヶ月ぐらい悩んでいた防水デジカメの件、結局μ TOUGH-6000 を買う運びと
なった。重いけど、防水に加え、耐衝撃があるのも選んだ理由。昨年、NIKON の
COOLPIX L6 を落として修理したこともあったし。来週には届くので、楽しみ。
■ 10/4
ちょっと前から、MicroSD 用の小さいケースが無いか探していて。前にも書いた
けど、理想は厚さが 3mm ぐらいのカードの大きさで、MicroSD が10枚ぐらい入る
もの。意外と MicroSD 専用というものがなくて、SD と共用の大きな製品しか
見つからない。で、キーホルダー型だけど薄型の MicroSD ケースを見つけた。
サンワサプライの FC-MMC11MIC という製品。厚さは 4mm で薄いし、2枚しか
入らないけど、かなり小さいので、この製品を買うことにした。とりあえず、
2つ購入して、入らなかった分は別に考えることにする。
■ 10/5
μ TOUGH-6000 が届いたので試し撮り。このために買った MicroSD 4G を付属の
xD カードアダプタ MASD-1 に入れて撮影。電源を入れた後の反応が少し遅いが、
ズームの速度なんかは、良い感じ。撮った写真をパソコンで読み込もうとしたが、
反応しない。SD のアダプタを違うものにしてみたけど、現象は変わらず。何が
おかしいのか考えること2分。ふと、気が付いた。カードリーダーが SDHC に
対応してなかった。そんなんで、別の PC にて読み込み完了。PC で見た画質は
そんなに悪くない。外は雨が降っているので、防水を活かして外に出て写真を
撮ろうか少し考えて、やめておいた。
■ 10/6
eneloop 用の 240V 対応充電器 NC-M58 を買ってきた。正確には、電池がセットの
N-M58TGS を買った。なんだかんだで、eneloop 用の充電器は3つ目。1つ目は
240V 対応だけど単三電池2本までのもの、2つ目は4本充電できるけど、入力
電圧が 100~120V のもの。そして今回のは単三電池4本、100~240V 対応のもの。
こんなことだったら、高くても最初から良いものを買っておけば良かったと、
少し後悔。
■ 10/7
昨夜、このサーバに繋がらなかった。ネットワークの問題か、とうとうサーバが
壊れてしまったのか。そんな不安を抱えながら、今朝ほどサーバを見に行くと、
電源が切れている。問題は、サーバだった。とりあえず、電源を入れてみると、
何事もなかったように起動した。ただ、外部への接続がしばらくうまくいかな
かった。
問題は、何故電源が落ちてしまったか、である。ログを確認したり、ルータの
状況を確認したが、結局原因はわからず。一番困った状況。旅行中にこの状態に
なったら、手も足も出ない。予備サーバの準備でもしておこう。
■ 10/8
Dovecot v1.2.6 がリリースされた。v2.0 alpha1 は、1~2週間でリリースされる
らしい。v1.2.6 の大きな変更点は Unicode 5.2.0 に対応したこと。
Unicode 5.2.0 っていつ世に出たのか、調べてみたら今月1日に出たみたい。
http://www.unicode.org/versions/Unicode5.2.0/
6648文字追加したとか書いてあるけど、英語読めないのですぐに挫折。
■ 10/9
NetBSD の /var/log を見ると、例えば maillog の場合。
[toyota@mustafar]% ls -la /var/log/maillog*
-rw------- 1 root wheel 64 Oct 9 17:00 /var/log/maillog
-rw------- 1 root wheel 331 Oct 9 17:00 /var/log/maillog.0.gz
-rw------- 1 root wheel 4134 Oct 8 17:00 /var/log/maillog.1.gz
-rw------- 1 root wheel 409 Oct 7 17:00 /var/log/maillog.2.gz
-rw------- 1 root wheel 333 Oct 6 17:00 /var/log/maillog.3.gz
-rw------- 1 root wheel 332 Oct 5 17:00 /var/log/maillog.4.gz
-rw------- 1 root wheel 333 Oct 4 17:00 /var/log/maillog.5.gz
-rw------- 1 root wheel 398 Oct 3 17:00 /var/log/maillog.6.gz
どなたかが、1日1回7日分、圧縮して保存してくれている。これ、一体どこの
設定で行っているのか気になったので調べてみた。/etc なんかを眺めてみて、
わかったのは newsyslog.conf という設定があって、そのファイルを newsyslog
というプログラムが読み込んで、ログのローテーションと圧縮を行っている。
この newsyslog は、root の crontab で呼ばれており、
# rotate log files every hour, if necessary
0 * * * * /usr/bin/newsyslog
と、毎時実行されている。newsyslog.conf の設定は、maillog だと。
# logfilename [owner:group] mode ngen size when flags [/pidfile] [sigtype]
/var/log/maillog 600 7 * 24 Z
となっており、24時間ごとに圧縮してローテーションし、7つファイルを残す
設定になっていた。今メインで動いているメールサーバの設定では、1週間おきに
ローテーションし、さらに5つ以上に増えた場合は、
maillog.20091009.gz
のように日付を付けて、ディレクトリを分けて保存している。つまり、消すことは
していない。newsyslog だと、このような設定ができないみたいなので、今まで
使っているスクリプトを使って対応するしかないみたいである。ngen の値を 300
ぐらいにしたら、5年以上保存してくれるとは思うのだけど、
maillog.297.gz
というファイルがあってもなんだかなぁ、と思うし、毎週リネームされるのも、
負荷がかかるし。
■ 10/10
7日のサーバ突然ダウンの件で、急遽予備のメールサーバを起動できるように
構築中なのだけど、この予備のメールサーバは Yahoo の ADSL 配下に接続されて
いる。なので、OP25B の制限を受けるのだけど、これが Inbound 25 の場合は
大丈夫なのかテストしてみた。
[toyota@kamino]% telnet mustafar.tatsuyoshi.net 25
Trying 219.44.x.x...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
220 mustafar.tatsuyoshi.net ESMTP Postfix (NetBSD/SH)
大丈夫そうである。これで、メールを受けることはできる。あとは、外にメールを
投げられるようにしなければならない。何故外にメールを投げる必要があるかと
言うと、やたらとメールを転送をしているからである。これは、OP25B の制限を
受けるので Yahoo の smtp サーバ経由の必要がある。試しに、Yahoo BB 用の
smtp サーバを突っついてみた。
[toyota@mustafar]% telnet ybbsmtp.mail.yahoo.co.jp 25
Trying 124.83.155.242...
Connected to ybbsmtp.mail.yahoo.co.jp.
Escape character is '^]'.
220 ybbsmtp03.mail.ogk.yahoo.co.jp ESMTP
helo test
250 ybbsmtp03.mail.ogk.yahoo.co.jp
mail from: <toyota@tatsuyoshi.net>
521 mail not accepted from this domain
Connection closed by foreign host.
蹴られた。調べてみたら、SMTP-AUTH を使えば From で蹴られることはなくなる
みたいだけど、それでも From が。
Yahoo!メールアドレス(@yahoo.co.jp)
Yahoo! BBメールアドレス(@ybb.ne.jp)
追加メールアドレス(@ybb.ne.jp)
マイネームアドレス(@xxxxx.name)
セーフティーアドレス
登録済の外部メールアドレス
確認済の登録メールアドレス
という制限を受ける。From って書き方がちょっと曖昧で、envelope from なのか
気になるところだけど、その前にマイネームアドレス以下が意味不明なので、
調べてみた。
マイネームアドレスとは
セーフティーアドレスとは(=xxxx-xxxx@yahoo.co.jp)
外部メールを設定する(5つまで)
登録メールアドレスについて
全体的に、メール転送するのに使えない。というか、この際、envelope from を
全て登録済みの Yahoo BB メールアドレスにすれば、通る気がして。が、良く
考えたら、Yahoo BB でのメールアドレスを登録してない気がして。したのかも
しれないけど、全く覚えていない。Yahoo メールのアカウントでやってみた。
[toyota@mustafar]% telnet smtp.mail.yahoo.co.jp 25
Trying 203.216.227.209...
Connected to smtp.mail.yahoo.co.jp.
Escape character is '^]'.
220 smtp10.mail.tnz.yahoo.co.jp ESMTP
helo test
250 smtp10.mail.tnz.yahoo.co.jp
mail from: <実際のアカウント@yahoo.co.jp>
521 smtp.mail.yahoo.co.jp closing transmission channel. You must be pop-authent
icated before you can use this smtp server, and you must use your yahoo mail add
ress for the Sender/From field.
Connection closed by foreign host.
認証が必要みたい。SMTP-AUTH でやってみた。
[toyota@mustafar]% telnet smtp.mail.yahoo.co.jp 25
Trying 203.216.227.209...
Connected to smtp.mail.yahoo.co.jp.
Escape character is '^]'.
220 smtp12.mail.tnz.yahoo.co.jp ESMTP
ehlo test
250-smtp12.mail.tnz.yahoo.co.jp
250-AUTH LOGIN PLAIN XYMCOOKIE
250-PIPELINING
250 8BITMIME
auth login
334 VXNlcm5hbWU6
xxxxxxxx
334 UGFzc3dvcmQ6
xxxxxxxx
535 authorization failed (#5.7.0)
蹴られた。user 名を @yahoo.co.jp 付きでやってみても駄目。もちろん base64
エンコードしている。ブラウザで登録情報を確認してみたら、Yahoo! JAPAN ID は
あるが、Yahoo!メールアドレス は設定していなかった。多分、これが原因か。
なんか、面倒なので、Yahoo のメールアドレスを作成したくないんだよね。と、
言うかその前に Yahoo BB のアカウントを確認することに。
■ 10/11
久しぶりにネットワークなプログラムを眺めていて。なんか、エンディアンを
意識しないといけないし、ネットワーク周りの関数やヘッダファイルは OS が
変わるとがっつりと修正しないといけないし。途中からかなり面倒になってきた。
Linux だったら素直にコンパイルできて動くプログラムなので、一時的に Knoppix
あたりを使おうかな。そういえば、Knoppix に gcc って入ってたかな。
■ 10/12
ここのところ、頻繁に
Subject: You've received a postcard
From: "123greetings.com"
という virus メールがやってくる。virus の種類は不明だが、1日に20通とか
結構な数。送信元はバラバラなので、X-Mailer を見てみたら全て。
X-Mailer: Microsoft Outlook Express 6.00.2900.2180
だった。このバージョンの OE がターゲットで繁殖するものなのか、それとも
偽装しているのか、ちょっと判断できず。何か良いフィルタは無いものなのか、
考えてみたけど、思い浮かばないので、放置かな。
■ 10/13
Dovecot v2.0.alpha1 がリリースされた。v1.2 からの大きな変更点をみたけど、
そんなに変わってない印象。timo は自分のところで使い始めているらしいので、
それなりに動くとは思うけど、Some things left to do を見る限り alpha だなと
思ってしまう。とりあえず、NetBSD 環境ではコンパイルできた。
■ 10/14
なんだか、Apache のエラーログがやけに多い。見てみたら、ほとんどが ybr.jp
ドメインに対してのアクセス。あー、という感じ。
私管理ではないが、ybr.jp というドメインを今年の始めにとって、とりあえず
tatsuyoshi.net に向けていた。どこからもリンクされていないので、Google も
拾うことはなかろう、と思っていたら、そんなこともなく。tatsuyoshi.net でも
ybr.jp でも、どちらでも同じコンテンツが表示される状態だったので、そのうち
tatsuyoshi.net ではなく ybr.jp の結果の方が優先されてしまっていて。
で、7日に久しぶりに Apache の再起動ということになって、両方のドメインで
見られる設定が解除された。が、Google の検索結果は依然 ybr.jp の方が出て
いて、そのアクセスがエラーログの増大になっているようである。
ま、ほっとけばそのうち Google の結果に反映されるでしょう。
■ 10/15
knoppix に gcc が入っているようなので、ダウンロードした。が、ブランクの
CD がないことに気が付き、探すこと10分。ブランク CD は見つからなかったが、
knoppix 6.0 英語版の CD が見つかった。よし、ということで、これで起動。
起動はうまくいったけど、sshd が入ってないっぽい。find してみたけど、結局
みつからず。起動の度に apt-get するのも面倒だし。日本語版の 6.0.1 には
入っているかもしれないけど、ブランク CD がないので、どちらにしても駄目。
仕方なく、5.3.1 の DVD 版をダウンロードすることに。待つこと2時間、焼く
こと20分。この DVD で起動させて、sshd を探したら入っていた。もちろん、
gcc も入っていたので、やっと開発ができる。
■ 10/16
いきなり MPEG2-TS ファイル形式の話。なんだか、デジタル放送のおかげで、
TS 形式のファイルのページがかなり見つかるようになって、ありがたいっちゃ
ありがたい。
TS ファイルの動画の帯域をどうやって求めるのか
これがやりたいこと。とりあえず、ファイルの解析から入る。188 バイト毎に
ファイルを読み込み、チェックとして頭が 0x47 であることを確認する。が、
適当にダウンロードしてきた MPEG2-TS ファイルで、いきなり駄目な感じ。中を
見てみると、4バイト多い 192 バイト毎になっている。調べたところ、最近の
家電なんかでは先頭にタイムスタンプの 4 バイトを付加した Timestamped TS と
いう形式みたい。じゃ、ファイルの先頭を 200 バイトぐらい読んで、どちらの
形式か判断させる。長いのでエラーコードは削除したけど。
read(fd, fhead, 200);
if((fhead[0] == 0x47) && (fhead[188] == 0x47)){
format = TS;
} else if((fhead[4] == 0x47) && (fhead[196] == 0x47)){
format = TTS;
} else {
exit(1);
}
こんな感じ。これで、TTS(Timestamped TS) ファイルが読み込みできるように
なった。
次は、まだ良くわかっていないが、PES/PSI データを取り出す。TS パケットの
payload_unit_start_indicator が 1 になっていると、PES もしくは PSI データ
らしい。それが、どっちか、という判断がよくわからない。次の DATA 頭で、
0x000001 であれば、PES として良いものなのか。あ、4バイト目も 0x80 との
論理積の条件が追加できるかな。ちょっと自信がないな、明日にしよう。
■ 10/17
昨日の続きで。TS ファイルの読み込み部分が実際にはどうなっているのか、と
いうのを vlc のソースで確認することにした。が、思ったよりも複雑そうなので
もっとわかりやすそうな wireshark のソースで確認。adaptation field 確認後の
payload のサイズが3以上で、頭が 0x000001 だった場合、PES と判断している
みたい。つまり、payload_unit_start_indicator を見てないんだよね。TS の
読み込み部分は packet-mp2t.c なんだけど、PES の場合は、packet-mpeg-pes.c
に渡している。で、この packet-mpeg-pes.c は思ったよりも面倒そうな感じで、
いや、実際には面倒じゃないと思うんだけど、もっと楽に解析できると思って
いたんで。確かに、vlc でも ts.c 以外に pes.c を置いているので、別関数に
するぐらいのものなのだろうけど。もう少し、調査が必要みたい。
■ 10/18
16日の動画の帯域の件、結局私が混乱していたことがわかった。ストリームと
しての帯域と、動画としての帯域を、分けて考えないといけないみたい。実際、
真空波動研での表示は動画とオーディオとしての帯域が表示されるし、Wireshark
でもオーディオの帯域は TS とは関係なく出しているし。TS としては、帯域と
いうより、タイミングが大事のようである。
で、ちょっと違うことを調べていたら、ffmpeg に libavformat というものが
あって。これを使ったら、簡単に情報が取得できることが判明した。ただ、今の
開発環境である Knoppix にはライブラリが入っているけど、ヘッダファイルは
入っていなくて、別途ダウンロードしてこなくてはいけないみたい。今の環境
では、何かと面倒なので、今度別の環境で試してみようかと思う。
■ 10/19
EeePC 900A + puppy linux 4.2 のお話。この EeePC 900A は英語キーボード。
だから買ったとも言うのだけど。コマンドを打っていたら、バックスラッシュと
パイプ(\ と |)が出ないことに気がついた。GUI で色々と設定をみてみたけど、
良くわからなかったので、直接 /etc/X11/xorg.conf を見てみた。
Section "InputDevice"
Identifier "Keyboard0"
Driver "kbd"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "us" #xkeymap0
Option "XkbOptions" "ctrl:swapcaps"
EndSection
あー。XkbModel が jp106 になってる。レイアウトは us なので、他のキーは
影響を受けなかったみたい。jp106 を pc104 だかにすれば良いのだろうけど、
とりあえず、コメントアウトして、X の再起動してみたら、入力できるように
なった。問題なさそうなので、このまま使ってみる。
■ 10/20
Windows XP な PC では、hosts ファイルを、
127.0.0.1 localhost
127.0.0.1 www.google-analytics.com
な感じで、google analytics のアクセスを回避している。これは、ローカルに
あるファイルを読んでもアクセスしてしまうための回避なんだけど。で、この
設定を、Linux on EeePC の /etc/hosts に書こうと思ったが。同じ IP に対して
複数の指定ができるのか、不明だったので man hosts してみた。
IP_address canonical_hostname [aliases...]
とあって、複数の場合は、aliases で追加するという記述があるけど、複数行に
書いた場合の扱いについては書かれていなかった。実際にやってみる方が早そう
なので、やってみたら、特に問題もなく、大丈夫そう。
man hosts を見ると、元々の形式は RFC 952 らしく、この RFC は1985年制定
なので、世の中に DNS が出回る前、名前解決を /etc/hosts のみで行っていた
時代のものなのでしょう。RFC 952 の前は、RFC 810 で、さらに前は RFC 608 に
なり、さらに、RFC 606 が大元となる。この RFC 606 って、日付が1973年だよ。
私生まれてない。hosts ファイルって、今のほとんどの OS に残っているが、
そんな歴史があるもんだとは思わなかった。
■ 10/21
Puppy Linux on EeePC 901A の時刻が5分ほどずれている。ntpdate はないもの
かと探したが、入ってなかった。ntp 頭でコマンドを検索したら、netset という
コマンドを発見。/usr/local/bin にあるので、多分パッケージで入れたみたい。
使ったことがなかったので、叩いてみた。
# ntpset
Usage: /usr/local/bin/ntpset [-s] ntpserver
な感じ。オプションが不明だけど、ちょっと実行してみる。
# ntpset ntp.tatsuyoshi.net
Thu Oct 21 09:31:31 2009
# date
2009年 10月21日 水曜日 09:25:54 NZDT
時刻はとれたが、システムタイムに反映されてないみたい。多分、ここで -s を
つけるのかと思って、やってみた。
# ntpset -s ntp.tatsuyoshi.net
2009年 10月 21日 水曜日 00:33:37 UTC
# date
2009年 10月 21日 水曜日 13:33:48 NZDT
ntpset 後に画面が3秒ほど真っ黒になって、ちょっとびっくりしたが、すぐに
戻り、時刻も合った。見ればわかるけど、既にタイムゾーンは旅行先の NZDT に
していて、NZ は UTC +12 だけど、既にサマータイムなので、UTC +12 +1 になる
みたい。ntpset なんて初めて使ったけど、思ったより単純だったので助かった。
■ 10/22
昨日の続きで。再起動したら、時刻が日本時間になって、タイムゾーンが NZDT
というおかしな状態になった。どうやら bios の時刻が日本時間のままなのが
原因みたいで。確かめてみた。
# hwclock
2009年10月22日 10時13分52秒 -0.651062 seconds
# date
2009年 10月 22日 木曜日 10:13:59 NZDT
これで時刻を合わせてみる。
# ntpset -s ntp.tatsuyoshi.net
2009年 10月 22日 木曜日 01:14:37 UTC
# date
2009年 10月 22日 木曜日 14:14:46 NZDT
これで hwclock を実行。
# hwclock
2009年10月22日 10時15分16秒 -0.771639 seconds
やっぱり。これで同期させてみる。
# hwclock --systohc
# hwclock
2009年10月22日 14時16分03秒 -0.186699 seconds
ちゃんと合った。そもそもハードウェアクロックというか、cmos での時刻は、
タイムゾーンがないので、これをローカルタイムと扱うか、UTC として扱うかの
違いがある。現在の設定では、ローカルタイムとして扱っているみたいだけど、
UTC にしたら、タイムゾーンを変更したときに楽だなと思って少し調べてみた。
cmos 時刻を localtime として使うという定義は /etc/rc.d/rc.country の中の
#need to set Linux system time/date, from hardware clock...
hwclock --hctosys --localtime
#...--hctosys reads cmos clock to system.
#...--localtime means that cmos clock is set to local-time.
という部分で、ここを --localtime から --utc に変えれば良いみたい。と、
思って、試しに hwclock を --utc で実行してみた。
# date
2009年 10月 22日 木曜日 14:42:02 NZDT
# hwclock
2009年10月22日 14時42分05秒 -0.402149 seconds
# hwclock --localtime
2009年10月22日 14時42分11秒 -0.534864 seconds
# hwclock --utc
2009年10月23日 03時42分19秒 -0.139931 seconds
なーんか、おかしい。UTC は 01:42 のはずなのに。1時間ずれているならば、
サマータイムの関係かなと思うのだけど、2時間もずれているってどういうこと
だろう。なんて思ったら、日付が明日だった。13時間ずれているので、これは
cmos 時間が utc だと思った上での NZDT 表示で、ちゃんと合っている。私が
勘違いしただけみたい。
rc.country の --localtime を --utc に変えて、hwclock --systohc を実行する
ときに忘れずに --utc にすれば、cmos 時間は UTC で扱えるみたい。さっそく
やってみた。
# hwclock --utc --systohc
# vi /etc/rc.d/rc.country
bios 起動時に bios 時刻が UTC になっているのを確認して、puppy linux を
起動してみた。
# date
2009年 10月 22日 木曜日 14:57:16 NZDT
# hwclock --utc
2009年10月22日 14時57分20秒 -0.287122 seconds
# hwclock
2009年10月22日 14時57分27秒 -0.796253 seconds
# hwclock --localtime
2009年10月22日 01時57分36秒 -0.560455 seconds
大丈夫そう。それと、hwclock が utc という情報をどこかで持っているみたい。
ちょっと探してみたけど、/etc/adjtime の最後の行っぽい。とりあえず、時刻
ごときで時間を使ったけど解決。
■ 10/23
2台のサーバ、というか PC に IPv6 のアドレスを振って、通信テストをしようと
したのだが。通信できない。なんでだろー、と tcpdump してみてわかったのが、
ハブというか、ルータが悪いみたい。Yahoo BB の Trio3-G plus という機械を
通しているのだけど、中途半端にルータ機能が働き、IPv6 に対応してないので
ダメみたい。単純なハブだったら、多分大丈夫なのだけど、手元にないんだよね。
安い BB ルータならいっぱいあって、いつもそいつをハブ代わりに使ってるし。
ここは1つ、Auto-MDIX に任せて直結してしまうか。こんなとき、NIC が2つ
あると便利だな、と思う。
■ 10/24
お客さんにファイルを渡すことがあって。そのファイルの中身を、手元の cygwin
で見てみた。
$ tar tvfz test_20091023.tar.gz
drwxr-xr-x knoppix/knoppix 0 2009-10-23 20:07 test_20091023/
-rwxr-xr-x knoppix/knoppix 2370 2009-10-23 19:00 test_20091023/readme.txt
-rw-r--r-- knoppix/knoppix 31368 2009-10-23 19:00 test_20091023/test.c
-rw-r--r-- knoppix/knoppix 417 2009-10-23 19:00 test_20091023/Makefile
あ。ユーザ/グループが knpppix になってる。解凍したら、見えなくなるので、
全く問題はないのだけど、どう見ても knoppix で圧縮したな、ということが、
わかってしまう。なんか、カッコ悪かったな、と思った瞬間だった。
■ 10/25
世の中 Windows7 で盛り上がっているみたいで。ちょっと見てみたけど、一言で
言える特徴って何なのか、イマイチわからなかった。私の PC は 4G のメモリを
積んでいるわけじゃないので、Windows7 が特別魅力的なものには見えないし。
Vista の失敗があってか、各社は Windows7 押しできているみたいだけど、今
すぐに変えようとは思わないなぁ。この前、Knoppix 6 が意外と使えることに
気がついて、これでも十分じゃね?なんて思ったぐらいなんで、Windows には
あまり期待をしてないし、アプリケーションも web ベースが多くなったので、
OS の依存度も下がっているし。次に買う PC に入ってたら、使おうかな、ぐらい
だなぁ。
■ 10/26
ここのところ、knoppix の DVD 版 5.3.1 で開発なんかしているのだけど、急遽
web サーバにしなきゃいけなくて。Apache は入っているだろうと思ったけど、
1系と2系両方入っているみたい。バージョンを確認すると。
knoppix@Knoppix$ /usr/sbin/apache -v
Server version: Apache/1.3.34 (Debian)
Server built: Jan 18 2008 19:16:57
knoppix@Knoppix$ /usr/sbin/apache2 -v
Server version: Apache/2.2.8 (Debian)
Server built: Jan 17 2008 20:18:42
1.3.34 と 2.2.8 みたい。贅沢を言うと、2.0系も欲しかったけど、これだけでも
十分助かる。ありがたい。
■ 10/27
10日の続きで。予備のメールサーバを用意するのは難しいので、Google Apps で
対応しようかな、と。少し考えてみたけど、今あるメールアドレス分だけの数の
アカウントを作成しなきゃいけないし、それぞれの alias の設定も、1つ1つ
設定して、転送させなきゃいけないし。そりゃ、無理だよなぁ。旅先で DNS の
MX を変更するのさえ、良い気分がしないし。メールサーバが落ちたときは、もう
あきらめよう。
■ 10/28
明後日から行く旅行、持っていくのは、(Micro)SD 6枚と、USB メモリ2つ、
あとは EeePC 内蔵の SSD で賄おうかと。どのぐらいのペースでデジカメ写真を
撮るのか想像がつかないけど、そんなに田舎じゃなければ SD カードぐらいは
売っているでしょう、という楽観視もあって。とりあえず、データの消失だけは、
なんとか防ぎたい。
■ 10/29
予備機を2週間ぶりに Windows で立ち上げたら。AVG が反応した。
Trojan house BackDoor.Generic12.BOF
という Infection で、jword のファイルが問題みたい。ま、jword なんで、って
話もあるけど。ほっといて、何回も表示されるのが嫌だったので、ファイルを
削除しておいた。たまに、違うメッセージがでると、ちょっとドキドキするね。
■ 10/30
ということで、旅行に出かけます。
今年の更新は、もう無いです。
皆さん、良い年を。
|